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マイペースな高校生ヤクザのグルメ漫画。
今にもドンパチしそうな殺伐とした空気の中でも、頭の中は常に『今晩の献立何にしよう…』。
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389位 ?
マイペースな高校生ヤクザのグルメ漫画。
今にもドンパチしそうな殺伐とした空気の中でも、頭の中は常に『今晩の献立何にしよう…』。
これはもう解説いらず!
動物(特にウロコ系)、メカを描かせたら右に出るものはいないでしょう。今時のバトル漫画にある、涙を誘うような繊細なシーンはほぼ泣く、痛快なアドベンチャー漫画です。
あ、でも大人になってから2箇所泣ける部分が出てきました。
当時、りぼんの中でも異彩を放っていましたね。
小学生のころは、正直オトナ過ぎてあまり好きでは無かったのですが、今読み返してみても色あせることなく、すごいと思います。
矢沢さんの作品は主人公より脇のクール女子(ここではリサ)のほうが魅力的に見えます。
ちんちくりんな体型が妙にエロい!
そんで大好きな彼女と初めて結ばれるのが車の中て!漫画ではなかなか無いのでは?
異性とぶつかると動物(干支)に化けてしまう呪いを背負った草摩家と、ごくごく平凡な貧乏女子高生とのファンタジー…になるんですかね?
個人的には魔法とか変身とかがあるとダメなのですが、この作品はそういう部分を越えているので読めました。
平凡とは書きましたが、とにかく主人公・透ちゃんの心が清くて清くて…当時学生の私は彼女を真似て丁寧な言葉遣い、所作を試みるも1日と持たず、そのまま成長した私は、ただただ自分の人生の汚さを勝手に悲観するのでありました…。
雪が溶けたら春になる--使わせていただきます。
これは人生のバイブルだと思っています。
主人公親子はもちろんのこと、周りの脇役、ひいては一回こっきりの出番のキャラクターまでもがとても魅力的に描かれています。一話完結が安定し、主人公親子に関わる老若男女がその回での主人公となり、メリハリがあって面白いです(作者さんは『脇役と僕』なんて皮肉を言われて嫌だったみたいですが…)。
そういうスタイル故に、歳を重ねて読み返すたびに、感じるポイントが変わってきたり、スルーしてた言葉の意味がわかってきたりなど、自身の成長も再確認させてくれる、手放したく無い作品です。
6巻くらいまでは画力がガチャガチャしていてちょっと読みづらいのですが、途中から安定して読みやすくなっていきます。義姉に貸してなかなか読み進まないみたいなのですが、たぶんそこまでたどり着けていないのだと思われます。
女子高生(バイト)と冴えない店長のお話。
初めから主人公は店長スキスキなのですが、そのクールな風貌に加え親子ほどの年齢差、さらに店長の自虐のトリプルでその想いはなかなか伝わらず…。
もどかしいのですが、それもまた心地良いというか。雨のシーンにも同じ印象を受け受けます。
1月にアニメ化されます。楽しみ。
話題にならなくてよいので、丁寧に実写映画化されないかなぁと思ってしまいます。読んでいるといつもなぜか店長は堤真一さんで脳内再生されます。
三十路OLと小学生男子という、マンガでなかなか無い掛け合わせのお話。お互いにお互いを必要とするこの感情はなんなのか、このまま丁寧に創り上げていただけたら、たぶんラストは泣いてしまうだろうなと思います。
現在3巻まで出ていて、ここへきてかなりの急展開に驚き。
基本的にはファンタジーとかホラーとかそんなに入り込めないタイプで、鬼とか死神とかが出てきちゃうと冷めてしまうのですが、これはまだ読めています。
原作、作画二分されているだけあって、絵は安定したタッチで子どもだらけの舞台でもキャラクター分けもしっかりされていて読みやすいです。
見せ場も要所要所あって飽きさせずに読ませてくれるので良いのですが、そのテンポに既視感があったり…?
原作は湊かなえ先生ということでひねりがありましたが、キーパーソンとなる肉まんちゃん、及び出てくる登場人物全体的にそこまで魅力的に描かれておらず、そこまで入り込めないまま終わってしまい、残念でした。
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