遠藤フチは定時制をやめて水を販売する教祖になっちゃった。バット持って、助けに来た、って言っても断わられ、信者に追い出され、親族は父の命が尽きると母を追い出し、父の血を受け継ぐ、昭明を母から奪った。父は生前、昭明が20歳になれば、マンション建設予定地が贈与される、母を守ってくれ、と言ったけど、それなら昭明が20歳になるまで生きてないとダメだよ。
一佐に絵を習いに来たスミカ。昭明が喜んでくれる絵を描きたいみたいだけど、昭明、今、闇に引きずられてるし。
遠藤フチ。母にアザがあるからブチって犬みたいな名をつけようとしたのに市役所ではばつが悪くなってフチに変えた。犬猫程度の世話しかしない母と母の男に襲われる恐怖。どんな環境に育っても、普通に生きていける人たちって、スミカみたいにどこかで救われたんだろうか。昭明の詩が好きだと言ったフチは今なにしてるんだろう。宗教団体のシナリオ作りの手伝いに、その詩の作者がうってつけだと思っただけ?
体を大事にしろ、って言うのは、将来、お前の体は俺の物になるからだって思ってるからだ、って言ったフチ、悲しすぎる。どうして昭明を信じなかったの。本当に純粋に心配して助けたくて、でも、未成年の自分には母もフチも救えなくて、昭明、今もずっと引きずられてるのに
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せんせいのお人形
090話
第90話 「空の青さ」