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究極超人あ~るの感想
今まで読んだ全ての漫画のキャラクターの中で、この作品のR・田中一郎様が一番好きです。彼の醸す独特の空気感が大好きなのです。
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18390位 ?
今まで読んだ全ての漫画のキャラクターの中で、この作品のR・田中一郎様が一番好きです。彼の醸す独特の空気感が大好きなのです。
敵を含めて登場人物に見目麗しい方が多いのも素晴らしいですが、和を感じる服装や背景も美しくて、読みやすいです。
宇宙船が出てきたり、超能力が出てきたり、ワクチンが出てくるあたりはSFなのですが、絵柄の雰囲気や歌うと植物が成長する超能力が魔法のようなのでファンタジーのようでもあり、前世を思い出す話なのでオカルトの要素もあり、前世を思い出すにつれ現在の謎が(この小学生は何故こんな感じなのか、等)解けてゆくのでミステリーのようでもあり、様々な要素を擁しているからこそこんなにも多くの人に読まれ、愛されているのだと思います。
原作の小説が面白かったので、漫画も読みました。
平安時代の話なので、小説を読んでいた時は背景の建物や衣装が想像しづらかったのですが、漫画ではしっかりビジュアル化されていて、状況がわかりやすかったです。
この原作者の方の作品のおかげで平安時代の文化に親しみを持てるようになりました。
このストーリーの元になった古典は、最近見たアニメの劇中劇にも使われており、長く愛されるからこその古典なのだと実感しました。
原作小説がとても好きだったので読みました。
主人公は、昔の漫画やアニメでは悪役になりやすかった「万能」の、容姿端麗な高校生であったのも新鮮でしたが、「それらは大変な努力によって達成せられていた」という設定が凡人の私にも感情移入しやすく、かつ主人公は最後はいつもハッピーには必ずしもならない所が、リアルで没入感がありました。
漫画版の絵は柔らかくて、小説では全体に雰囲気がちょっと寂しい印象でしたが、漫画版では暖かい雰囲気に仕上がっています。
元気いっぱいで、引きずられるように周囲を元気にしていく主人公と、すっかり大人になり随分経ってしまった私もうっかり憧れてしまうような素敵な先生、クールだけど本当はいい人な生徒会のお友達が生き生きと輝くような作品でした。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
究極超人あ~る