かの有名な「二度刺す」の場面を見たくなったので、その前後と合わせて購入させていただきました。
-
0
7540位 ?
かの有名な「二度刺す」の場面を見たくなったので、その前後と合わせて購入させていただきました。
これが、かの有名な「狂気の沙汰ほど面白い…!」の場面なのか。
昔にボケてのお題で見た画像って、ここが元ネタだったのか。
こうして振り返ってみると、予想外の事がわかって逆に新鮮な気持ちになる。
そういえば今年の秋に公開が予定されている「天使の涙(エンジェルダスト)」は槇村秀幸が殺された核心に迫るというあらすじだけど、このエピソードを映画化という事でもないみたいだしどんなお話になるんだろう?
私としては大物界の小物でしかなかった早乙女がぶっ潰されてスカッとしたけど、勇君からしたらこんな雑魚のせいで一家が壊されたという事実に悔しさを抱いてしまいますよね。
とはいえあいつのそういう面を頭では理解していたからこそ、あえて百々ちゃんや木下ちゃんへの義理を通す事にした侠気に惚れました。
というか、私の推理は二重の意味で大外れだったのね。彼が餌食の安心感を利用して騙せる事も即時の判断力がある事もちゃんと見ていたのに、あれこれ心配していた私が馬鹿みたいです。
まあそんな所も好きですし、自分で自分にお預けした過去編への興味が更に湧いて来たからむしろありがたい位です。
ああもう、やっぱりステゴロってのはお互いが泥臭いのがイイのよね。
場違いだけど今回のお話は、背中どころか尾骨からの震えが気持ち良くってクセになっちゃいそうです。
仁君が愛ちゃんにその場を任せてまでセコンドをしてくれたお陰で改めて理解したけど、早乙女は実力はあるけど一条を除いてイエスマンしか侍らせなかった所が小物なのよね。
だからこそ勇君が大将首を討ち取りさえすれば、一気に決着となるから瞬き厳禁ですね。
こういうラスボス直前の武人ってベタな展開だけど、だからこそ途轍もなく胸が熱くなりますね。
愛ちゃんが駆け付け内村と南原が義理人情に応える展開とただでさえ見応えがあるのに、最後のコマで勇君がまるで聖者のイコンを彷彿とさせる表情をしていて目を見張りました。
牽制としても決定打としても名高いトラースキックを、足元の悪い状況下でありながら高威力で繰り出せる仁君はとんでもない人です。
賭博黙示録カイジ
200話
撃滅