そうなんだよねー、捨てなきゃとわかっていても「思い出」だから捨てられない。
そういう時は「写真を撮ってから捨てる」のがいいと読んでやってみたけど…やっぱり、写真じゃ違うんだよね。写真は「そのもの」じゃないから。
「もの」がいいんだよね、自分とは違って、古びても簡単には壊れない「もの」が存在することが支えにもなり、こうして障壁にもなり…
老いて視覚も聴覚も鈍ってくるからこそ、「さわれる」モノに固執してしまうのかもなぁ。
そしてそれを悲しみのあまり全否定しちゃう彼女と、過去も含めてすべてをまるっと肯定できる彼。「元」だけどね(笑)きっとこの距離がいいのかもね。
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不浄を拭うひと(分冊版)
087話
不浄を拭うひと(87)