怖いトモダチ
- タップ
- スクロール
あらすじ
合言葉は「みんなで幸せになろう」。人気エッセイスト・中井ルミンが主宰するオンラインサロンには彼女を慕う大勢のファンが集まる。子どもの学校の担任との不和、義理の姉との確執、悩みに寄り添ってくれるルミンは尊敬できて、魅力的な存在。だけど何か違和感がある…。ルミンがブログに綴るのは、中学時代の同級生のSちゃんとの思い出。酪農家の娘Sちゃんは同級生から「牛の糞臭い」とからかわれ不登校になり、そんな同級生たちをルミンが嗜め、彼女の発案でSちゃんに手紙を渡し学校に来るようになったという話。そのブログをたまたま目にした旧友がいた。「このブログ…うそばっかり。だって沙世ちゃんあの次の日、自殺未遂を起こしたのに…」。サロンのメンバー、同級生や元夫、仕事仲間、ルミンをめぐる様々な人の思惑と言い分が交錯するミステリーコミックエッセイ。彼女は「いい人」? それとも「悪魔」? 本当のことを言っているのは一体誰なのか―――!?
- 一話ずつ読む
- 一巻ずつ読む
入荷お知らせ設定
?機能について入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。
みんなのレビュー
-
これを具現化して下さった事に感謝
こういう怖い人いますね。
頭が良くて話も上手でカリスマ性があってファンの様な取り巻きがいる、でも一部の被害を受けた事のある人からはめちゃくちゃ評判が悪い。
被害を訴えたらなぜかこちらが悪者になる、、
周りの人に分かってもらえない、、そういう経験がある人からしてみたらこれをよくぞ具現化してくれたいう思いでいっぱいです。
こうゆう方に出会った時には闘わずにどうか逃げてください。
私から言える一番のアドバイスです。by さかなっとう- 17
-
5.0
めちゃくちゃ面白い!
怖い友達って、誰のこと?と思いながら読み始めたら、あっ!この人の事だと気が付き、本当に怖いと思いました。
自分はなんの苦労もしていない。
人のアイデアを奪っておいて、自分が盗作されたと、周りに信じ込ませたり。
自分がイジメのきっかけを作ったのに、私だけはあなたの味方だよ!と偽善ぶったり。
やり方が上手いから、当事者以外は気が付かない。
この怖い友達がどういう結末を迎えるのか?
読んでいて、めちゃくちゃ楽しみです。by ピコlove- 7
-
4.0
40秒で支度しな!
先に言っておくが、このレビューの中で「こういう人間」という言い方を何度か使うし、その説明を私はしない。
人格に病名みたいなものをつけて安易にカテゴリ化するのが私は嫌いだし、かといって、「こういう人間」を的確に説明するのは難しすぎる。
その難しすぎることを、この漫画はとても誠実に精密にやっている。
しかも、きちんと楽しめる漫画作品としてのフォーマットに落とし込んだ上で、だ。
それが、とにかく凄い。
そういうわけで、どんな人間なのかは作品を読んでみてほしい。
一読の価値はある。
私は「こういう人間」がほとんど誰よりも嫌いだ。
「ほとんど」と書いたのは、もっと嫌いな人間がいるからだ。
それは、「こういう人間」に盲目的に追従する人間たちである。
本作に即して言えば、ルミン本人よりも、その信奉者たちの方がよりタチが悪いし、気味が悪いし、言いようのない嫌悪感を私は覚える。
邪悪な神は恐ろしいが、もっと恐ろしいのは、その狂信者たちである。
狂信者たちは、たとえこの漫画を読んだところで、「あれ?私が信じているのはもしかして…」とすら疑わない。
それが狂信者というものなのだ。
私たちが講じることの出来る唯一の策は、「こういう人間」およびその狂信者たちと関わらずに生きてゆくことだけである。
可及的速やかに逃げるがいい。
そういうわけで、40秒で支度しな!by roka- 6
-
5.0
全話読みました
読みやすくてどんどん引き込まれるあらすじ。
幸い自分の周りには、こういう自己愛性パーソナリティ障害の人はいないと思ってますが、もしかしていてもたまたま被害に合ってないだけかもしれないなと思いました。
最後はすっきりすると思いきや、ちょっとショックな展開でしたが、こういうタイプの人間は向上心や粘り強いところがあってカリスマ性もあるから、逆に現実的だとも思いました。
小説の方も気になります。by ライオン7- 1
-
4.0
いるいる
怖いです、こういう人。多くの人は気付かない気付けない、本質が恐ろしい人間。限定的な状況下では本性を表す(怒りをあらわにし相手を罵倒する)という事はルミンはある程度意識的に相手を陥れているのでしょう。
少し話はズレてしまいますが、私は一時期ある人に精神的に依存され不満、不安の吐け口となり、受け止め切ったところで自分が体調を崩しました。
ルミン程の恐ろしさは無く、その人には私を利用している意識も無かったと思いますが、その人が未だに私に関わろうとしてくるのは私にとっては恐怖で、その怖さが少し重なりました。by ニックネームはナシ- 1
同じ作家の作品
Loading
関連する作品
Loading
みんなが読んでるおすすめコミック
最近チェックした作品
>Loading
5.0