STK_09さんの投稿一覧

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評価5 44% 24
評価4 22% 12
評価3 16% 9
評価2 11% 6
評価1 7% 4
21 - 30件目/全51件
  1. 評価:5.000 5.0

    癖のある原作をうまく料理している

    歴オタの作者が地の文で長々と薀蓄を語る原作小説は癖が強くて合わない人には合わないだろうが、そんな原作をうまく料理し、格段にわかりやすくドラマティックに描いている。
    絵は少々個性的だが画力が充分に優れている事は伝わってくるし、特にスタンピード時の迫力溢れる多人数戦闘の描写は圧巻。
    世界を救う運命を背負った勇者が魔王討伐の旅を繰り広げる傍らで、彼らの旅を有利にし被害を最小限に留めるために、内政に奔走し、軍を鍛え、武具を刷新し…と東奔西走する裏方の青年が主人公というアイデアが出色。
    互いに得意分野が異なる貴族の主人公と平民の勇者が、深く信頼を預け合った親友同士というのも良い。
    原作・コミカライズ共にかなり長い間休載しているので、このままエタらない事を願う限り。

    • 1
  2. 評価:4.000 4.0

    少し毛色の違うロマファン

    不遇の中で命を落とした主人公が過去に戻って…といういつものあれだが、メインとなるのがイケメンとの恋愛ではなく、義理の子供達(夫の連れ子)との関係をやり直す、いわゆる家族再生物語なのが他作品と違うポイント。
    韓国漫画恒例の、頻繁に差し込まれるデフォルメ・コメディ描写でだいぶ緩和されてはいるが、ゴシックホラーみのある絵柄と全体的に沈んだカラーのせいで、常にどこか不穏な雰囲気が付き纏う。
    少なくとも、他の多くの作品のように、一瞬で主人公に懐いてチヤホヤしてくる子供達や、溺愛してくるイケメンとのキラキラストーリーを期待して読むと肩透かしを食らう。
    子供たちはヒロインを本気で嫌って洒落にならない嫌がらせをしてくるし、ヒーローとなるお相手との間に恋愛感情っぽいものが生まれるのもかなり話が進んだ後。
    ただ、それだけに、テンプレとは少し違ったストーリーを楽しめるので、溺愛系のロマファンが軽すぎて合わないという人はハマるのでは。

    • 1
  3. 評価:4.000 4.0

    バランス調整がうまい

    前世チートでなんでも解決という話は数えきれないくらいありふれているが、この作品は、そのバランスがうまい。
    主人公の幼女ニアは、現在生きている全ての人間が雑魚に感じられるレベルで強いが、その力を目立つ形では行使しない。
    彼女の目的はあくまで自分に匹敵する猛者を育て上げて対戦する事にあり、己の立場を上げたり、ちやほやされる事ではない。なので、目立つ功績は意図的に全て弟子達に譲り、自身はあくまで目立たない影に徹する。
    彼女の本当の強さを理解している者達は、決してその事実を表では口にしない。あくまで、知る人ぞ知る強者という立場であり続ける。なので、転生最強キャラという属性がついていても、主人公に嫌味や嫌悪感を覚えない。
    俺なんかやっちゃいました?とか言いながら、有名になり大金を得て大勢の美少女を侍らせている主人公達に、このストイックさを見習ってほしいところである。
    作画担当も作品に合わせて選んだのだろうが、内容に相応しく、幼女を描くのもアクションシーンを描くのもうまく、多彩な登場人物の書き分けもできていて、非常にレベルの高いコミカライズ。

    • 2
  4. 評価:2.000 2.0

    主人公の頭が悪い

    知識や学問に精通しているという意味では頭がいいのだろうけど、人間としての賢さみたいなのが感じられない。
    それだけできるなら、この状況は予想できたでしょ?とか、こうなる前になんとかできたでしょ?という展開が何度も繰り返し出てくるのに、ことが起こる前は何もせず、起こってから前世チート無双で解決というパターンが多すぎて、主人公の活躍の場を作るためだけのストーリーに感じられる。
    言ってる事とやってる事の乖離も甚だしい。
    作者は自分よりも頭のいい登場人物は書けない、とはよく言ったもの。

    • 3
  5. 評価:3.000 3.0

    スロースタート

    「○○が尊ばれる世界で○○ができず蔑まれている主人公」という設定は、もはや王道と言えるくらいに男性向け・女性向け問わずありふれている。
    そんなありふれた作品群の中で注目を集めようと思うなら、何かしら目を引くポイントが必要だとは思うが、今のところそこまで目を瞠るものはない。
    とはいえ光るものが全くないわけでもない。
    序盤は絵も見せ方もクセが強くて読み辛いが(登場人物がいちいちアップのキメ顔でポエムめいたモノローグを吐くオサレ演出が頻発して痛々しい)段々こなれてバトル漫画らしくなってくるとだいぶ読みやすくなる。
    最初は主人公の敵か味方かといった程度の差しかなく有象無象といった感じだったサブキャラ達も徐々にキャラが立ってくるし、主人公が秘めた真の力を開花させる展開は、少年漫画の常道とはいえやはり胸躍るものがあるので、序盤で脱落せずにそこまで付いていければ評価が変わるかもしれない。

    • 1
  6. 評価:3.000 3.0

    絵師ガチャが重要だという例

    以前原作を読んだ時には、文章は読むのが辛いレベルに下手だし内容はありふれた典型的なろう系で、魅力的な部分を何一つとして見つけられなかったのだが、幸運にも絵師ガチャSSRを当てた事で、漫画として普通に読めるようになっている。
    あの原作を修正して、ここまで読めるようにした漫画家さんの手腕には素直に脱帽する。
    コミカライズは絵師ガチャを当てられるかどうかが全てなんだな…と、この作品を見ると強く感じる。

    • 1
  7. 評価:3.000 3.0

    詰め込みすぎでぐだぐだ

    様々な要素を詰め込みすぎな上に、ストーリーを展開する上でそれらがうまく噛み合っておらず、読み辛い。
    また、この作品に限った事ではないが、小説投稿サイト原作の作品にあるあるの「日本語がおかしい」問題がやはり頻発している。
    絵は綺麗なだけに勿体ないと感じる。
    きちんとした原作をつけてあげてほしい。

    • 2
  8. 評価:1.000 1.0

    ヒロインの頭が悪すぎる

    自分の考えで突っ走って周囲に迷惑をかけるヒロインは多いが、その中でもこの作品のヒロインの頭の悪さ・考え無し加減は群を抜いている。
    年齢一桁の頃から中身が成長していないのだろうかと思いたくなるほどの浅はかさ。それなのに夫を襲って子供を産んでしまう程度の知恵はあるのだから目も当てられない。
    たとえ賢くなくても、標準的な思考力があったらやらないだろと思うような行動をやりまくるので、読んでいてストレスしか溜まらない。何度「頭に中身が詰まってないの?」と言いたくなったやら。
    あと作画家さんの癖なのか趣味なのかわからないが、メインキャラ全員、前髪がバッサバサで、目を覆うくらいに長い。
    散髪代も出せないくらいの貧乏な平民ならともかく、全員貴族階級という設定なのにこれはない。まず前髪を切れ、話はそれからだ。
    ヒロインほどではなくとも、出てくる登場人物ほとんどが突っ込まずにはいられないような頭の悪い行動を取るので、ヒーローとヒロインの恋愛以外には興味ないという人くらいにしか薦められない。

    • 6
  9. 評価:5.000 5.0

    中途半端なところで終わってしまったが

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    絵も綺麗だしアクションシーンの作画もしっかりしていて楽しく読んでいたが、いわゆる「俺達の戦いはこれからだ」エンドで残念。
    どうも漫画版の展開が原作と乖離しすぎて打ち切りとなったっぽいですが、原作はWEB小説あるあるでとにかくやたらとダラダラ長く、あれをそのままコミカライズなんてそもそも無理でしょう…としか言いようがないので、漫画は漫画として楽しむのが吉。
    イケメン主人公がドラゴンを従える絵面がとにかくかっこいいので、それだけでも価値がある。

    • 13
  10. 評価:5.000 5.0

    隠れた名作

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    読者に課金してもらうためにダラダラと100話、200話と続く作品が多い中、この話は変に引っ張らずにきちんと原作をコミカライズし、80話できちんと完結している。それだけでも好印象。
    後日談を除けばストーリーは船上のみで展開されており、たった数日間の出来事とは思えない濃密な人間ドラマが繰り広げられる。まさしく二時間映画の趣き。
    恋愛ものというより、ヒロインが容疑者とされた事件にまつわるミステリ要素が強く、その背景が紐解かれるに連れ、あまりに凄惨なヒロインの過去に心を痛めるヒーローに同調してしまう。
    最初は事件とは無関係と思われていたヒーローが、実はヒロインの置かれた境遇に間接的に深くかかわっていた事が徐々に明かされていく過程には強く引き込まれる。
    お互いに一切面識はないのに、お互いを心の支えにしていたヒーローとヒロインの関係がドラマティックで切ない。
    片方は英雄と讃えられ、片方は魔女と蔑まれるという真逆の境遇ながら、どちらも孤独に凍えていたヒーローとヒロインが、惹かれ合う事は禁忌と知りながらも、少しずつおずおずと指先を触れ合わせていく過程に胸が締め付けられる。
    派手ではないが読んで損はない、隠れた名作。

    • 3

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