1.0
設定倒れ、絵もクセがある
ヒーローもヒロインも優秀という設定だが、やっている事を見ていると全くそうは見えない。
ヒロインの解決手段は大抵暴力だし、ヒーローの皇帝はそれに輪をかけてひどく、なんでもかんでもヒロインにやらせて自分は何もしない。最初のうちはヒロインが信用できるか確かめるためという名目があったが、いつまで経ってもヒロインだけに働かせて自分は後ろで偉そうにふんぞり返っているだけなので、この皇帝はなんのためにいるんだ、ちょっとは仕事しろ、と苛々してしまう。回帰前の記憶でも失敗ばかりしているし、これで有能設定は無理がある。
どっちもクール系の外見で常にスンッ顔、偉そうにドヤるのがお得意なので一見デキるように見せているだけで、中身はただの脳筋キャラ。
回帰系の作品では「回帰前と性格が別人レベルに変わりすぎでは?そんなにデキる設定なら回帰前はなぜそんな愚かな行動ばかりしていたの?」と突っ込みたくなる事が多々あるが、この作品のヒロインはその典型的なパターン。自分の復讐に他人を巻き込む事も躊躇しないので、正直クズさでは復讐相手の家族らと大差ないように感じる。
絵柄も、好みの問題と言ってしまえばそれまでだが、今風の絵ではない。昭和とまでは言わないが、平成初期の作品で見かけるような絵だなと感じてしまった。
総じてパワープレイで他人を圧倒する中二系が好きな人向け。
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お求めいただいた暴君陛下の悪女です(コミック)