邪魔者認定した相手をすぐに消そうとする。リゼナ、貴女の悪い癖。そして正統な皇太子であるカーライルの座を奪い我が子を皇太子にするため画策してきたことが、当時は成功したように見えたが後々裏目に出て愛息を窮地に陥れてしまうという、リゼナを最も苦しめる結果となって返ってきた。自業自得とは当にこのことです。7年もの努力が無に帰して皇太子の立場を奪われたら、それも母親の悪事の所為で。その事実を知ったエドモンドが壊れてしまうのではないかと心配です。彼自身が悪童の描写がないので、罪人シオス侯爵の孫であることが罪、というのは酷な気がしました。皇帝がリゼナに引導を渡した場面、エリヤが事実をビシッと突き付けた場面にはスッキリしました。
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あなたの後悔なんて知りません
103話
第103話