2.0
テンポが悪い
レビューを読んで「捨てられた妻に〜」と同じ作家さんだと気が付きました。
なるほど。主人公が無表情なのと性格が良くないのが同じです。まあ罠にはめられたヒロインが復讐する話なので、別にヒロインの性格がよくなくてもいいんですが。なんというか、無表情で受け身なのでいろんな嫌がらせをうけて、最後に嫌味を言いまくって反撃終了、みたいなモヤモヤがのこる展開が続きます。テンポもスローだし、気が滅入る話ですね。
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610位 ?
レビューを読んで「捨てられた妻に〜」と同じ作家さんだと気が付きました。
なるほど。主人公が無表情なのと性格が良くないのが同じです。まあ罠にはめられたヒロインが復讐する話なので、別にヒロインの性格がよくなくてもいいんですが。なんというか、無表情で受け身なのでいろんな嫌がらせをうけて、最後に嫌味を言いまくって反撃終了、みたいなモヤモヤがのこる展開が続きます。テンポもスローだし、気が滅入る話ですね。
継母と義理の妹にいじめられたヒロインが辺境の地に嫁がされ、旦那に愛されて復活を遂げるというあるあるの物語です。このヒロインの持つ魔法の力がバラのお花というなんともファンタジーな物語。
もうね、「血の伯爵」とか「冷血公爵」とかが未開の地やら辺境の地やらにいたら、それはもうみんなイケメンなんですよ。噂話に左右されやすい庶民たちの間でなんでこの「イケメン」という部分だけが噂にならないのか。
継母のイジメはあからさまで宮中でも噂になるのにボンクラな父親である王様は気が付きません。まあお伽噺でも父親って影は薄いもんですね。
絵はきれいだしテンポもよいので無料分は読み続けますが、特筆できることはないかなあ。
無料分のみです。元旦那に虐待され自我を失っていた主人公が侯爵に助けられ(恐らく幼馴染)候爵夫人となり徐々に自分を取り戻すシンデレラストーリーです。
で、ヒロインがだんだん無口ながら自分を取り戻したら、なかなかの性格の悪さが現れてきました。高慢ちきでヒロインを見下す令嬢が登場しますが、それまでは何も言わなかったのに旦那がでてきた瞬間さんざんに嫌味を言い返して復讐します。
結局、男に虐げられていたヒロインが別の男の力を借りてのし上がるというだけの話です。
こういう自称「さばさば女」いるよねー、と思ったのは最初だけ。だんだん頭のおかしい女ってだけになってるし、周りの評価もそもそも「ヤバイ奴」。仕事も極端にできないし、企画の盗作に至ってはさばさばも何も関係なくない?
「王子より頭が良いといけないので、馬鹿のふりをしていた」婚約者が、馬鹿だからとふられたところからスタートします。
このヒロインが王子の仕事を手伝っていたので、婚約を破棄したら仕事がまわりません。そもそも王子の婚約者ってだけでそんな仕事手伝うもんなの?という突っ込みは置いておいて、バカのふりをしながら仕事するってどうやって?大臣たちはバカと思いながら王子の仕事回してたの?この国バカしかいないの?
発想は面白いのですが早々にストーリーが破綻しています。
美人で優しいヒロインが義母と妹に虐げられ、婚約者を奪われて追放されるというあるあるの展開と、悲劇の死を迎えたヒロインが死ぬ前にループして復讐するというこれまたあるあるの展開の合せ技です。
ちょっと珍しいのは、追放先でより好条件の男性に見初められるという展開でなく、このヒロインは自分の力で立て直し、元婚約者の目を覚まさせるというところですね。
ただまあ展開が無理矢理過ぎるというか単純過ぎるというか。義理の妹の性格が悪い上に馬鹿過ぎるので、それに従う王様や他の貴族も馬鹿揃いにみえます。ヒロインも自分がハメられて処刑までされているのに、何度もこの悪女の稚拙な罠に引っかかります。みんないい加減に学んで気をつけたら?とイライラしてきます。
メインキャラ以外の脇役は設定も適当なら絵も適当で、誰が味方で敵だかわかりません。
婚約者の王子は完全に1人で、視察に行く時も他国に交渉に行く時もと護衛もつけてないんだけど、この国大丈夫?交渉の時の資料をメイドに持たせるなんて国ある?せめて小姓くらいつけてあげてと思います。
国を守る聖女であり王子の婚約者だったが、本物の聖女を名乗る女が現れ王子に婚約を破棄され国を出るという実にあるあるの話です。
その聖女物の中でも実に展開が雑。偽聖女は全く聖女の能力がないし、アホ王子も別に騙されているわけでもなく、聖女なんて必要ないと思っている。
ヒロインが婚約破棄された瞬間、帝国皇太子が「実はあなたが好きでした」と告白。そんな馬鹿な。あのアホな王子に振られてラッキーって展開です。
ヒロインが婚約者を他の女に取られ、傷心のところ次にもっといい男が現れて幸せになるという実にありふれたご都合主義全開のストーリーです。
ただ、ヒロインをふる王太子が無神経だけれど悪人ではない、ヒロインを一応大事に思っているところや、王太子の恋人が世間知らずの平民なだけで悪女ではないところが他の話と異なります。なにより主人公が、努力家で教養が高く、周囲にもそれを認められている完璧な女性で、しかも意志をはっきり言える強さもあり、読んでてイライラすることが少ないです。
生まれつき何かの才能があるとか美人とかだけでなく、あくまでも本人の意志と努力でヒロインが愛されるのが個人的には好みです。
無料分を読んだだけではなんでこんなに評価が高いのかさっぱりわかりませんでした。
ヒロインの家にはメイドがいないのか、舞踏会にいく髪もセットも自分でやるからボサボサ(せめて妹とおたがいにやるくらいすればいいのに)唯一の使用人なのか下男がヒロインの世話をして寝室にまで入ってきます。そういうだらしない家だから、妹も男性関係にだらしないのは当然でしょう。
公爵も性格が悪く、無意味に嫌がらせで絡んでくる。厳しいとか無愛想というだけでなく、わざわざ嫌味を言ってくるような男だから絶対に人望はないでしょう。
登場人物全員に魅力もリアリティもない。これ以上読む気にはなれません。
自分が死んだ瞬間、数年前に戻って、自分を裏切った(というかこれから裏切る)夫と浮気相手に復讐するという展開です。
夫と友人はわかりやすくクズだし、義父母は絵に書いたような嫌味夫婦で、主人公は「メガネを外すと美人」で、イケメンのクールな上司が実は想いを寄せている、というご都合主義のオンパレードですが、物語上はそれほど破綻もなく、復讐も完了します。
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ロマンスは復讐のあとで