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漫画の背景の事実
厳しい歴史を描くに当たって嫌悪感を抑制するためにリアルな人物描写を敢えて封じ2頭身のゆるキャラで描かれているのにもかかわらず現れて来るあの戦いの残酷さに、胸が詰まる思いをしながら読み進めています。現時点でアラフィフ以上の年代の人にとっては、夏になると必ず特集が組まれていた戦争についてのテレビ番組などを通じて、当たり前に聞いてきた「玉砕」という言葉の意味を、驚くことに現在のいわゆるZ世代の子供たちの多くは知らないのです。これで良いのだろうか?中国権益を狙う欧米が我が国をどのように戦いへと追い込んで行ったのか、そしてどのような経緯を経て敗戦へと至り何を犠牲にして平和が築き上げられてきたのか、子供たちに教えない国が、今後も繁栄して行くことは可能なのだろうか?物語から立ち昇る極限状態の下での人間性、何をよすがにすれば正気を保って行けるのか、色々なことを考えさせられる漫画です。学校におくべき。
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ペリリュー ─楽園のゲルニカ─