ベネデクト•ソサックス男爵、父のような存在かも知れない、どう感じるのかと思ったら何も感じなかった。
ま、生きていたら、言い訳とかしだして、何か思う所あったかも。でも、父親でも何も感じないと思ってる。ロウィナだけがキリアンの感情を引き出してくれてる。だったら、悪夢の存在からもうちょっと反省すべき。鳥かごに閉じ込めてるのに、怒らないのが不安だとか、風のある船のデッキで上着をロウィナにかけても、彼女を裏切って追い出したガトルートもソサックスも始末した、って、5年前に戻れるか、って、戻るもなにも、自分の存在はロウィナにとって地獄だって、わかってるのに。ロウィナ、何度も島で婚約者を紹介された日の事思い出してる。絶対、これ忘れたりできる記憶じゃないから。
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愛人は逃げる
041話
愛人は逃げる(41)