3.0
えっ怖!?
1話のみの感想です。
狼男さんはいい、いい感じでまとまったから。あとデートの結果や彼女さんとの行く末にも期待。
なんだけど、「皮」!?かぶったのはいい、てかその皮どこからゲットしたの!?みんなの魔法で作っちゃったの?それとも「誰か」だったモノ?その女の子、どうしたのよ…?
と考えて怖くなってしまった。
「おもしろい」で済ませていいのか迷うところ。
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209位 ?
1話のみの感想です。
狼男さんはいい、いい感じでまとまったから。あとデートの結果や彼女さんとの行く末にも期待。
なんだけど、「皮」!?かぶったのはいい、てかその皮どこからゲットしたの!?みんなの魔法で作っちゃったの?それとも「誰か」だったモノ?その女の子、どうしたのよ…?
と考えて怖くなってしまった。
「おもしろい」で済ませていいのか迷うところ。
短いのは仕方ないのかなと。
でも絵が繊細でキレイ。ヒロインの儚げだが一緒にいると心安らぐ雰囲気が、しっかり表現されてて良かった。
でも個人的にはこの物語の一番の肝は、ヒーローの痛切な表情だと思う。シビれる。
あとはまぁ単なる欲望ですが、ぜひこの作者様と絵師さんに掘り下げて膨らませてもらいたいです。もちろんこの雰囲気はキープで。
・二人の馴れ初め(惚れるキッカケとなるエピソードが複数あるでしょ絶対)
・ヒロインはなぜ「あなたがいい」と言ってもらってたのにもう一人の公爵令嬢に惚れてると思い込んでいたのか(単に周りの人の陰口のせい?)
・なんでヒーローは、いかにも政略結婚ですみたいな冷淡な態度を取り続けていたのか(ずっと好きだったのに)
・三年半にも及ぶヒーローの戦い、特に精神面(だって気が気じゃないでしょ、延命の魔法が呪いに負けて彼女が本当に亡くなってしまうのではないかと)
・もう一人の公爵令嬢がどういう背景から凶行に走ったのか(ただの嫉妬にしてはやることがオオゴト)
きっと他にもいろいろ思いついて妄想する読者さんがいるはず!いますよね?
それだけ雰囲気のある作品でした。
笑う。とにかく笑っちゃった。
その人独自の「好き」が炸裂してて、でも他人の「好き」を決して否定しない。むしろ他人の「好き」も好きになって、「好き」どうしで繋がりを持ってもっと世界が広がって、そしたらさらに自分の「好き」も好きになる…
いや何書いてるかわかんないかもですが、マジでそういう平和な世界。
誰も否定しない、誰も比べたりしない、誰も裁かない、だから嫉妬とか悔しいとか負の感情が全然ない。ひたすら楽しい。
もちろんそういう嗜好についていけない人もいるんだけど、そういう人も「まぁあなたたちが楽しいなら」と愛あるスルーをしてくれて、そういう人こそマジで尊いなと痛感。
そう、個人的に一番いいと思ったのは、そんな「好き」を詰め込んだアンドロイドを作っても決してリアルな人への愛を蔑ろにしてないところ。
たぶん普通の人は(私も含めて)自分の「好き」を詰め込んだ、何でもお手伝いしてくれるアンドロイドなんか作ったら絶対それ一筋になっちゃうと思うんだよね。で、身近な配偶者や恋人を勝手に比べて蔑んだり失望したり軽んじたり、おざなりにされた相手に見限られたり…
でもこの作品の人たちは決してそうじゃないんだよね。互いの「好き」を尊重し、それがなくとも「理解しろ」と無理強いはしないし蔑ろにもしない。「業の深い貴腐人」さんも、夫のことめっちゃ大事にしてると思う。
オタクの生態を描きつつ、分かる分かると笑いつつ、なんか人間そのもの(特に性癖!)についても考えさせられる、オモシロ作品だと思う。長く見たいな。
ぶっちゃけ、無料分だけだとヒロインの人となりが分かりません。
無料分はほぼ全話、ヒロインの周りがどんだけヤベー連中ばかりだったかを見せつけて終わりです。
無料分の最後の方でようやくヒーローが現れ、ヒーローから見たヒロインの様子が描写されますが…
男にせよ女にせよ、こういう「無表情」なキャラを描くのは至難の業だと思います。そういうキャラを魅力的に描けている漫画は必ずセリフのないシーン(ちょっとした動作だけとか、余白(空気感)があるとか)があり、そこで本心をのぞかせたり弱さを見せたり人間味を感じさせたりしますが、今のところそれがない。一応ヒーローがフォロー入れてますが、描写が追いついてないように感じました。カラーだったらまた違ったんだろうか…?
とにかく、ヒロインがただお家を維持するためのロボットと化していて、全くと言っていいほど人間味がない(または描写が足りない)。逆にこれじゃあクズ王子も恐怖心しか抱けないだろうなーと思っちゃいました。いやクズには間違いないんだけど、同類の漫画ではどこかしらにヒロインの愛情表現がちゃんとあるのに全っ然ないので、周りがいくらゲスいクズい連中ばかりでもヒロインに感情移入しにくかったです。
強いて同情できるとしたら、あの管財人さんかなー。
無料分が少なすぎて手が出ない人、私もそうだったのでよく分かりますが、ちょっとでも興味が湧いたなら一気買いして一気読みすることをお勧めします。
一話二話で語れるような、判断できるような話ではないので。
そしてスカッともしません、全くもって。
むしろ「悪」が一人勝ち。
でも何をもって「悪」とするか、判断は分かれるかもです。
この後味をできるだけ多くの人に味わってほしい。
私がまず思ったのは、彼女のような人間こそ「天使」とか「悪魔」とか、人外の存在のモデルになったんじゃないか、ということ。ずっとずっと昔から今に至るまで人類の歴史に時々現れて、人の人生を引っ掻き回す、人なんだけど人じゃない存在。
で、こういう人に振り回されてぶち壊される人がいる一方で、救われ、心酔し崇拝する人もいる。「ルミンの何が悪いか(良いか)分からない」「彼女はただ自分に正直なだけ」という人もいるだろうし、ラストに出てきた「私生活などどうでもいい」というセリフも「あり」だろう。
でも私はやっぱり、全てを知った上でなおあのセリフを吐ける人に、ルミン以上の嫌悪感を覚えた。即絶縁するレベルだが、きっとああいう態度というか「切り分け」「割り切り」ができる人が、どんな状況でも生きていける強い人なんだろうなぁ。
そんな感じで、自分の感情や価値観を揺さぶられるポイントを図るのにも、いい作品かもです。
まぁヒーローのヤバさは置いといて、というか、それは慣れる。だってどんなに意地悪しても、本当にヒロインが嫌だと言えば引っ込むもの。
(だってあれだけ追い詰めて結婚に持ち込んだくせに、未だ処女を守らせてあげてるってのが、ねぇ…)
正直言ってヒロインの妹の方がヤバすぎ。
これはホントにねじくれた感想だけど、ヒーローの強引さよりも、妹や父親、それに使用人といったヒロインの「家族」たちの、あまりに弱さにイラっとした。
「強くなければ生きられない、優しくなければ生きる資格はない」とかいうなんかの有名なセリフがあるけど、ヒロインの家族はホントに「強さ」がない。本来ならとっくに断絶しているところを、ヒロインの聡明さや度胸で生きながらえている感じ。
でもそれを申し訳なく思いつつも何一つ報いようとしない。妹に至っては完全に恩を仇で返している。
で、ヒロインもそれを叱りもせず許しちゃう。
家族や使用人たちをまるっと背負わされ、彼ら彼女らの人生の責任まで背負わされていることに、もっと言えば搾取されていることに、無自覚。
あの「家族」に、本当にヒロインを愛している人なんかいたんだろうか?
彼女を慕っているっぽい使用人の男もただつきまとっているだけで、ヒロインを守るどころか当て馬にすらなれていない(少なくとも無料分の範囲では。もしこの先彼がヒロインを攫って逃げるなら見直すけども)。
だからこそ、不愉快なほどに強引で身勝手に見えるあのヒーローが、実はヒロインには一番必要なんだと納得いった。そうでなければあの、真綿で首を絞めるような心地よい地獄から彼女を救えない。
九死に一生を得たところで無料分はおしまいだけど、ポイントに余裕がある時に続きを追いかけたい。
いやもう面白い!
並外れた武力と自信、観察眼や審美眼にも優れ、ともすると傲岸不遜にも見える(だが超絶カッコいい)「見た目が」かわいいお姫様と、孤独で賢く、大切なもののためなら自らの身を犠牲にすることも厭わない覚悟がありかつ「中身が」超絶かわいい王子様。
ちょっと意味不明な表現で申し訳ない(汗)
どっちも「ちゃんと強い」っていうのがいいのよ。
俺様ハイスペイケメンがウブな小娘にどういうわけかベタ惚れして、惚れられてからだんだん頑張って強くなる、でもやっぱり弱々で守られて…っていうトロい(失礼!)展開じゃないのがね。
そして婚約破棄などの「逆転」から始まらなくても、ちゃんと良い者どうし、互いの不足を補える者どうしめぐり逢える!というのが意外と新鮮だった。
さらに絵。素晴らしい。細部まで拡大せずにはいられない美麗さ。噛ませ犬でさえきちんと描かれていて、これはいくら技術があっても、時間も気力もかかるだろうなぁと勝手に想像してしまった。
なので、更新ずっと待ちますから、どうか作者さん最後まで描き切ってくださいますようお願いします!
オネエ言葉でラブが溢れる、でも鋼の理性な異形頭ラズさん(ヒーロー)、ツンデレでお人好しでラズさんに惚気られてぶちキレるクマさん…電車の中で読んでて、クマさんのキレっぷりに同情しつつも笑いを堪えるのが大変でした。
とにかくキャラが立っている。個性的。というか、異形頭とかニンゲン問わずみんな芯が一本通っていて、ブレない。そこがたぶん一番魅力的なのかな。
そしてギャグパートとバトルシーンのギャップたるや…特にイイトコロを邪魔された男性陣の怒りの凄まじさよ笑
たまたまポイントを余らせていたため一気読みしましたが、確かに高いと言えば相当高い。125ポイントでしたっけ、初めて見ましたよ。
でも良い作品です。損はしません。むしろ中途半端な設定やCG効果で誤魔化している実は雑な絵、無駄に引き延ばしまくりなストーリーに課金させられるくらいなら、この絵とストーリー、このクオリティにこれくらいは支払われて然るべきかと思います。
しっかりとした設定のシンデレラストーリーが読みたい方にお勧めです。
ざまぁ!な展開にスカッとしたい人には、ちょっと読みにくいかも。
なぜかと言うと、頭空っぽな王太子のヤラカシがどーでもよくなるくらい重いストーリーだったからです。「自分の悪いところばかり似てしまった」脳みそお花畑息子を持ってしまった父王の心を思うと、本当にかわいそうになりました。まぁでも、ある意味ヤツがまんまと乗せられて傀儡になったおかげで黒幕のボロが出て、10年越しの、命懸けの復讐が達成できたとも言えなくもないが…
とは言え、ようやく真相を知ったバカ息子、「本当なら自分が一緒に断罪していたはずだったのに」とどこまでも見当違いな後悔をしてばかり。いやーこれじゃいくら完璧な淑女を王妃(たぶん共同統治者)に据えても無駄だったでしょうね。
また、新たに婚約した皇太子がマリアベルを口説いたりかばったりする際のセリフがいちいちカッコいいし、日頃自分を犠牲にしがちな人には考えさせられると思います。
王国と帝国と共和国の関係、その三国をつなぐ古代王国の謎についても伏線がバンバン張られているので、普通のファンタジーとしても充分に読み応えあり。
今のところ悪役な共和国ですが、そちらはそちらで、恐らくは国を良くするために動いていそうなので(いろいろワルっぽいこと言ってはいるが、本来の目的は私利私欲のためではなさそう)、どう決着をつけていくか楽しみです。
ファンタジー世界だけど素材採取というところがいい。バトルだけで生活はやっぱり難しいよね、素材集めや生活に密着した魔法(風呂屋のクリーンは笑った)の方が、需要ありそうだよね…と納得感がある。だから、世界設定や素材の説明が苦にならず、むしろ「RPGゲームに映ってないところで、みんなどう生活してるんだろう?」というのが気になる人にはお勧めできる。
文字多いの鬱陶しい、スカッとしたい!という人には向かないかと。
それでも評価を低めにしたのは、登場人物があまりにいい人ばかりだから。
もちろんケンカ売ってくる人もいるが、無料分を読む限り、いい人率があり得ないほど高すぎる。
にもかかわらず、「神様」たちはこの世界を変えたくていろいろイジってきたという。そして奥の手みたいな感じで主人公を半ば強制的に送り込んだ。
…矛盾してない?
この世界を、そこまでして変える必要性が感じられないから。
神様たちが実は戦乱を巻き起こして焦土にしようとしているとかでもないと、いくら楽しんでいるからって、主人公の扱いがあまりに悲惨じゃないだろうか。
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片白の医端者