4.0
嚆矢であるのは間違いない
色々と、物議を醸す内容もあったのは確か。しかし、この作品が出てこなければ、世に言うグルメなんとかとつくような、食についてあれこれ蘊蓄をたれる人々の様子は随分違ったものになっていたはずである。
特に後半辺りで思想信条的なことをやたら盛り込むところもあったが、食について語る上で文化や歴史や環境や、あらゆることについての姿勢を示すことは避けて通れなかったのだろう。色々と勉強になる、しかし頭から丸呑みしてはいけない、そんな作品。
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31702位 ?
色々と、物議を醸す内容もあったのは確か。しかし、この作品が出てこなければ、世に言うグルメなんとかとつくような、食についてあれこれ蘊蓄をたれる人々の様子は随分違ったものになっていたはずである。
特に後半辺りで思想信条的なことをやたら盛り込むところもあったが、食について語る上で文化や歴史や環境や、あらゆることについての姿勢を示すことは避けて通れなかったのだろう。色々と勉強になる、しかし頭から丸呑みしてはいけない、そんな作品。
王様の仕立て屋シリーズの一番最初のものです。ミケランジェロ・マリオの弟子、オリベがまだなんとなく青臭かったりしますが、そこはだんだんほぐれてくるということで。
圧倒的な西洋の男の装いの常識がこれでもかと展開します。そして、それらがいかに日本の男性において知られていないかも。この作品を読んでから、テレビでスーツを着ている人がいるとつい吊るしかオーダーか見極めようとしてしまうます。そしてチーフの形やら靴やら、ああチェックしないといけないところがいっぱいあるー!
バレエというのは、特に一般的なアジア人からみていけすかない芸術だったりする。どんなに運動神経がよくて、音感ばっちりで、カリスマ性があって、容姿端麗だったとしても、足の形1つで落伍者になってしまう。しかし、それほどに選ばれた人間によるパフォーマンスは、確かに悔しいほど美しい。
少年が、ダンサーであり息子でもあり学生でもある自分にまつわる、様々なことを引き受けながら成長していく。こんなに何かに熱くなれて、しかもそれをやるために生まれてきた素質満載であるならば、どんなに幸せなんだろう。しかし、それでもこんな尋常ではない努力が必要とあらば、バレエとは恐ろしい芸術だなあと思う。
ものすごくもったいない。
女優が主人公で、その才能が開花していく様を描いた作品といえばガラスの仮面が有名だが、あちらはどうしても昭和の匂いが漂ってしまうのに対し、こちらは今の若者が描かれていて、重厚さはないが読ませる話ではある。
しかし、この内容を、もっと画力のある人が描いたらどうだっただろうか、と考えてしまう。とにかく画の荒さが目について話に集中できない。残念だ。
どうしても旦那様がイケメンにみえない…。そして、ヒロインはめちゃくちゃかわいい。確かに、生活能力抜群のヒロインにこれだけの舞台があれば、めんどくさい旦那様は煩わしいだけかも。
無料で読める冒頭のエピソードは、この作品の中でも一番グロいというかエグい設定のお話で、ここを見てもこの作品の通常の雰囲気はちょっとつかめないかも…。全編通して美術や歴史に関する様々なストーリーが展開されます。以前全巻持っていましたが、売ってしまって後悔。
正直ワインがそれほど好きではなく、ナルシスティックな登場人物などは、ワインが好きな自分が好きなのね、と引いてしまったりもしましたが、日本人にとっては知らないことばかりのワインの常識が散りばめられていて、勉強にはなりました。
淡々と、でも幸せそうにごくごく当たり前のごはんをつくるキヨちゃん。舞妓さんにはなれなかったけど、こういうあったかいごはんを毎日毎日当たり前のように幸せそうに作れるのは、それも才能だと思う。
昔全巻揃えてました。ドラマも見ました。女の子が男子校に入るという、そりゃ無理だろ的な設定を、BL的風味を加味しつつぐんぐん読ませます。
ビアズリーの挿絵を初めて見たとき、ああこれは魔夜峰央だ、と思ったものです。実際にはもちろん魔夜峰央がビアズリーの影響をうけているのだけれど。いつ読んでも黒と白で表された美意識が眩しいです。
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美味しんぼ