急に寒くなった、と生徒の防寒着を自転車に積んで合宿所へ去る順子を見ながら、学校で倒れ、母を呼んでいる、と連絡を受け、自転車で向かった日の事を思い出す母。合宿所では、由利が合宿中は良く眠れた、ありがとう、とお茶しながら、穏やかな顔をした由利を抱きしめそうになり、自分で手を引っ込めた順子。自分でキモい、と喫煙中に牧瀬がやって来て、正直に離すと、でも未遂なんでしょう、と返される。
フランス大統領マクロンは20年ぐらい前にで24歳年上の元教師の妻と結婚したけど、出会いは中3、14歳って噂。今の法律だと未成年をたぶらかした成人の方が罪に問われるかもしれない。でも、出会った時に相手が未成年だった、ていうタイミングの悪さは、罪ではないようにも思う。離婚や不倫を繰り返す人間より、ずっと真面目な気がするし。
ただ、フランスより保守的な日本で、しかも順子の母親は人間の心より世間体に重きを置く人だから、由利と一緒になると、人生をずっと他人に後ろ指さされる辛さを背負って行く事になる。順子だって、必死で由利への恋心を否定しようとしてるし、山下なら障害ないから好きになりたいな、みたいな失礼な逃げ道にしようか迷ってる。やっぱり、雅志と一緒の方が安らぎを得られて良いような気がしちゃう。
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初めて恋をした日に読む話
075話
第18話(5)