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ヒロインが経験する2通りの11年後…
10年付き合って破局って…別れるきっかけが若い子に浮気されてとか…なんか重くて途中でやめるかも、と思いながら完読。いろんなエピソードはどこにでもありそうで、ヒロインと自分を重ねてしまう感じが最後まで読み終える原動力だったかな。
タイトルが実に深くて読み終わって妙に納得してしまいました!
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78487位 ?
10年付き合って破局って…別れるきっかけが若い子に浮気されてとか…なんか重くて途中でやめるかも、と思いながら完読。いろんなエピソードはどこにでもありそうで、ヒロインと自分を重ねてしまう感じが最後まで読み終える原動力だったかな。
タイトルが実に深くて読み終わって妙に納得してしまいました!
何も知らないまま聖女に祭り上げられ無惨にも処刑されたヒロインの復讐物語。
前世の記憶を持ったまま他人に転生する話と違い本人が記憶を持ったままもう一度人生をやり直すパターンです。ヒロインが逃れた聖女になったのはヒロインとよく似た容姿の従姉妹。これから待ち受ける悲惨な結果がわかるだけに彼女を助けるために奔走します。従姉妹は芯の強い聡明な性格でした。戸惑いつつも状況を理解し聖女の立場を上手に利用してヒロインの復讐に協力します。
ヒロインの復讐は個人のためだけでなく苦しみの中にある多くの国民を救うためのにものでした。無力だった自らを嘆き、従姉妹の力を借りて力を尽くすヒロインの姿は正真正銘の聖女です。
魔法士の家系にありながらヒロインだけ魔法が使えない…よくある設定です。違うのは一つだけ使える魔法が実はとんでもなく強力な力であることを匂わせているところかな。
自分だけ魔法が使えないこと(心獣を持たずに生まれて来たこと)や度重なる嫌がらせにすっかり引きこもり本の虫となったヒロインが珍しい本に釣られて宮廷に行き皇妃となるまでトントン拍子に?ご都合的に?話は進みます。でも全然イヤミにならないしむしろいいテンポ感です。
自分だけの心獣を持たない代わりに全ての心獣を従わせることができるヒロインは、孤独な皇帝の唯一無二の存在なのだと思わせてくれます。
不器用ながらも自分の想いをヒロインに伝えようとしている皇帝に対して本にしか興味ないヒロインがいつ皇帝の気持ちに気付くのか皇帝に想いを寄せる日がくるのか。皇帝の心の声をヒロインにだけわかるようにこっそり聞かせる心獣のアシストに期待です。
婚約者に裏切られただけでなく会社にもいられなくなるような心無い仕打ち。逃げるように退社するも思いがけない転職?から話は展開していきます。
元恋人が忘れられない相手から自らの政略結婚を避けるための契約結婚の提案を、自分の結婚を喜んでくれていた両親を失望させたくないとの思いから承諾したヒロインが切ない。
2人の生活がカタチになっていくうちに自分の気持ちに気づいても必死になって隠そうとするところは健気でもあり「両片想い」の状態が見ていて歯痒い!けど続きが気になる。
ただ、なかなか話が進まないのが難点。いくつかエピソードがあるのだけど一つ一つが長くてジリジリする。(そうこうしてる間に契約期間あと1ヶ月だよ!)
元恋人からの電話をきっかけにトラブルの予感。相手が記憶喪失になってしまい、聡明なヒロインなのに「デモデモ、だって…」を拗らせて、まったく、もう!
ゆる〜いジェットコースター的な進み方についていければ楽しめると思います。
ズバリ、よくある設定です。実の父からの愛情はなく義母娘にはこれでもかといじめ抜かれているヒロインのシンデレラストーリー。
この作品では当時?は珍しかったヒロインが手作りした洋菓子を食べながらエピソードが終わります。お菓子にまつわる思い出が涙となってホロリとさせるのですが、お菓子作りは辛い日々の中で見つけた数少ない楽しみだったという曰く付きなだけに、物語の奥行きを持たせるとともにヒロインの愛情深さや聡明さを伝える小道具としても効果的に使われています。
テンポが良くてサクサク読める感じが良かったのになんか違和感があったのは日本での設定なのに食事風景や結婚式の正装など所々に韓国式が描かれていたからかな。
名前を含めて韓国を舞台にしてくれてた方が韓流ドラマを観ているみたいに作品にドップリ嵌まれたのに。読み応えがあっただけにそのストレスが残念に思いました。
結婚を視野に入れた同棲が段々と負担になってきて、仕事もプライベートもこれでいいのか?と疑問が湧いてきたところに彼氏と後輩の浮気現場に遭遇!
明らかな宣戦布告に動揺したヒロインにアレコレと守備よく手配して弱ったヒロインの気持ちを掴むところは何も考えたくない状態だったら言われたままに流れに乗っちゃうよなと客観的に見ている。
タイトルのーいいのにって語尾についているってところが気になって仕方がない。タイトルそのものが、本性に気づいて距離をとろうとするヒロインに向かってネガティブな感情を表現する時のキーワードになっているんだろうなと勝手に想像しています。
先ずは専属アシスタントにして自分以外の社員との接触機会を極力減らす。元彼絡みで前部署との関わりは避けたいヒロインにとっては有難いシチュエーションだけど、じわりじわりと知らないうちに深みにハメていくのが「沼系男子」の手口なのか、なんて変な感心さえしてる。
これからサイコサスペンスみたくなるのかドロドロ偏愛で終わるのか、導入としては期待の持てる作品になっています。
外観だけを磨きその美貌で仙女と崇められている姉と、引っ込み思案で医学の力で困った人たちを助けたいと研鑽を積む妹。
縁談を嫌がる姉の代わりに有無を言わさず嫁がされる妹、で相手を見て惜しくなった姉が本当の花嫁は私!と乗り込む展開は既視感アリあり。
姉にマウントを取られてはいたけど極端な差別的扱いを受けていた様子が背景から見られないのは扱っているものが医学という高度な知識を必要とされる分野だからかと思います。
仙女の家系でありながら仙女でないとなかなか言い出せないでいるヒロインだけど、ヒロインが持つ医学の力と癒しの心が実は仙女の力なのでは、と思わされます。
あと、一か月…命の期限が迫る中お互いを思いやる姿には邪な打算て出逢ったとは思えない2人の絆が感じられました。
能力の差が家族の中での序列になってるのはこの手の話ではお約束。出涸らしと言われつつも決してへこたれること無く自分なりの将来の夢を描いてる。ヒロインの独り言の形で登場人物が紹介されてキャラクター設定もなんとなくインプットできるのが良い感じ。
思いがけず能力が覚醒しても煩わしさを避けるためにあえて隠して生活するものの、魔物を倒している姿をいわゆる(本家の)後継者に見られてしまい結婚することに。
自分に媚びを売る女性たちに辟易していた後継者には、その世界で生きることに全く興味のない=自分に興味のないヒロインに興味が出た様子。契約結婚を持ちかけるがその口説き文句が面白いし、その後の2人のやりとりが楽しい。
代替わりの困難な時期に増える魔物たちの襲来を防いで2人は見事結界を貼り直すことができるのか?始まりはお互いの利益のためだけの結婚だけどどう変わっていくのかな。
ヒロインと式神たちとの主従を越えた関係や、側にいる時には気づかなかった姉妹の思いなど、取り巻く環境の変化を通して成長していくヒロインの姿もまたこの作品の見どころです。
さまざまな誤解が解けてヒロインは晴れて結ばれたところで無料部分は終了しています。
無料部分だけで言えば、絵が粗いのが残念。百歩譲って、まだキャラが定まっていないとしてもやはり画力で損してるかな。
ストーリーがファンタジーの王道で展開も良かっただけにもったいない!
続きをどうするか?ここで話が一回切れるから考え中です。
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11年後、私たちは