STK_09さんの投稿一覧

投稿
48
いいね獲得
151
評価5 40% 19
評価4 23% 11
評価3 17% 8
評価2 15% 7
評価1 6% 3
31 - 40件目/全46件
  1. 評価:5.000 5.0

    秀逸なコミカライズ

    原作も読んだが、原作小説では地の文でしか書かれていない事をうまく台詞や流れに落とし込んだり、サラッと流された部分をドラマティックに肉付けしたりするのがが非常にうまい。特に最終盤の盛り上がりの場面は、絵のおかげで原作の何倍も感動できるシーンになっている。原作しか読んでない人には、この部分だけでも課金して読んでもらいたいくらい。
    本当の意味で漫画の上手い漫画家さんだと思う。
    ただ、分類はTLにしておかないと、少女漫画のつもりで読んでいたらいきなり濃厚なHシーンが出てきてびっくりする人が沢山出てくるのでは。

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    よく見る魔王じゃない

    タイトルのせいであまり期待せずに読み始めたが、ヒロイン・アビゲイルの設定が他に見ない感じで面白い。
    「前世が魔王」だけなら思い当たる作品が幾つもあるが、他作品でよく出てくるような妖艶な美女タイプの魔王ではない。
    そもそも人間の形をしておらず、大量の手や足があり、知性があるかどうかも定かではなく、もちろん世界征服を企むこともなく、ただただ森の奥で食っちゃ寝してただけの謎の生き物である。要するに、人間が勝手に魔王と呼んだだけのUMA。そんなものが前世のヒロイン。新しい。
    人間に生まれ変わった後も、ろくに教育を施されず放置されたせいで、メンタルが魔王時代から全く変わっておらず、それがこの物語をなんとも面白くしている。
    そんなヒロインを理解し、丸ごと受け止めて大事に愛するヒーロー・ジェラルドの懐の深さもすごい。
    コミカライズを担当した漫画家さんが作品とベストマッチしており、コメディ描写が秀逸で定期的に笑わせに来るので公共の場で読むと危険。
    キュンと笑いの中に仄かに差し込まれるシリアスのバランスが絶妙な秀作。

    • 1
  3. 評価:3.000 3.0

    ヒーローが反省するまでが長い

    ネタバレ レビューを表示する

    いわゆる後悔男系ではあるのだが、ヒロインのアリアデリンが夫に愛想を尽かした後も、定期的に錯乱状態になる度に過去の記憶に引きずられて「愛してる」などと口走ってしまうせいで、妻を虐げていた夫はいつまでも愛されていると思い込み、その幻の愛情に胡坐をかいてモラハラ三昧。
    とっくに(ヒーローのせいで)離縁した妻を所有物のように扱い、偉そうに指図して支配下に置く。
    一番ヒロインを虐げていたのは自分のくせに、そんな事は忘れたような顔でヒロインを傷つけようとする人間を批判する様は厚顔無恥を通り越して滑稽ですらある。
    ヒロインは当然、そんな夫に愛情も何もないのだが、その内心が一向に夫に伝わらないせいで、いつまでも調子に乗ったヒーローのモラハラ行為を見せつけられるのがとにかくストレス。
    ヒーローが出てくるたびに「お前が言うな」「自分が妻に何したか覚えてないの?」と突っ込みまくる羽目になる。
    最終的には自分の愚かさを自覚して反省するターンが来るのだが、そこまでが長い。それまで耐えられるかどうかがすべて。

    • 2
  4. 評価:5.000 5.0

    ギャップ×ギャップ

    ネタバレ レビューを表示する

    帝国一の遊び人と言われているヒーローは実は純情DT、帝国一の悪女と言われているヒロインは歯に衣着せずズバズバものを言っているだけで誠実かつ真面目。
    そんな評判と内面が乖離しすぎている二人の、前世も交えた壮大な恋愛物語。かわいいヒーロー×かっこいいヒロインが好きな読者にはハマりすぎる作品。
    それだけにとどまらず、ヒーローのレイヴンは美形なのにかわいい、かわいいのに強い、強いのにヘタレ、ヘタレなのに有能…と属性のデパートみたいな男だし、最初はイケメン系サバサバ美女だと思われたエステレラは前世の辛い記憶を引きずる尽くし系の繊細ヒロインだしと、ヒーロー・ヒロインともにいくつ引き出し持ってるの!?と言いたくなるくらい次から次へと出てくるギャップラッシュに打ち抜かれっぱなし。
    全く崩れない美しい作画も相まって、恋愛系縦読み漫画としては近年稀にみるトップクラスの良作。

    • 3
  5. 評価:4.000 4.0

    狂犬がワンちゃんに

    野性味のあるヒーローというのは最近の流行の一つだと思いますが、この話のヒーロー・ケレスは、その中でも頭一つ抜けている。タイトルの「狂犬」は看板に偽りなし、比喩抜きで油断するとこっちが命を失うレベル。
    そんな手の付けられない狂犬ケレスを貴公子に育て上げるのがヒロインのディアリンに課せられた役目だが、明らかに途中から方向性がズレている。
    ケレスは貴公子ではなく、ディアリンだけに懐くかわいいワンちゃんになってしまいました、という話。
    守銭奴のディアリンと、元狂犬・今忠犬のケレスのコミカルなやり取りに差し挟まれるキュンを楽しむ作品だが、途中で作画が変わってしまうのが残念。
    新しい作画の方が悪いわけではないのだが、あのギャグ描写はやっぱり元作画ありきの面白さだったのだなと思ってしまう。

    • 1
  6. 評価:5.000 5.0

    動物を描くのがうまい

    ビジュアルについて言っているレビューがありますが、ヒーローもヒロインも人型・動物型の二つの形態を持ち、その動物をイメージしたキャラクターデザインなので、そこを考慮せずに文句をつけるのはいささか理不尽ではと感じます。
    子供がメインで出てくるのに子供が描けない、バトルシーンが出てくるのにバトルが描けない…などの作画家さんが非常に多い中、この作品の作画担当の方は、動物を描くのが非常にうまく、それだけでも満点つけられる(特にヒーローが変身する狼がモフモフででっかくて大変かわいい、もっと狼形態を出してほしい)。また、武侠ものの経験もある方なので、バトルシーンも上手です。
    ヒーローは優秀な王子なのにまさしくワンコのようにヒロインを溺愛するし、ヒロインも精神的に強靭でへこたれないのでストレスが溜まらない。
    設定をうまく使った良作だと思うので、低評価レビューに惑わされず読んでほしい作品。

    • 1
  7. 評価:3.000 3.0

    ざまぁを楽しみたい人向け

    不幸の中で人生終了した主人公が過去に回帰してやり直すといういつものアレだが、この作品は他の作品以上に、いわゆる「ざまぁ」に特化している。
    続々と登場する悪辣な敵役達に息つく暇もなく仕掛けられる陰謀の数々を、聡明なヒーローヒロインカップルがばったばったと切り捨てていく、ストレスゼロの親切設計なので、そういったものを求めている人にとってはこの上なく爽快。
    ストーリー的には凡百だが、とにかくざまぁの回数が半端ないので、スッキリしたい時に読むといいかもしれない。

    • 2
  8. 評価:5.000 5.0

    拗らせ男の究極形

    ネタバレ レビューを表示する

    好きなのに好きな気持ちを素直に表現できない拗らせ男というのはもはや一種の雛形となった感さえあるが、この作品のヒーロー、デミアンは、その究極形とさえ言える。
    とにかくこのデミアン、プライド(作品的に言うと品格)が高すぎて、自分から愛を乞う行為が一切できない。ただ素直に愛を囁いて求婚すればそれで全てが丸くおさまるというのに、それができないので、高い地位と有り余る財力にものを言わせて相手を追いつめ、自分を頼らざるを得ない状況に持ち込み手に入れるという手に出る。
    好きな気持ちの裏返しなんて言葉では到底容認できないヒロインへの暴言、嫌味、嗜虐的な行為の数々に心が折れそうになる読者は多いだろう。実際「デミアンは実はクロエに首ったけ」というネタバレ情報を知らなければ読み進められない人はかなり多そう。
    挙句の果てに、『クロエの好感度を稼ぐために彼女に犯罪の濡れ衣を着せた上で救い出す自作自演』という、誰がどう見てもそれはやっちゃダメだろ……という最低最悪な作戦を決行し、一時的にラブラブになれたはいいものの案の定クロエにバレて捨てられる。
    どう考えても100%自業自得だが、そこからのデミアンの狂いっぷり、そこまでしてもクロエを諦めない粘り強さと執着心が、おそらく本作の最大の見どころ。
    あれだけのクズ行為を見せつけながらも、最終的にはデミアン、頑張れよ…という気持ちにさせてしまうあたりが、なんだかんだ大した男である。

    • 2
  9. 評価:5.000 5.0

    作画、内容ともに良質

    最初から最後まで作画が崩れず美しく、「すべては推しのため」というヒロインのスタンスがブレないので安定して読み進められる。
    ヒーローは精神的に脆い面もあるが、(おそらく)愛するもののためなら力を発揮できるタイプなので、ヒロインに落ちてからは有能ムーブを見せてくれて安心。

    • 0
  10. 評価:4.000 4.0

    エタッてる

    ハリポタ+足長おじさん÷2という感じの話で、ヒーローは有能でイケメン、ヒロインは前向きで真っ直ぐと、どちらにも好感が持てるし、二人の関係の進展具合も気になるのだが、休載になってかなり経つのに音沙汰なし。
    このまま再開する事はなさそうなのが残念。

    • 0

設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています