4.0
あまりにも妖しい
魔性の魅力を秘めた美少女・小夜子。彼女に魅入られた者は、沼に嵌るがごとく抜け出せなくなる。
命すら失ってしまうこともある。現代の高校が舞台のはずなのに、どこか横溝正史の世界観のような雰囲気に満ちた漫画です。
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魔性の魅力を秘めた美少女・小夜子。彼女に魅入られた者は、沼に嵌るがごとく抜け出せなくなる。
命すら失ってしまうこともある。現代の高校が舞台のはずなのに、どこか横溝正史の世界観のような雰囲気に満ちた漫画です。
この漫画、もっと硬派かと思いきや、初期はこんなにギャグに溢れていたのですね。
笑いました。そして、キャラがみんな濃い! 〝江田島平八である”、の塾長をはじめ鬼ヒゲや、富樫、虎丸、秀麻呂など個性豊かな面々が繰り広げる男塾の日常。そんな中で主人公の剣桃太郎が唯一の常識人。ですが、あのメンツの中で、しっかり筆頭としての存在感を発揮する高スペックの持ち主。惚れ惚れします。
今ではきっと叩かれるでしょうけど、昭和ではこんな刑事マンガ、ありました。
マグナムをぶっぱなし、犯人をボコボコにして、法に触れる寸前の違法捜査もやってしまう。
こんなはみ出し刑事の活躍、漫画の中でくらいいてもいいじゃないと、思います。
貧乏ゆえに、虐げられ、差別され、最愛の母すら亡くしてしまった風太郎。
金が憎い、その結果として金の亡者となる皮肉。
だが、数々の悪事を働き、手を汚して、果たして彼は幸せだったのか。
色々考えさせられる漫画でした。
プー太郎の由来って風太郎だったのね。
国内はもちろん、海外でも大人気の漫画。
ジダンなど有名なサッカー選手も愛読したという、国境を越えた漫画です。
登場人物がほとんど同じ顔だっていいじゃない。フィールドを駆け抜けるスピード感、シュートのボールがゴールネットに入る爽快感、はこの漫画ならではの魅力です。
主人公が超能力者のため、困ったときには都合よくその力を発揮。
ややご都合主義の展開ではありますが、その力が、男女関係の時にはほとんど役に立たないことがラブコメとして成り立ってます。やや恥ずかしい展開や言いまわし等がありますが、これも80年代の青春の輝きを放ってますね。
(未成年の飲酒や喫煙など、今ならアウトの描写も、あの時代は緩かったなぁと思います)
酒の失敗で、ひょんなことから年上女性と入籍することになった大学生・所洋景くん。
中学生・高校生・大学生の娘がいて(すべて父親が違う!)、そんな4人の女性との同居生活。
何とか入籍を阻止すべく、3千万をかき集めようと涙ぐましい努力を重ねる。
彼を取り巻く周囲の人たちもバラエティに富み、捨てキャラが1人もいない。
そんな粋で愉快な人間模様を描き切る、一条先生はやはりすごいです。
それにしても、ラストページを読むと、やはりお酒には気を付けなくては、と思わされます。
そうそう、あるある。おさない子の一言にハッとされられることが。
あどけない顔して、妙に人生の真理をつくような言葉を発する3歳児。
でも、よいたんが、もうかわいくって。うんうん、とうなづきながら読み進めてますっ!
現代の外科医・南方仁が、タイムスリップで138年前の江戸に現れる。
その市井に生きる人々の病や怪我を、自らの技術や最新の知識、そして周囲の人たちの協力によって治していく。
人々の賞賛を浴び、彼の名声は高まるが、時に救えなかった命もある。そして命とは、医者とは何かを自らに問いかける。
とても丁寧に、歴史上の史実や人物を絡めながら、命の大切さを描いています。
幕末ですのでまだ厳しい身分制度が残っていましたが、武士であろうと、貧しい長屋の民であろうと、仁先生の前では等しい患者であり、彼は患者を救うために尽力する。真の医療ー仁ーについて考えされられました。はっきり言って傑作です。
西原理恵子さんは壮絶な生い立ちの持ち主で、そこから現在の地位を確立するために、自分の生き様を漫画ですべてさらけ出してきた。その底抜けに明るく、無頼な作風に惹かれていた読者が多かったと思います。漫画家として大成し、また高須克弥というセレブなダーリンも出来て、作風はどうなるかと思いきや、相変わらずのゴーイングマイウェイです。
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吉祥天女