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ああもう、やっぱりステゴロってのはお互いが泥臭いのがイイのよね。
場違いだけど今回のお話は、背中どころか尾骨からの震えが気持ち良くってクセになっちゃいそうです。
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ああもう、やっぱりステゴロってのはお互いが泥臭いのがイイのよね。
場違いだけど今回のお話は、背中どころか尾骨からの震えが気持ち良くってクセになっちゃいそうです。
仁君が愛ちゃんにその場を任せてまでセコンドをしてくれたお陰で改めて理解したけど、早乙女は実力はあるけど一条を除いてイエスマンしか侍らせなかった所が小物なのよね。
だからこそ勇君が大将首を討ち取りさえすれば、一気に決着となるから瞬き厳禁ですね。
こういうラスボス直前の武人ってベタな展開だけど、だからこそ途轍もなく胸が熱くなりますね。
愛ちゃんが駆け付け内村と南原が義理人情に応える展開とただでさえ見応えがあるのに、最後のコマで勇君がまるで聖者のイコンを彷彿とさせる表情をしていて目を見張りました。
牽制としても決定打としても名高いトラースキックを、足元の悪い状況下でありながら高威力で繰り出せる仁君はとんでもない人です。
戦いは数とは言うものの、雷様にこんなシャバい奴らじゃものの数じゃないよね。
仁君がギリギリ間に合ったので良かったけど、こうしてみると想像していたよりもずっと紙一重な時間で事が進んでいるのね。
早乙女の耄碌親父は若手で女性だからといって油断しているみたいだけど、そういうやり口が通じるのは金に汚いか困っている人達だけってのを経験した事が無いのかしらね?
愛ちゃんって黒目がちの童顔だから大人しそうに見えるけど、無刀取りどころか本当に相手から刃物を取り上げる事が可能な位に白兵戦が出来るのね。
読破したので購入していた分を見返してみたけど、もしも内村と南原の二人をコマに選んでなかったり近江君と出会えなかったりしたらどうなっていたのかしらね?
復讐の毒鼓
089話
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