5.0
シュールな世界
「布袋…!」で心を掴まれました。
作品全体に漂う気だるさが大好きです。
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59546位 ?
「布袋…!」で心を掴まれました。
作品全体に漂う気だるさが大好きです。
和山先生作品の、淡々とシュールで独特な間が面白いです。
モテるって大変なんですね。
吉田秋生先生が描く、どこか険のある目付きが好きなので、そんな目付きの女性がずーっと眺められるのはたまりませんでした。
愚者の楽園、大地の貴族、美貌の果実
苦労や泥臭い事が大変多い一次産業の美しさをすくい上げる様な題名がどれも大好きです。
劇場版から入りました。
「こんな曲があるんだ」という新鮮な驚きに満ちた体験でした。
足が速い人の視点をこんな風に表現出来るんだ、と印象深く思った場面が忘れられません。
余白、色、絵作りがとても魅力的でした。
舌鋒鋭いやり取りや、しょうもなくも可愛げのある場面、ゴリゴリに硬派な場面など目まぐるしく楽しいです。
この作品の影響でドイツ語を学ぶ学生が増えたという話も納得です。
絵も可愛いし、台詞や独白のテンポも素敵で、こんな文を紡げる大島先生の才能や感性に圧倒されるような心地になります。
ちなみに『四月怪談』を学生時代に読んで「こんな昔から女性は男同士のあれやこれやに妄想逞しくしていたのか…!」と衝撃を受けました。、
「草冠の姫」の天邪鬼さや、その他にも不思議な人物達か登場する作品を(なんだこれ?どういう事?どういう心理?)と分かりたくて頭をひねりながら読んでもよく分からなくて、それでも不思議な余韻が残る作品たちでした。
コーヒーカップの底に残ったお砂糖のジャリジャリ、美味しいよね、という共感はずっと残ってます。
主人公の身に降りかかる恐ろしい事を飄々と絵描き、それでもどこかに希望をひと欠片残していくような終わり方が切ないです
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女の園の星