4.0
絵が綺麗で面白い
生贄になる巫女が、神を信じていない男を頼って逃げ出します。この手の話にありがちな、ヒロインが卑屈だったり愚図愚図したところがありません。前向きで、意志が強く、世間知らずですが何でも楽しんでいます。何というか、男にとっても助けがいのあるヒロインではないでしょうか。
絵もきれいだし、テンポもよくて、読みやすいです。
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1310位 ?
生贄になる巫女が、神を信じていない男を頼って逃げ出します。この手の話にありがちな、ヒロインが卑屈だったり愚図愚図したところがありません。前向きで、意志が強く、世間知らずですが何でも楽しんでいます。何というか、男にとっても助けがいのあるヒロインではないでしょうか。
絵もきれいだし、テンポもよくて、読みやすいです。
ヒロインの相手の男の口が汚い。高校生の頃ならともかく、大人になってもあの口の聞き方をする男は碌な男じゃないでしょ。こういうのをカッコイイと思う若い子向けの話でしょうか。
お嬢様が政略結婚したら相手と恋に落ちる(多分)というよくある物語です。
ヒロインのお嬢様は親の会社の為だけど、相手はなんだって結婚を受け入れたんだろう?だいたいこのヒロインは半年で離婚ときめつけてるけど、相手とは合意してないよね?「親の決めた相手で誰でもいいから結婚した。お互い好きにしよう」と言ってる男をはそもそも離婚は想定してないよ。面倒くさいもん。
ヒロインが自立してなくて、お嬢様だなあと思います。料理が好きとかいっても、アルバイト程度でやめて親の会社で数年働き、結婚したらまたアルバイトはじめて離婚したら料理の道に進みたい、、、などととぼけたことを言っています。いや、じゃあなんで働きながら料理学校いって調理師の免許とるとかしなかった?結婚して旦那のお金で生活できるようになって暇になったから思いついたんでしょ。
結局、親の言う通りのお金持ちに嫁ぐのがベストだったお嬢様の物語です。
没落した家族の令嬢が、男爵家の使用人となり、男爵の娘に変わって望まぬ結婚をさせられる、とまあよくある話といえばよくある話です。嫁ぎ相手が噂の違ってイケメンで大切にされるというテンプレです。
ただ、この手の話だと嫁ぐ前に家で暴力を含む虐待をされていたり、物置に閉じ込められていたり、使用人にまで嫌がらせをされていたりと、なんでそこまで?みたいなことが多いけれど、この話はそれがなかったのがよかったです。男爵夫人とその長女は意地悪でしたが、末娘は可愛く慕っているし、使用人仲間とは楽しくやっているし、街の人達も親切です。
生贄として嫁ぐことになった際も、男爵は頭を下げて頼んできたし、まあ残された家族の面倒はちゃんと見てくれるでしょう。
ヒロインも、いじけたところがなくお嬢様らしいしっかり者で、見ていてイライラすることがありません。
小説の中の悪役令嬢に転生するというよくあるストーリーです。コメディ仕立てでテンポもいいので楽しめましたが、まあそれだけ。
出だしは完全に「少女コゼット」(レ・ミゼラブル)ですね。
貧民街住むヒロインが実は貴族の不倫でできた子供で、跡取りを探しているというので男装して乗り込みます。
いやいやいやいや、まずこの母親の家を突き止められたんだから、そこに女の子しかいなかったことくらいわかったでしょう。いきなり「僕は跡取りのジルベールだ」とか本人が言ったらそれ信じて跡取りとして育てるわけ?母親は病気だし、本当の子かどうかもわからないでしょう。DNA鑑定もないんだから、もう少しお金かけて生まれた頃からの足取りとか調べないのか?
ヒロインが父親のことを突き止めて、計画を練って息子として近付いたんならまだわかるけど、迎えがきたから咄嗟に息子ですって嘘ついて、すんなり受け入れられるという意味がわからない。絵本みたいな稚拙なストーリーです。
こうして漫画で読むと嫌な人達だなあと思うけれど、実際には周囲も自分もこわなふうに過ごしてることが多い。誰とも群れないで初瀬さんみたいになりたいなあ。
こういう人が私生活では素敵な旦那さんがいたりしたらもっと面白いんだけど。なかなかそこまでの男がイないってことかな。
悪い噂のある結婚相手に、ヒロインが身代わりで嫁がされたら、噂と違うイケメンで溺愛されるってよくある話なんだけど、なんでみんな結婚相手のことちゃんと調べないの?
それだけ金のある者同士の結婚なんだから普通相手のこと調べるよね?噂話だけじゃなくて。
だいたいなんで死神とかいわれている男の次々と結婚相手が送り込まれてくるんだ。それでみんな死んだことにして別の相手のとこに嫁いでるけど、どこの家庭もそんな訳アリ令嬢がいるわけ?みんながみんな死んだふりをしてまで実家に戻りたくないの?なんかもう、設定がわけがわからない。
家族に虐げられて、婚約者の王にも見捨てられたヒロインが魔王に憑かれた公爵と結婚して愛されるという、色々な部分であるあるの話です。
ヒロイン産んだせいで母親が死んだから家族に疎んじられるってよくあるけど、ネグレクトならわかるけどここまで明確に虐待するかなあ?そんな素敵な女性が母親だった割には残された家族が単純に性格が悪過ぎない?どういう夫婦だったんだろ。
で、公爵、魔物に取り憑かれている割には社交的です。辺境に引き籠もってたまにしか王城に来ない、みたいなことはなく、パーティーなんかにもマメに顔をだします。毎晩魔王に取り憑かれてるのになんでこんなフットワーク軽いんだ。よく今まで隠し通してきたな。
そして光の乙女とやら。身分の低い踊り子の壮大な詐欺です。ついには王子を騙してその婚約者の地位につきました。騙される王子も貴族たちもアホ過ぎるでしょ。ちょっと身元調べればわかることだし、当人も隠す気があるの?というくらい日々遊び歩いてますよ。なんでみんな光の乙女だと信じてるんだろ?
ヒロインが辺境に嫁いでから王都の瘴気が増えたとかいってるから、多分ヒロインが本当の光の乙女何でしょうけど、なんかな、無料分でもうエピソードにツッコミどころが多すぎてもういいかなと思ってしまいます。
現代日本にいるOLが事故死した瞬間にゲームの中の世界に転生してしまうという話です。
このヒロイン、いち早く状況を理解し、何のためらいもなく転生を受け入れ、すばやく対処します。何なんだコノ適応力。以前も転生した事があるとしか思えない素早さです。
ゲーム内で悪役だったヒロインが断罪されるシーンからのスタートですが、なぜこの人断罪されたの?というくらい、いい人エピソード満載です。孤児を引き取って世話してる悪役キャラだったの?両親にもしっかり愛されており、ゲームの主人公に「ちょっと嫌味を言ったくらい」だとか。屋敷に帰れば思いやりのある優しき令嬢で、なんでこんなにいい人設定なんだ。
まあ転生したヒロインが現代の知識を活かして活躍するって話を描きたかったんだろうけど、だったらわざわざ悪役にしなくていいのに。
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神の目が届かぬ場所でキスをして