1.0
最後まで読ませてもらいました。
が、うーん……。
ブサ猫になっているあたりが一番の面白さピークで、あとは元帥とマリーのやり取りがイマイチ萌え切らないまま、一読者として蚊帳の外。
マリーの外見が変わってしまったのが一番のマイナスポイント。
眼鏡女子とぽっちゃり女子は全否定なんだな、と。
眼鏡女子でも可愛く、ぽっちゃり女子でも可愛く描けてそれで元帥とハッピーエンドならともかく。
マリーの内面が前向きになったのと同時になぜか痩せてなぜか眼鏡がなくても見えて。
マリーが卑屈だったのは太っていて眼鏡をかけていたから、みたいな印象。
卑屈で自己肯定感が低いのは外見のせいでなく、内面のせいとして欲しかった。
つまり、無用な外見キラキラでした、私には。
そんな都合よく痩せないし、都合よく視力は上がらない。
ファンタジーとはいえ、昭和のルッキズムが出ていて令和にこれを見せられると、本当に萌えないなぁと最後まで読んで思ってしまいました。
結局、妹やバカ王子が言っていた通り、見た目が重要ってだけのオチ。
マリーの外見変えてしまっては、妹やバカ王子を肯定することになるのになぁと残念。
これなら最初からマリーがスレンダー美女に描かれてれば良かったのに。
-
0
ブサ猫に変えられた気弱令嬢ですが、最恐の軍人公爵に拾われて気絶寸前です【分冊版】(コミック)