顧問弁護士チェルシー卿に会ってから、デミアンが子供を望んでいなかったのかもしれないという不安が消えて幸せなクロエ。ティセ領を出た事のない侍女のマーガレットがクロエに付いてスワンの薔薇の城へ行ったら劇場に行けるかも、とウキウキ。舞台女優になりたいなら、オーディションを受けてもいい、とクロエ。また、厨房のリリーが休暇でスワンへ出掛けた際、修道服を着たグレイに会い、バイス伯爵の母が運営する修道院で働いていると聞いたらしい。
デミアンと親しい側近のバイス伯爵が職を与えたのに驚きつつ、デミアンはああ見えて愛情深い、と考えながら、公爵の書類を片付けるために執務室へ行くとデミアンの肖像画の裏が隠し金庫になっているのを発見。金庫のなかにあったベルディエの地図と3年前の手紙には、デミアンが調査を依頼した砂は砂金でベルディエ領は金鉱と繋がっている可能性があること、ベルディエ子爵は破産寸前、次女が援助を期待できる家と婚姻しなければ没落、長女は医学に精通し、使用人の扱いにも長けているが、身体が不自由なため、結婚はあきらめている、というところまで読んだ所でデミアン登場。愛するクロエ、早く会いたくて最終列車で帰って来た、全て答えるから、何でも聞いてくれ、と、威圧するでもなく、真摯な感じで言うデミアン。デミアン、わざと見せたのかな。自分の汚い所も全部見せて、汚い所も含めて全部愛して欲しかったんだろうか。でも、クロエ、ボロボロに泣いてるよ。受け止めきれないかもよ、デミアンの汚い所。
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その品格に反抗を
042話
第42話