赤んぼ少女
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あらすじ
▼赤んぼ少女▼私のUMEZZ体験(山口雄大)●あらすじ/生まれた時から離ればなれとなっていた両親の元へ、晴れて引き取られることになった少女・葉子。孤独な施設での生活から一転、親と暮らせることに加え新居は瀟洒な洋館で、葉子は感激しきり。だが、手放しで歓待してくれた父とは違い、母は彼女を見るなり「タマミ」という別人の名を呼びかけて…?●本巻の特徴/実写映画化された『赤んぼ少女』(主演・水沢奈子)の原作コミックが約40年の時を経て、楳図かずおデビュー50周年記念企画“UMEZZ PERFECTION!”シリーズ第9弾として登場!!
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みんなのレビュー
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唯一無比の勢い
冷静に見れば、いくらホラー漫画とは言え滅茶苦茶で、突っ込みどころだらけなのだけれど、こちらが突っ込む余地を残さないほどの強烈な勢いでもって押し切られる。
そして、冷静に見る、なんてことを考えたこちらが間違っていたのだ、というような気分にさせられる。
楳図かずおというのはそういう無類のパワーを持った作家であって、ここまで来るともう、一種のスタンド使いみたいなものだと思う。
私としてはもう、「参りました」と言う以外にない。by roka- 7
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5.0
こわ~い!
昔々に少女まんが雑誌に連載されていたのを読みました。
あらすじを見て、タマミという名前を見たとたんに怖い怖い漫画の記憶がよみがえってきて
懐かしいのでまた読んでみようとしたのですが、1話目の最初の絵のなんと恐ろしいことか!!
こんなにも怖い絵だったっけ!?
この先に進む勇気がありません(笑)
連載当時、あまりに怖い漫画なので友達の間でかなり話題になり、みんなで「タマミ怖いよぉ~(泣)」みたいな感じだったのが懐かしいです。
楳図先生は、この後に「まことちゃん」「漂流教室」という全く違う方向性の傑作を発表するわけで、まさに奇才、唯一無二の存在と思います。by 匿名希望- 2
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4.0
いや~ビックリ!
ここでまさか楳図作品に出会えるとは!
懐かしくって思わずポチっちゃいました。
もともと楳図先生の大ファンというわけではないのですが、「私は真悟」「漂流教室」などの大作は所持していて、先生のキャラクターと作品との壮大なギャップもリスペクトしつつ、かつて少女漫画でご活躍された頃の作品もなぞらえていきたいと思っていたところでした。タマミの最後の台詞が泣けますね!by トコヤ- 3
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5.0
すごく切ない。
初めはただのホラー漫画として読み進めていましたが、物語が進むにつれてタマミの気持ちを思うととても悲しくなりました。
同じ女の子に生まれたのに、醜く恋愛もできない…
やがてその悲しみは僻みや妬みになり、人に危害を加えてしまう。
タマミほどの容姿でなくても、現実にもありえる負の感情が描かれてると思いました。by 匿名希望- 4
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4.0
懐かしく切ない
楳図先生のファンで、子供の頃読んだことがあるので懐かしく読みました。単に怖いだけでなく、たまみが化粧しても醜いままで、葉子にあたるシーンなどだんだんたまみが可哀想になってきて、ラストの「たまみは悪い子でした……」辺りで非常に切なくなりました。
切なさは当時も感じましたが、今読んでみるとお父さんは余り性格良くないですね。まあ、当時のホラー漫画では良くあるパターンでしたが、今の価値観ではころしにいくのは良くないですね。
当時と比べ色々改変されているのに何点が気づきましたが、当時ものを読んでみたい気がします。
それにしても、楳図先生がたった2作品しかないのが寂しい。by 奈良のよっくん- 1
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