「〇〇〇が凍傷する」
最初の出会った時のエピソード来た〜っ!
でも、ヨヌ先輩は自分が言った台詞なのに全然覚えてないみたい。少年を説得するためにした話だし、3年も前だとそうなるか。
ユンさんは思い出して、めちゃくちゃ面白がってるし。こんな風にヨヌ先輩と再会出来て当時の話が出来る状況にいること、すごく嬉しくてたまらないんだろうな。
エレベーターに乗って戻ろうとする2人。
後から乗ってきた高校生グループのひとりが、持っていた熱い飲み物をこぼしてヨヌ先輩にかかりそうになり、代わりにユンさんが庇い、手は真っ赤に。
ヨヌ先輩はユンさんの手を引っ掴んでトイレに直行、流水で冷やして火傷の処置をする。
このシーン、ずーっとユンさんの表情があまり描き込まれて無いのが逆に想像を掻き立てられる…!!
包み込む様な慈愛に満ちた優しさで、懸命に手当てをしてくれるヨヌ先輩の姿に、あの時の甘美な記憶も呼び起こされるし、焦がれていた相手との息がかかるほど近い距離に、ユンさんは思わず目眩がするほど興奮してしまったに違いない…!すぐそこに首筋があるとか!反応しちゃうよね…!!
横に人が来て、よけた拍子に更に身体が密着して、ヨヌ先輩の臀部に、とんでもない感触が〜!!
傷の手当に夢中になってたヨヌ先輩、臀部に当たっているものの正体に気が付いて硬直、我に返って赤面…。
一瞬何が起こってる?…って驚愕して、ユンさんに視線を向けた時の目がまんまるなのが可愛すぎる。
「…もう大丈夫です」って離れはしたけど、気まずすぎるし、どうやってこの後やり過ごしたの!?
場面変わって、ヨヌ先輩の自宅にて…。
あんなアルファの熱に当てられたら、そうなるのは仕方ない〜。
枕に顔を埋めてる顔が好み過ぎる。
罪悪感を抱いてる妄想だけど、相手は服着たままだし、押し付け合うだけだったり、今抱いてる最大の煽られ方とセリフが、現状をそれ程逸脱してなくて、どこか奥ゆかしい感じ。ヨヌ先輩の真面目な性格を表してる気がする。
ユンさんだって、絶対にあの後興奮して大変だったに違いないし(恐らく先輩よりもっと露骨ですごいやつと思う)、お互い様なんだろうけどな〜。
知らず求めあってる感じがいい。
-
4
ディセンバー~逃げ出したあの日に出会った君~
012話
12話