フェデリカは少しずつ自信と自己肯定感が強くなっていますね。
「私なんか」という自身を卑下するクセがもはや習い性となっているフェデリカにとって、一つ間違えればお手打ちになる恐れもある高位の身分相手に立ち向かうということがどれだけ勇気の要ることか…。
でもアルマンドに見出されてから自分を取り巻く人々の好意や温かさに気付き、次第にそれを素直に信じられて行くようになっています。
何よりアルマンドの愛情を信じ、受け入れられるようになって来ているのは大きな進歩だと思います。
根深い自己否定を払拭できるようになるまであともう少し。お腹の中の赤ちゃんが生まれる頃までにはお母さんとしての覚悟と自信が備わっているといいなあ。
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授か離婚~一刻も早く身籠って、私から解放してさしあげます!
062話
act.62 退室を命じます