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ごきげんな日々の感想
表題作で、主人公が、待ち合わせの場所で窓に写る自分の姿を見ながら、服装がラフ過ぎたか?と考え込む姿が可笑しくも可愛らしくて印象的でした。
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24604位 ?
表題作で、主人公が、待ち合わせの場所で窓に写る自分の姿を見ながら、服装がラフ過ぎたか?と考え込む姿が可笑しくも可愛らしくて印象的でした。
初めて「彼の時間、彼女の時間」を読んだ頃は若く、物理的な距離が心理的な距離と比例するものと思ってしまっていましたが、その後だんだん縁のあるなしは物理的距離とそれほど関係しないのだと思うようになりました。
ドラマの「2」と「ミネルヴァスペシャル」を観て面白かったので、無料分だけ読んでみました。
凄く面白くて、ドラマの「1」を観なかったことを心底後悔しました。
大昔図書館で借りて読破しましたが所々忘れており、無料分を楽しく再読しました。
他の方のレビューをいくつか拝読して、無料分ではまだ出てこないキャラクターが、いつも楽器を持ち歩いているのに憧れたのが、私がバイオリンを習い始めた理由の一つであったことを思い出しました。
大昔に図書館で確かに読破した筈が全く内容を思い出せず、無料分を読んでみました。
私がバイオリンを習ったのも、ロシア語の勉強を始めたのも、大昔この作品を読んだ後なので、おそらくこの作品の影響もかなりあったのではないかと思います。
昔図書館で愛蔵版を読破し、久しぶりに無料分だけ再読しました。再読するまでに、以前よりはヨーロッパの地理や歴史の知識が増えていた分違った楽しみ方ができました。
初めて読んだ時はものすごく感動して思い切り泣いてしまいましたが、今冷静になってみると、この作者の方が、以前巻末おまけ漫画に、巫女さんのアルバイトをした時、見た目は厳かだが、内心では「この年の離れた夫婦には色々ドラマがあったに違いない、例えば…」的な事を考えていた、という感じの事を描かれていたのを思い出し、その時の経験がここに結実したということだななどと思っています。
若い頃は、明るく楽しい表題作、「きもち満月」の方が好きでしたが、今になってやっと「緑の頃わたしたちは」の良さがわかりました。
大昔初めて「乙女のテーマ」を読んだ時、こんなふうに素敵なお部屋で、沢山のお友達に訪問されて、賑やかに生活したいなあと夢みましたが叶わず、今も同じ夢を抱き続けています。
この作品は、登場人物が皆様大変魅力的なのですが、その中に「とっても強い高齢女性」が存在するのが凄いと思いました。
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ごきげんな日々