STK_09さんの投稿一覧

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1 - 10件目/全50件
  1. 評価:5.000 5.0

    NEW
    一度読んだら一生忘れられない作品

    平和な日本で平凡に生きてきた日本人、奥村英二。
    IQ200の天才児でありギャングのリーダー、アッシュ・リンクス。
    そんな、どの角度から見ても交わるところのまるでない二人の少年の出会いから物語は始まり、彼らとその仲間達は、徐々に国を蝕む巨大な陰謀に巻き込まれていくのだが、その中心でストーリーの支柱となるのが、アッシュと英二の関係。
    序盤のうちは、頭脳にも身体能力にも優れたアッシュが一行を牽引し、英二はそのお荷物になっているだけの状態に見えるが、そうではない。
    優れた容姿と能力を持って生まれたせいで、他者から搾取され続け、傷つけられ続けてきたアッシュの心を、ただ一人、英二だけが癒し、救う事ができた。英二と出会った事で、アッシュの人生は間違いなく変わったのだ。
    だからこそアッシュは他の何よりも、それこそ自身の命よりも英二を大切にし、守ろうとする。
    アッシュと英二の、友情とも家族愛とも恋情とも違う、しかしその全てを含んだかのような形容のしようのない無償の愛は、どんな言葉でも言い表す事が困難だ。
    最後まで読了した時、読者はきっと、ラストシーンのアッシュはどんな気持ちでいたのか?彼の人生は幸せなものだったのか?を延々と考え続けてしまうことだろう。アッシュは答えのない問いを読者に投げかけていった。
    これだけ数多くの漫画が溢れた日本でも、読者の心に爪痕を残す作品は数少ないが、『BANANA FISH』は間違いなく、そうした名作の中の一つである。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    NEW
    さすがの名作

    少年漫画の名作というと、知名度の関係でどうしてもジャンプ系作品の名前が数多く挙がりがちな中で、燦然と輝くサンデー系の傑作。
    原作・作画ともに実力については折り紙つきの作家タッグだけに間違いない。
    少年漫画らしい仲間との友情に加えて、敵味方に存在するプロフェッショナル軍人、巨大企業の陰謀やSF要素など、このタッグの得意とする要素が今作もてんこ盛り。
    個性的なキャラクター描写もさすがの一言。
    血沸き肉躍る見せ方も巧みで飽きさせない。
    初めて読んだのは中学生の頃で、推しキャラの死に泣いたものだが、それでも漫画の面白さで最後まで飽きずに読めてしまう名作。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    NEW
    ファンタジー+戦記

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    「よくある設定を、他とは違う味付けで料理する」作品が好きなので楽しめた。
    タイトルにもある通り、美しいエルフの国が野蛮なオークの国に侵略されるというのはファンタジー系エロ漫画の鉄板中の鉄板みたいな内容だが、そこを逆手に取った、実はオークが良い奴であるという、いわゆる奇を衒った設定の話も、なろう系の台頭以降わりと目にするようになった。
    そんな中でも、戦記物としての側面を強く押し出したのがこの作品。
    そこに、理知的で聡明な転生者たるオークの王と、同族を殲滅された美しき黒エルフの女戦士の情愛が彩りを添えている。
    WW1前夜の欧州とファンタジー世界を融合させたような世界観は、『幼女戦記』あたりを既読の読者には馴染やすそう。
    漫画版で語られるのはまだ先になるだろうが、個人的に、白エルフがなぜあんな選民思想とレイシズムの塊のような種族になってしまったのかという理由付けに唸らされる。

    • 0
  4. 評価:4.000 4.0

    NEW
    良コミカライズ

    前世の記憶で破滅の未来を知ったヒロインが、それを避ける為に行動する、というよくある導入ではあるが、コミカライズ作家さんの手腕のおかげで飽きずに読める良作に仕上がっている。
    規格外の戦闘能力を持ちながらもとにかく不器用で圧倒的に言葉が足りないヒーロー・レオニードが面白すぎて、何度も笑ってしまった。
    ヒロインのエリザベスも真っ直ぐな善人なので好感が持てる。
    他作品だと「ざまぁ」されて終わりそうな、ヒロインを追放した王子カップルの造形も、余所とは一味違う味付けでなかなか面白い。
    完結済だが最後までダレずに楽しく読めた良作。

    • 0
  5. 評価:1.000 1.0

    良くも悪くも出オチ

    暴の力で解決するヒロイン新しい!…という触れこみなのかもしれないが、これだけ令嬢モノが世に溢れてしまうと、残念ながら、それほど珍しいネタでもない。有名どころでも幾つも思い当たるし、小説投稿サイトを覗けばいくらでも類似の作品が出てくる程度の一発ネタ。
    そしてその出オチ部分を除いて評価すると、正直なところ、見るべきところはあまりないと言わざるを得ない。
    なんでもぶん殴って解決しようとする人間を魅力的だとは感じられないし、ストーリーも凝っているとは言い難く、同じようなパターンの繰り返し。
    他作品との差別化を狙ったのかはわからないが、誇張が過ぎる描写も荒唐無稽すぎてもはやギャグ。
    「ステゴロヒロイン」以外に売りと言えるものがなく、長々と引っ張れるようなネタでもない。
    一話で自分を侮辱した人間をぶん殴ってスカッとしたところでサクッと終わらせるのが、一番評価を高いままにできたのではないかと思う。

    • 2
  6. 評価:4.000 4.0

    同系統の作品の中ではかなりの良作

    プレイしていたゲームの世界に転生してゲーム知識でチート、というよくある始まりではあるが、コミカライズ担当作家の腕のおかげで、同じような設定の作品群の中ではかなり出色の出来。
    まず、転生した直後に困っている美少女を助けて惚れられる、というのがこの手の話のテンプレ展開ではあるが、この作品では安易に相手に惚れられる事はなく、両者の間に生まれるのはあくまで仲間としての信頼関係であるというのが非常に好印象。ジャンルとしてはバディ物に近い。
    おそらくそのうち恋愛感情も芽生えていく事になるのではないかと思われるが、ここまできっちりと信頼描写を積み重ねた上でなら、そうなったとしても違和感を覚えないだろう。
    他にも、「俺なんかやっちゃいました?」をギャグとして使ったり、主人公に付けられる二つ名がコミカルだったり、能力は一目置かれてはいても周囲は過剰に主人公を持ち上げる事なくあくまで対等な仲間として接するなど、他作品で鼻につく痛々しいポイントを的確にズラしてくれるので、転生チートでもイラッとさせられる部分が殆どない。コメディのテンポも非常によく、漫画としても読みやすい。
    絵の方も、第一話の段階では正直あまりうまくはないが、すぐにこなれて二巻以降は上達し、全く気にならなくなる。演出面のレベルアップも早くて感心させられた。
    主人公以外のメインキャラが全員美女・美少女というアレな作品が少なくない中、サブキャラの男女比率も良い塩梅で、おかしなハーレム展開もない。
    異世界転生は嫌いじゃないが転生チートハーレムにはウンザリという人に勧めたい良作。
    表紙が地味めで目を惹きづらいのが勿体ない。

    • 2
  7. 評価:5.000 5.0

    猫が可愛いから百点満点

    動物モノなのに動物が描けてない、親子モノなのに子供が描けてない…といった作品が世に溢れる中、メインキャラ(?)であるブサ猫を描くのが滅茶苦茶上手な漫画家さんなので、もうそれだけで百点。
    猫は猫であるだけで完璧なのだからブサ猫なんて存在しないと言われればその通りだが、猫なのか疑われるような不細工、でも可愛いというぶさかわいさ加減が絶妙で、そしてそんなブサ猫ちゃんを溺愛する美麗なヒーローという絵面がとにかく良い。
    ヒロインのマリーも、自分の悪かった点(聞かされた話だけを信じてヒーローを怖がっていた事)をきちんと反省して成長できる良い子で好感が持てる。
    お話としては特に意外性もなく、悪者は成敗されてハッピーエンドという手堅く纏まった話だが、コミカライズ作家さんの優れた手腕のおかげで最後まで飽きずに読めた。

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  8. 評価:3.000 3.0

    話の進みが遅い、絵が段々雑に

    魔物食をメインにした話も随分増えたが、ダンジョン飯のように、がっつりとテーマとして取り組んで掘り下げた話と比べると、やはり薄味で物足りなく感じてしまう。恋愛もののスパイス程度にしかなってないなという印象。それならそれでいいのだが、肝心の恋愛話の方も遅々として進まない。ヒーローの領地に移動するだけで何巻かけてるの?と思ってしまう。
    ヒロインも、明るく天真爛漫な性格が魅力なのだろうが、婚約者が見つからないと困ると言いながら人から忌避される魔物食を隠す様子もなくて、ちょっと考えが足りないんじゃないだろうか。
    加えて、話が進むに連れて目に見えて作画が雑になっていくのがとても気になる。絵に惹かれて読み始めた人ほど、バランスが崩れていく顔面やサインペンで描いたようなデフォルメ絵連発にはがっかりしそう。

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  9. 評価:2.000 2.0

    よくあるチート無双

    人気らしいので読んでみたが、他の同じ系統の漫画と比べて、この作品だけの際立って優れていると思える部分が見つけられなかった。
    よくある絵、よくある内容、よくある展開という印象。
    特にチート能力を手に入れる前と後で、主人公が外見も性格も別人に変貌するので、どうしても同一人物だと思えず、感情移入を妨げている。もう少し同じ人物だと思えるポイントを残してほしかった。
    あれだけ外見が変わってよく周囲の人間は同じ人間だと認識できるなと感心する。

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  10. 評価:5.000 5.0

    元のソシャゲをやってる人向け

    ソシャゲのスピンオフギャグ漫画なので、元のソシャゲをプレイしていない人には全くもって意味がわからない内容だが、逆にプレイしている人にはもれなくおすすめできる。
    何よりも素晴らしいのは、ギャグ描写のために元のキャラクターを変に歪めたりせず(スピンオフギャグ漫画は大抵これをやるし、嫌悪感が湧くレベルで変な属性を付けられたり別人にされている場合も少なくない)元キャラの良さや持ち味を保ったまま、むしろ読む事でもっとキャラクターを好きになれるところ。
    作者様は本当にキャラへの理解が深く、作品を大事にしている方だと思う。

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