4.0
大河ドラマの始まり
荒木先生のライフワークともいえるジョジョシリーズの始まりの物語。
もう第1話目から、独自の世界観は確立してます。
全ての因縁の元凶であるディオの悲惨な生い立ち、貴族として生まれ誇り高く生きるジョジョ。
この2人の邂逅から壮大なストーリーは始まりました。
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22862位 ?
荒木先生のライフワークともいえるジョジョシリーズの始まりの物語。
もう第1話目から、独自の世界観は確立してます。
全ての因縁の元凶であるディオの悲惨な生い立ち、貴族として生まれ誇り高く生きるジョジョ。
この2人の邂逅から壮大なストーリーは始まりました。
「本編」ではあれほどまでにシリアスに〇人事件を遂行していた犯人たち。
しかし、このスピンオフでは、それを成し遂げるために、本当に涙ぐましい努力を重ねていたことが分かりました。
綿密な計画を練り、準備をし、決行当日には右往左往に駆け回る。彼らのモノローグ、笑えます。
けれども金田一少年の見事な推理によって崩れていく完璧な計画。
あそこまで必死な姿を見せられたら、いつしか応援してしまっていますよ。
「本編」を読んでいなくても楽しめる作品でした。
「りぼん」で連載されていたのが不思議で仕方ない、これは大人のストーリーです。
当時小学生だった私は、高校生男女が付き合ったり、ケンカしたり、ファーストキスにときめいたり、とかの他のマンガとは一味も二味も違うなぁと思い、少し大人っぽいアダルトな作風に恐れをなして、食わず嫌いしてました。
ですが、成人後、ふと何気に単行本を手に取り、読みだしたら止まらない。愛する人の忘れ形見を育てながら愛してしまう女心。どんなに拒まれようと一途に年上の女性を慕う少年。他にも彼らを取り巻く多くの男女の恋模様が描かれています。
16歳の年の差を乗り越えて、二人の愛は実を結ぶのか・・・
涙なしには読めない大人のメロドラマです。
ある日突然、それはそれは美しい女神さまが現れて、1つ願いを叶えてくれるという。
男は「君のような女神に側にいてほしい」とお願いした。
他にも彼女の姉や妹の女神も参入。
にぎやかになった日常の中でも、麗しの女神・ベルダンティは一途に主人公を慕ってくれる。
これは正に男の願望ですよね。
真面目な主人公・神山が誤算で入ってしまった不良の巣窟・クロマティ高校。
でも、なんやかんやでハイスクールライフに溶け込んでいってます。
フレディや竹野内豊、メカ沢くんなど、バラエティ豊かな面々に囲まれて、いつしか影が薄くなる主人公。
ですが、天然ボケの彼の真面目な面白さが際立つ漫画で、ページをめくるごとに笑わせてもらいます。
しかも、連載時の欄外コメントもそのまま収録してくれているのが、うれしい!
「子連れ番長」の異名を持つ男男鹿の前に現れる猛者たち。
だけど魔界の王子・ベルぜちゃんが一緒だと、パワー倍増。向かうところ敵なし。二人が行くところには草も生えない!
ジャンプマンガゆえに、1つの敵を倒したら、またさらに強い敵が現れますが、2人一緒なら何も怖いもんなし。
その凶暴さと、お〇ん〇ん丸出しの愛くるしさがたまらない漫画です。
西原理恵子さんにとって、自分の周りにあるものはすべてネタとなりえる。
凡人なら見逃してしまう事も、この人の手にかかれば、腹を抱えて笑ってしまうマンガに大変身。
着原点の鋭さ、絶妙なツッコミ、オチの見事さ。そして、西原さんもすごいが、彼女の周囲にいる人たちも、みんなキャラが濃い!類は友を呼ぶのか? いくつになっても途上国に行ったり、ホステス体験したり、脱税をしたり、何ごとにも全力でTRYして、それを漫画で描いてしまう西原さん。彼女のエネルギッシュなチャレンジをぜひ読んでみてください!
徳弘正也先生の描くキャラは、アホらしさと優しさを持ち合わせてます。
それが下ネタなストーリーとうまい具合ににブレンドされ、笑いながら泣けてしまうマンガとなってます。
このターちゃんも、作者の代表作と言える作品です。まずキャラクターがみな秀逸。
ターちゃんも、ヂェーンも、アナべべも、みんな、面白くて人間臭くて、愛すべきキャラです。
そんな彼らがジャングルを駆け抜け、さらには世界に飛び出して大活躍!思いっきり笑って泣いて下さい。
1回読み切りのストーリーの中に、しっかりドラマが描かれています。
考えたら、食というのは1日3回皆が味わうもので、それが365日続くもの。
それにスポットを当て、食が豊かになれば、生活も満たされ、心も幸せになる。
事実、この話にでてくるゲストキャラは、山岡やゆう子らの活躍により、温かな結末を迎える。
食の大切さを再認識させられる漫画です。
また同時に、山岡と海原雄山の〝スケールの大きい父子喧嘩”の行方も目が離せません。
誰もが知っている、教科書にも載っているような日本文学の名著。
それを漫画というフォームにして、万人に紹介するのはとてもいいと思います。
特に、活字離れしている若い生徒さんにとっては、漫画から入って、その後、原作本を実際に読んでみるという流れは。
しかし、漫画という表現方法の限界であり、原作の持つ深淵さには敵わないのかもしれません。
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ジョジョの奇妙な冒険 第1部 ファントムブラッド