口をふさいで、マヨのとどめをさした事がバレたミキ。マヨに向かって話しかけているのを見てオトはミキが霊視能力を持つ本物の尾璃であることに気づく。オガタの動きを知った日、店を飛び出した先で血まみれのマヨを見つけた。オガタが口を滑らせ、ミキが共犯者だと気づいたマヨが自首して、と頼んだ。可愛くて助けたかったマヨ。でも、村を焼き、金のために無差別に女を冤罪に落とす国が怖く、逃げて見つけた小さな平和の中で生きて行く望みを絶たれるのを恐れた巫女ミキ。ただ生きたかった、どうすれば良かったんだろう、ごめんなさい、と泣くミキ。ミキが連行され、オビトがミキには本当にマヨが見えていたようだ、と言う。
オトに彼女の嘘を教えてくれ、と言った時、オビトが疑っていたのは最初からミキで、ミキを炙り出すためにマヨを使った事に気づく。巫女狩りが僕らの仕事だから、と答えたオビト。
霊視能力なんて見せたら、オビトは見逃さない。追い詰めたのは自分だろうか、と落ち込むオトに、ミキが問われるのは罪を犯したからで、巫女だからじゃない、間違えるな、とアスが言う。マヨを大切に思うミキの言葉に嘘はなかった、ひどすぎる、と泣くオトを抱き締めるアスとそれを眺めるオビト。本当にマヨを可愛がってた、でも、生きたくて、口をふさいでしまって、後悔してる、ごめんなさいを繰り返すミキ見て、マヨの霊はどう思ったのかな。本当に、どうして、花街まで逃げてきて、行くところも頼る人もない女たちを、この国の男たちは、なんでこんなに追い詰めるんだろう
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嘘よみと偽飾の王女
055話
第15話(4)