johnlisaさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全156件
  1. 評価:5.000 5.0

    NEW
    少女の頃のあこがれでした

    双子の麻衣と結衣。お琴が得意な麻衣とポプリづくりの名人の結衣といったように
    顔はそっくりだけど、それぞれの個性は異なる二人。
    そして彼女たちが恋する相手もまた異なる・・・

    14歳の二人は、時にはケンカしながらもなんだかんだ言って仲良しです。
    果たして彼女たちの恋の行方はどうなるのか?毎月はらはらしながら読みました。
    特に結衣のつくるポプリに魅せられ、こんなロマンティックなアイテムがあったのか、と田舎の一少女だった私は憧れました。ポプリを入れる瓶の容器なんかも素敵だし、毎回、欄外で様々な種類のポプリを紹介するポプリコーナーもあって、ワクワクして読んでました。少女の夢が詰まった素敵な物語です。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    映画への愛が溢れている

    大学の映研を舞台に繰り広げられる5人の男女の青春模様。
    各話のタイトルはすべて映画の邦題からきています。
    低予算、エキストラの確保、撮影場所探し、など様々な困難が彼らの前に立ちふさがりますが
    アイデアや技術、才能で乗り越えて、共に作品を創りあげていく。
    1本のフィルムに彼らの映画愛が込められているからこそ、観る人の心に訴えかけてきます。
    5人それぞれのキャラが立っていて、彼らの成長物語としても読みごたえがあります。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    80年代のメガロポリスを舞台に

    バブル絶頂期の1980年代、東京という世界のメガロポリスを舞台に、
    王道グループの潤沢な資金をバックにして、様々な事件を解決してゆく少年少女の探偵団がいた。
    それがCITY JACKER。
    彼らの前に立ちふさがる怪盗紳士・黒男爵(バロン・ブラック)
    彼らの騙し合い、駆け引き、抜きつ抜かれつつの追いかけっこ。どこまでも華麗で、粋で、スリリング。
    もう、当時ティーンだった自分のハートに突き刺さりました。
    80年代という、日本人がまだ未来に夢を見ていた時代。
    東京というあらゆるものが輝いていた魔法の都市を駆け抜けてゆく探偵団と怪盗に憧れた。
    そして時に、そんな彼らでさえも解決できない事象も起こりうる〝東京”とい都市に慄いたことを覚えています。

    • 0
  4. 評価:4.000 4.0

    JAZZのリズムにのせて

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    作者は本当に様々なジャンルが描けるんですね。
    つくづく感心しました。
    留年中の大学を退学し、サックス奏者になろうとしている主人公の成長物語。
    多種多様な人たちとの出会いと別れを経て、失ったもの、得たもの。
    それらを胸に抱いて、サックスを吹く。その抑えきれない感情の迸り(Blow Up)が感じられる一編です。

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  5. 評価:5.000 5.0

    最高に粋でおしゃれでかっこいい

    レオタードに身を包み、美術品を鮮やかに盗み出し出し、夜を駆けぬける。
    もう最高にスタイリッシュ!
    しかも憎らしい程に美しい3姉妹。まるで猫のようにしなやかに刑事の手からすり抜けてゆく。
    古今東西、様々な怪盗・泥棒を描いた漫画がありましたが、このキャッツ・アイほど粋で綺麗な怪盗はいない。
    自分の心も盗まれました。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    懐かしい!

    むかし、なかよしに掲載されていたあさぎり夕先生の漫画、よく読んでいました。
    少女漫画の典型的な展開、恋にときめくヒロインに、ちょっと粗野だけど実は優しい男子。
    そんな王道パターンが多かったけれど、それがいいんです!
    そしてあさぎり先生のキレイな絵柄。あの頃を思い出しながら、懐かしく読ませていただきました。

    • 1
  7. 評価:5.000 5.0

    初期の頃から美麗な絵です

    清水玲子先生の初期の短編集。ですが、もう、初期の頃から描く絵は美しくて見惚れます。
    また、ストーリーも短編の中にしっかりと収まり、面白く、せつなく、読後感が優しいものばかりです。

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  8. 評価:4.000 4.0

    怖いわ、こんな身内

    セコケチ義妹・・・いるんですね、こんな人。
    しかも身内になっちゃったら、カットアウトもなかなか出来ないし。
    でも「損して得獲れ」とか「貧すれば鈍する」なんてことわざもありますので、ほんの些細な出費を惜しんだためにもっと大きなもの(信頼や友人関係)を失ったりとか、長い目でみたらマイナスでしかないんですよね。
    グイグイきて、有無を言わせず掻っ攫っていく義妹、怖い。
    でもタイトル回収なら痛快な結末が待っていると思います。

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  9. 評価:5.000 5.0

    麗しのアスタロト様

    「パタリロ」本編でもたびたび登場していたアスタロト公爵。
    パタリロのペースに乗せられることもなく、独自の悠久の時を生きているかのような存在。
    静かでいて、深く、妖しい魅力全開です。
    それにしても魔夜峰央先生のベタは本当に真っ黒で、キレイ。
    まさにバンコランやアスタロト様の黒髪を塗るためのような美しさです。

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  10. 評価:5.000 5.0

    美しく、もの哀しいメルヘン

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    萩岩睦美先生の描く世界は、優しくって可愛らしくって、女の子の夢見る世界そのもの。
    この作品でも、喋る動物や、ドレスに、お城に砂糖菓子、とメルヘンチックな世界が展開されます。
    薄幸のヒロインのマリーが幼い頃に過ごした、美しくもはかない、幸せの瞬間。
    それを支えに生きてきたマリーが、あまりにも哀れです。
    でも、それでも萩岩先生の描く絵は、不幸を忘れさせてくれるほど、夢に溢れている。

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