5.0
世界に通用する名作です。
原作者の池田理代子先生が、20代前半で描かれたとは信じられません。
この完成度、美しさ、史実とフィクションを巧みに混ぜた構成、どのキャラにも見せ場を与える鋭い心理描写。
調度品や宮殿、ドレス、軍服etc. インターネットもなかった時代に、どうしてあれほど細やかにゴージャスに描けたのでしょうか? そしてそれに対比するように、平民たちの困窮する姿もしっかりと描いてくれたことで、この漫画は世界に通用する名作となりえたと思います。どの登場人物も魅力的ですが、やはり男装の麗人・オスカル様のキャラが出色。気高く凛々しく美しい。女に生まれながら軍人として生きねばならない運命。それでも愛の狭間で揺れ、苦悩する姿は永遠に少女たちの憧れとなりえます。
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ベルサイユのばら