1.0
30話までの感想
一度目の人生で、9歳で嫁がされた主人公。
幼い年齢で嫁がされ、主人公は実家を追い出されたと父や兄を恨みます。
さらに結婚相手の伯爵とは気持ちがすれ違ったまま何年も過ごします。
大人になり、主人公は寂しさから不倫に走ります。
そんな生活を送るなか、父も兄も夫もみんな戦死していきます。
でも本当は父や兄は主人公を溺愛していて、彼女にとって善かれと思い、伯爵家へ嫁がせているのです。
夫である伯爵も、主人公を大切に扱っています。
主人公を愛し、主人公のために動いてくれた人たちは次々と戦死していき、残ったのは主人公を利用するために近づいた不倫相手だけ。
その不倫相手も逃げ出し、屋敷を追い出され、貧しさと病に蝕まれ、30歳くらいで命を落とす主人公。
そして次に目覚めると18歳に戻っていて、人生をやり直せる、というストーリーです。
全ては主人公の性格の悪さ、被害妄想、激情的な性格だと感じるのですが、、、これをかわいそうな人生と思える方は、この作品を楽しく読めるんだと思います。
一応、二度目の人生では心を入れ替えて頑張る努力はしますが、個人的には傲慢な性格は変わらないなーと感じます。
ネタばらしになりますが、父や兄や夫は、第一皇子の派閥の人間です。
そこに謀反を企んでいるのが第二皇子です。
実は主人公の不倫相手は第二皇子の差し金だし、主人公を使って仲違いさせていたのも第二皇子の策略でした。
でも主人公が普通の性格ならこんなことにならないよね、、、と違和感を感じます。
韓国の作家さんということで、価値観や文化の違いがあるのは当然だと思いますが、この作品の評価の高さを見ると、不思議に感じてしまいます。
私もストーリーの構成はおもしろいと思ったから30話まで読み進めました。
でも主人公の性格に違和感を感じて途中離脱。
評価がわかれそうな作品だと思いましたが、高評価に偏るのは不思議だなと。
ちょうど同じタイミングで、「死に戻りの魔法学校生活」というマンガを読んでいて、同じような死んでから人生巻き戻すってストーリーなんですが。
日本の作家さんと韓国の作家さんで、こうも違うのかーと比較させられました。
自分の身勝手さのために生きる主人公と、愛する人のために生きる主人公、といった感じです。
ちょうど同じタイミングでこの2作を読んでしまったから、余計にこちらの作品は☆1以下だなと。。。
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結婚商売