ここでの行動が後に「ゴールデンハート/ゴールデンリング」で、重要な鍵になるんですよね。この小説は「恥知らずのパープル・ヘイズ」とは違いあまり人気が無かったりそもそも知られていなかったり(何故かしら?)けれども、大量の人を死に至らしめる事が出来るパープル・ヘイズが敵に回った際にどれだけ恐ろしいかという描写とか綱渡りをしてでもジョルノへの敬意とブチャラティへの恩義に報いろうとする姿とかフーゴの怒りと知性に爽やかな言動とか読み応えたっぷりあるから私は好き。何より荒木先生のアイデアから書かれた物語でもあるので、読んだ事が無い人はもったいないんじゃあないかな?話が逸れましたが、改めて原作を見てみると裏切りを描きたくなくなったという気持ちが分かる気がします。あんなやり取りをしたのに実はスパイでしたなんて事になっていたら、確かに読む側も暗い気持ちになっちゃいますよね。それでは
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ジョジョの奇妙な冒険 第5部~PARTE5 黄金の風~
046話
マン・イン・ザ・ミラーとパープル・ヘイズ その⑦