エルアルコンさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全15件
  1. 評価:5.000 5.0

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    アニメと実写版の映画ではまりました。
    どちらもそれぞれ素晴らしさがあり、強く惹きつけられるものがありました。
    漫画の方は初め絵的にあまり好きにはなれませんでしたが、そのうち全く気にならなくなりました。

    お話は、古代中国の戦国時代末期、秦王嬴政の中華統一という夢と、少年信の大将軍になるという夢、その夢に向かって二人が突き進んで行くというものです。
    どんな不利な状況でも自分の抱いた夢を決して諦めないその姿に、こちらも胸を熱くさせられ、生きていく力を貰えます。
    二人の周りの将軍達や仲間達、敵も含め様々な人達のドラマが素晴らしく、息つく暇もありません。
    この時代をこれ程生き生きと描いたものは他に知りませんし、多くの登場人物がそれぞれみんな自分の信念を持ってそこで生きているのだという想いを強く感じられる作品です。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

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    絵がとても綺麗です。
    そして何よりも怪物と言われている皇太子のブレイクが切ない程に可愛すぎ!
    ヒロインを一途に慕って、ヒロインが姿を消した長い間も探し続け、やっと出会えたヒロインの姿が変わっていてもちゃんとわかるブレイクは、本当に素晴らしく、完璧なヒーローです。
    幼少期のあまりの可愛らしさに胸キュンが止まりませんが、成長した姿も更に精悍さが加わってもう無敵です。
    ですがそれにも増して素敵なのが、お父様である皇帝です。
    その素晴らしい腹筋に思わずヒロインが「さすが18禁の恋愛ファンタジーなだけあるわね」ともらすシーンでは、私も腹筋鍛えよう!と思ってしまいました。
    お父様はいつもヒロインとブレイクを支えてくれています。
    勿論ヒロインの優しさ、健気さがこの物語の全てを救うのですが、それに比べて女神のあまりの酷さかげんに、本当に女神様なのか?と憤りを感じます。

    無料で長く読ませてもらえた事と、一話が長い事がとてもありがたかったです。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

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    絵がとても優しくて綺麗です。
    人物も風景もほわっとしていて素敵です。
    特に、ヒーローである北辺部族の長アルトルは「白蒼の悪夢」と恐れられているのですが、その白髪がさらっとたなびいている姿は本当に眼福です。

    お話は、王国が野蛮で凶暴だという北辺部族を侵略したのですが、反対にアイリーバーンのアルトルに王国へ攻め込まれます。
    その際敗走する王国軍の兵士達の暴力で、ヒロインの公爵令嬢であるメルティアは男の人を恐れ、目が開けられなくなってしまうのです。
    そして父親の怒りで6年間塔に閉じ込められるのですが、王国と北辺部族との和平のための婚姻という事で、アルトルの花嫁として送られます。

    この先、一生懸命なメルティアと強く優しいアルトルの関係が深くなって行くのだと思いますが、「妻とはあんなにも愛らしいものなのか」と独白するアルトルの姿には、胸キュンです!
    ぜひ二人のこれからを見ていきたいです。

    • 18
  4. 評価:5.000 5.0

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    とにかく面白い!
    読んでいて何度も吹き出してしまいました。

    「君を愛することはない」
    キメ顔でそう言い放ったジェラルドに対する返しが、「ご飯だけは欲しいです」だなんて!
    そう答えた主人公のアビゲイルは魔王の生まれ変わりで、魔王の頃いつもお腹がすいていたので、食べることにとても関心があります。

    半年もたった頃には、黒髪ロン毛のイケメン軍人であるジェラルドが、アビゲイルに餌付けしていて、その様子は微笑ましくも可笑しいです。

    魔王の頃から人の為に頑張っていたアビゲイルや、血まみれ中尉と噂されるジェラルド、ジェラルドに仕えて家族のような関係のコフィー一家、みんなとても心優しい人ばかりで、なんだかほっとするお話です。

    この先、ジェラルドの両親やアビゲイルの義母、義姉など厄介な登場人物が引っ掻き回してくるのでしょうが、主人公達の性格を思うとそんなに重苦しい方向へは向かわないような気がします。
    というか、向かわないで欲しいです。
    とてもほのぼのとした心暖まるお話なのですから。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

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    養育費目当ての伯爵の養女となって、散々虐げられて来た侯爵令嬢のカレンディアは、またもやお金目当てでアルノー・クリスト公爵に嫁がされます。
    老人だと思われていたクリスト公爵は、呪いでお腹に短剣が突き刺さったまま不老不死で50年も生きており、何故だか突き刺さった短剣が見える唯一の人という事で、カレンディアは公爵に短剣を抜いて○してくれるよう頼まれます。
    しかしカレンディアは「あなたを○す時は私が死ぬ時です」と言って、公爵と執事のレイリーと3人の生活が始まるのです。

    どんな時でも前向きで、逞しいカレンディアと共に暮らしているうちに、生きることに倦んで怠惰な毎日を過ごしていた公爵が、日々の生活に楽しみを見出していく様子を見ると、こちらまで嬉しくなります。
    カレンディアの生活力と生命力が、きっと公爵を助けるのでしょうね!

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

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    主人公は菅原道真と在原業平。
    二人はホームズとワトソンのような関係です。
    驚くのは、道真がまだ子供で業平は中年(?)のイケおじだという事。
    今まで二人が絡んでいるイメージが全くなかったという事と、子供の道真という事に、まず衝撃を受け、興味を持ちました。

    主に業平が持ち込む不可思議な出来事を、イヤイヤながら道真が解き明かしていくというパターンですが、平安時代、藤原北家全盛期へと向かいつつある中で、全てがスカッと勧善懲悪というわけにはいきませんが、一応謎は解かれます。
    けれど何かモヤモヤとしたものが残るのは、時代を反映しているからなのでしょう。
    道真も業平も心の奥底に抱えているものがあり、理不尽な世の中で精一杯生きています。
    単なる謎解きで終わっていないところが、このお話の素晴らしいところだと思います。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

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    不遜な父、無関心な母、傲慢で意地悪な姉という家内で冷遇され続けてきた子爵令嬢クラリスが、「人喰い辺境伯」と呼ばれるジークフリート・グーテンベルグに姉の身代わりとして嫁がされるところから始まるこのお話は、家族に虐げられ、悪評の高い人の元へ身代わりとして嫁ぎ、そこで愛されて幸せになるというありがちなお話のようにも思えます。

    でもクラリスが植物の知識を使って下水管の悪臭に対処したり、新聞を読んで政治的な事にも関心をもっていたりするなど、よくあるお話とは少し違うのかな、とも思われます。

    そして何よりも、メイドのメアリーを始めとする使用人達、辺境伯の叔母様や部下の人達など、クラリスの周りの人が皆いい人なのは、読んでいて気持ちがいいです。
    それはクラリスが周りの人皆に気遣いし優しく接することができるからなのでしょうね。

    19話までしか読んでないので、この先どうなっていくのか楽しみです。

    因みに政治や戦いの事には饒舌なのに、それ以外の事には口数少なくて照れ屋な辺境伯様はとても素敵です。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

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    懐かしい!あれから40年以上たつのですね!
    レーゲンスブルクとオルフェウスの窓、行ってみたいなと思っていたのを思い出します。
    小さい頃から習っていたピアノですが、あの時ほど習っていて良かったと思った事はありません。
    野外音楽堂でイザークが弾いたベートーヴェンのピアノコンチェルト「皇帝」、何度聴いたかしれません。
    あの頃はレコードでした。

    そして私が誰よりも心惹かれたのは、ロシア編のレオニード・ユスーポフ公。
    初めてお会いした時の衝撃は今でも覚えています。
    なぜそんなに衝撃を受けたのか、あの時も今もわかりませんが。
    いまだにユスーポフ公の事を想うと涙が出て来ます。

    いろいろな想いを思い出しつつ、読んでいきたいと思います。
    コミックも愛蔵版も持ってはいるのですが、一度に読むのは心が重いので、毎日少しずつがありがたいです。

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  9. 評価:5.000 5.0

    推しのために

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    愛読していた小説のモブキャラに憑依した主人公は、メインキャラ3人を遠くから眺めるだけで幸せで満足していたが、小説のエンディングの後で、イチ推しキャラカエルスが不幸になっていくのを知る。
    そしてカエルスの死を目の当たりにしたことでタイムスリップし、今度はひたすらカエルスの為に頑張る。
    推しの為に頑張る主人公の姿は身に沁みる。
    カエルスは、面識もない自分の為に彼女がどうしていろいろとしてくれるのかわからないようだが、私にはよくわかるし、推しの為に一生懸命になれる主人公がとても羨ましい。
    毎話、いいなあ、頑張って!と思いながら読んでます。

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  10. 評価:5.000 5.0

    心が暖かくなるお話

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    ヌリタス(無価値なるもの)と名付けられた主人公は、ロマニョーロ伯爵の私生児で、悲惨な扱いを受けながら育ってきたが、伯爵の実子の身代わりとして、悪名高いルーシャス・モルシアーニ公爵のもとに嫁がされる。
    伯爵が、公爵家に私生児の血を入れる事で公爵家の名誉を貶めようとした結婚にも関わらず、公爵はその素性を知りつつも心優しくまっすぐなヌリタスを愛するようになっていく。
    ヌリタスの心も次第に公爵の想いに応えていくのだが、その道のりが読んでいてとても快い。

    登場人物が、ロマニョーロ伯爵家の人達を除けば皆良い人なのも気持ちいい。
    最初は えっ!この王様! と思っていた王様もいい人になってしまったし、本当は寂しがりやの公爵も可愛いし、泥の中で育ったヌリタスの蓮の花のような気高さが、このお話をとても清浄で気持ち良いものにしてくれていると思う。

    ヌリタスや公爵の美しさに対して、伯爵家のドロドロした醜さは、勧善懲悪を表しているのだろうか?このまま最後まで続くのだろうか?

    とにかくヌリタスとルーシャスの愛の物語は美しく、心がほんわかと暖かくなる。
    128話までしか読んでないが、このまま幸せに終わって欲しい。

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