5.0
エンタメとして面白い
大分現実離れしたストーリー展開ですが楽しめます。
随所に織り込まれている、ちょっとした小ネタ的なくすっと笑える箇所も好きです。
作者の方の早世が本当に惜しまれます。
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24891位 ?
大分現実離れしたストーリー展開ですが楽しめます。
随所に織り込まれている、ちょっとした小ネタ的なくすっと笑える箇所も好きです。
作者の方の早世が本当に惜しまれます。
村上もとか先生の傑作ですね!
画力・ストーリー展開・細かい心理描写やディテイルの書き込みまで、
どれをとっても、どこを読んでもさすがの実力派作家の作品だと思います。
結構長い作品ですが、途中展開がだれることも無く、表現が雑になったり
読者置き去りなシチュエーションも無く、最後まで楽しんで読めますし、
何度も戻って読み返したくなるシーンがたくさんある作品です。
総合病院にはこういう「不定愁訴」的な患者本人にも症状がうまく説明できないような場合に
対応してくれる窓口的な場所が有ると良いなと思います。
最近、母の通院に付き添っていくつかの病院に行く機会がありましたが、
病院によって看護師さんや医師の先生の対応も正直千差万別。
やっぱり一番は志のある人が患者に寄り添う医療を目指していると、
患者が肌で感じ取れるような、この漫画の話のような医療ですよね。
羽海野先生の作品はどれも人間味とやさしさがにじみ出てると思うんですが、
3月のライオンも将棋マンガというよりは一人の青年の成長ドラマとして読むと
非常に共感というか感情移入させられる作品だと思います。
ひなちゃんが陰湿ないじめに苦しみながらも自分の生き方を貫く部分とか、
途中、川本3姉妹の父親が登場する部分が有るんですが、もう本当に
殴り倒してやりたいクズっぷりで、世の中、確かにこういうしょうもない奴いるよなー
と妙にリアリティを感じたりします。
人間ドラマを笑いあり涙ありで将棋にからめてつづる物語です。
イマドキ本当にありそうな訴訟問題が次から次へと出てきます。
作者の画力とストーリー構成にどんどん読んでしまいます。
人間の愚かな側面と、それによって理不尽に人生や生活を乱される側の人の
力強さが同時に描かれていて、それぞれの話の最期にはなんだかやっぱりホッとする。
勧善懲悪とは行きませんが、各話納得して読み終えられます。
文学好き、哲学好きの人には本当におススメの名作です。
確かに作画が時代を感じさせるようなところはありますが、
随所に張り巡らされた伏線と、見事な心理描写。
読後感が本当にズシーンと、しかしさわやかに心に来ます。
風と木の歌の連載の傍らで、アニメージュに連載されていたのを読んでました。
主要登場人物がエスパー(超能力者)集団で、当時としては超未来的な設定だった話が、
現在ではちょっと見方を変えるとほとんど現実になっているような部分もあります。
竹宮先生の作画が割と勢いに乗りきっている時期に描かれた作品なので、
躍動感とか、構図とか、コマ割りとか斬新な試みが随所にみられて今見ても新鮮です。
イブの息子たち、エロイカより愛をこめてでシュールな逆に大分慣らされてきて、この作品を読みました。
青池保子先生の超シリアスな一作ですね。
連載当時、先生のイラスト集が発売されて、あまりにも絵柄がきれいでお小遣いをはたいて
大判のイラスト集を買って、大事に眺めていたことを思い出します。
中世的な男の美学みたいなものが端々ににじみ出ている作品だと思います。
まるで古いフランス映画を見ているような気分で読める名作です。
もう発表から30年以上も経っている作品ですが、色褪せないストーリーです。
ナタリーとフランシスという名前は、もうこの登場人物の印象で固定されてしまいますね。
何度読み返しても、また読みたくなる名作です。
娘は弟の溺死の真相が母による作為的な薬物の接種によるものだと半ば確信しています。
母の高校時代の親友(?)との日々が描写されている下りが有るのですが、
娘の様子と姿かたちがあまりにも似ている描写のため、その友達が高校時代の母と出会うくだりを
うっかり無心に読み飛ばすと、娘の現在進行中の高校生活の描写と勘違いしてしまって、
話の辻褄が合わなくなって、もう一度戻って読み直すことになります。
非常によくできたサイコスリラーだと思います。
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坂本ですが?