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くじら日和の感想
アパートの住民の皆様が仲良くて、楽しそうで、こんな感じのアパートに住みたいと思ってしまいます。
経験上、やはり物件は、立地も大事だけど、それより近隣住民が大事であるよと思います。
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アパートの住民の皆様が仲良くて、楽しそうで、こんな感じのアパートに住みたいと思ってしまいます。
経験上、やはり物件は、立地も大事だけど、それより近隣住民が大事であるよと思います。
この中では「きみの夏にとびたい」が一番好きです。
現実の夏は、暑くて苦手なのですが、この作品の中の夏は、爽やかで大好きなのです。
主人公もすごくかっこいいのですが、主人公のお友達もすごくかっこいいし、その友情のあり方がまたかっこいいです。
表題作は亡くなられた河野裕子様の短歌を題材にしています。
この作品は、生前にこの短歌の使用の許可を本人に取ってから発表されたものです。
短歌だけでなく、その短歌を題材にした作品も読みつがれていくのは、素晴らしいことと思います。
映画も、ドラマも見ていないのですが、タイトル名は非常に聞いたことがあったので、漫画は読んでみました。
悲しい、哀しいお話ではあるのですが、前向きにまとめられているのが素晴らしいと思いました。
キャラクター、特に海外勢のキャラクターがとっても魅力的で、この作品の影響でポルトガル語、スペイン語、ドイツ語、フランス語などの外国語に興味を持つようになりました。
悪役令嬢もののアニメを大量に視聴してしまった今再読すると、もうお蝶夫人が主人公にしか見えなくなってしまっております…。
本当は怠け者だが、しぶしぶ大活躍、という主人公は漫画の設定としては割と多いと思うのですが、「働くぐらいなら食わぬ」とまで言い切る程の怠け者の主人公は、この作品の主人公くらいしかいないのではないでしょうか。
ヘルメットにツルハシで土木工事をしても爽やかで美しい女性、という敵のキャラクターも他に類をみません。
キャラクターが振り切っているのがこの作品の魅力だと思います。
「花にうずもれて」を読んで、初めて、「良く考えてみると、少女漫画って凄い勢いで背景に花が咲き誇っているけれど、それを全く不自然に感じないのは、作者の方々の技量のおかげなのだ」と気が付きました。
「ゲートボール〇〇(レビューに書けない不適切用語だったとは!びっくりしました)事件」で、運動不足はかえって疲れやすいという事を知りました。
時々あのコマを思い出しては運動せねばと思いますが、なかなか運動出来ません。
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くじら日和