そりゃあ私だってとある小説(あちらは行動と意図の、それぞれが逆だけども)で、血の繋がりがある兄と妹がという状況におぞましさを感じたからプッチの神父としての正義も分かります。
分かるがしかし、だからといって出会ってしまっていた相手と考え出した目的には絶対に悪いと言ってしまいたくなるのです。
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そりゃあ私だってとある小説(あちらは行動と意図の、それぞれが逆だけども)で、血の繋がりがある兄と妹がという状況におぞましさを感じたからプッチの神父としての正義も分かります。
分かるがしかし、だからといって出会ってしまっていた相手と考え出した目的には絶対に悪いと言ってしまいたくなるのです。
なんで第8部ではなく第9部に出たのかと考えたけども、もしかしてある小説で露伴先生が「第四部? かんがえてるさ。それどころか、第九部までストーリーはできあがっている」という台詞を言ったからか?
誰もがご存知の情報ですが原作者がとあるイタリア料理店に足を運んだ際に、下働きをしている方とちょっぴり交流しました。
先生のファンでもある若者は自分の店を持つのが目標だと語り、それに対して荒木先生は見通しの甘い事は言わずそれでも激励してくれました。
今では夢を叶えており、しかもこの話からあやかりタイトルである「イタリア料理を食べに行こう」を屋号として掲げてます。
さらには作中の献立を、完全予約制ではありますがコースにしてくれているそうです。
事実は小説よりも奇なりとはいいますが、仗助君にとっての憧れな不良少年とリーゼントみたいな巡り合いだったのかなと思いました。
まあ細かく言い出すと何故そういう憧憬を抱いたのかという事情まで書かなくてはいけなくなりそうですが、そこは作者の裏話やらなんやらにあたるので私がつまびらかにするよりも自発的に調べてくれた方がとっても嬉しいです。
これは雑学ですがトマトは荒涼としたアンデス高原から、世界中に広まりました。
ただし当初は毒の実という迷信があり、それこそ餓死寸前の人が食べた事をきっかけに料理の食材としても広まったのです。
誰もが知っている事を書き込むのは野暮なのだと思いますが露伴先生が読者はもちろん荒木先生からも好かれてるのは、悪い意味だけでなく良い意味でもエゴイストな性格をしてくれているだからなのですよね。
罪として簡単にくくって良い事柄じゃあないし、なんにも悪くないペルラの事を思うとプッチ神父の絶望は計り知れないとは思う。
でもその後にやろうと決めた行動には、少なくとも悪いと断言が出来ます。
そういえば動かないシリーズがアニメ化された際に、四本の内で三本が原作の一巻に掲載されている話なのですよね。
そして「岸辺露伴 グッチへ行く」にはナンバリングが無いので割愛すると単行本には、四話分のエピソードがあります。
その中で除外されたのはこの「密漁海岸」なのですがあの敬礼や喫煙を黒塗りでありながら描写したアニメスタッフといえども、密漁という違法行為を隠しながら表現するのが難しかったのかなと考えてしまいました。
それに関して不満は無いですし、むしろ「ザ・ラン」に登場する橋本陽馬の肉体美と狂気を三割り増しに表現してくださったのはとてもありがたく思っております。
それでもつい思ってしまうのは、第4部に出ている人物が直接の登場をするこの回を観てみたかったという我儘なのです。
今更だけど密漁海岸でも、あのヘアバンドを装備したままで海に潜っていた(厳密には、そのつもりは無くトニオさんを助けるためだけどね)な露伴先生。
この作品が好き過ぎて、とあるゲーム作品で名前を拝借したのですよね。
まあ件の作中だと時代が幕末だったり敵の城主を担当した声優さんが、こちらでは主人公の一人である下忍を演じていたりとファンからしたら心外なのかもしれませんが。
まあ私の好みと我儘はともかく藤田和日郎先生の特徴である忍者とからくりにジュビロスマイルが詰まっている短編なので、買っておいて損の無い漫画となっております。
あとこれは見かけた情報なのですが「からくりサーカス」の鳴海は、初期のプロットだと苗字が眦だったそうです。
実物を読んだ事はおろか画像で見かけた事すら全く無いのですが、どうやらジャンプ本誌そのものには承太郎の幽波紋に対してその正体はジョナサン・ジョースターではないかみたいな意味合いの煽り文と共に掲載をされていたらしいですね。
その噂が本当だとして何故そんな齟齬が発生したのかを考えてみたのですが、その③(1)の最後らへんとその③(2)の最初らへんで喋っている姿から出た発想なのかなと感じました。
ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャン
131話
ヘビー・ウェザー その⑤