アナキンの頬にエリスが愛おしげに手を添えるのいいな... 前屈みになって目を閉じるアナキンの可愛いこと。このしぐさいつからだったっけ、確認しに読み返してこよっと
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アナキンの頬にエリスが愛おしげに手を添えるのいいな... 前屈みになって目を閉じるアナキンの可愛いこと。このしぐさいつからだったっけ、確認しに読み返してこよっと
善意100パーのヘレナがエリスの評判を下げまいと声張り上げてフォローしたつもりで容赦なく殿下を(ヘレナ自身の進退もだけど)追い込んでくのおもしろ〜!!! 計算なんて足下にもおよばない天然の殺傷力ぶん回しで皇太子にアホ面させてんのホント痛快。
まぁ、やらかした後になって自分の発言がどう捉えられるか気づきうなだれるヘレナはこれから場数踏んで変わるんだろうね。変わらざるをえない。エリスの見立てどおり根っからの良い子なんだと思う。トロいけど。私はこの子嫌いじゃないな。
皇太子はモノいわぬお人形から人間のレディへと立派に成長したヘレナの尻に敷かれて一生バカ晒してればばいいよ。皇帝は皇后に暗殺されないかな
アナキンは良い。...すごく良いんだけど、いつもエリスの求めに応じる仕方が恐ろしくピンポイントすぎて、まるで彼女のためにカスタマイズされたアンドロイドのようにも感じる。前にキンティアが兄貴は魔女に操られるてる人形のようで生きた人間じゃないみたいで怖かったって言ってたけど、今は、あまりにも過酷な運命を強制されるエリスのために因果律が与えた慰めがヒトの形をとっているモノのように思えなくもない。でもそんな考えがよぎるいっぽう、アナキンのエリスを見つめる目の色は誰よりも温かくて、たとえこの世界が演劇の舞台にすぎないとしても彼だけは間違いなく本物の血の通った人間なんだと思わせられるというか... はぁ、とにかくもうどっぷりハマっておりますよ
アナキン良すぎる!
フィブリス、可哀想なひとではあるんだな。でもエリスにとっての救いはこの世界からの脱出なのに、それには耳を貸さず、ただ今を受け入れて生きろと突き放しながらも「救いたい」とは傲慢な。てか母に重なるエリスに生きててほしい、側にいてほしいというのは彼自身の欲望であってその欲望を満たすことで自分が救われたいというのが本心だろうに、それに気づいてないのか知らぬフリしてるのか... まあ欺瞞だよね。このスタンスではエリスに相手にされることはないね。頑固そうでもあるからそう簡単に変わらないだろうし...(あ、変わらない、といえば対照的にアナキンはエリスを知ってどんどん変わる可塑性に富んだ男だよね!良き...)
あれ、そういえばフィブリスってヘレナのことはどういう気持ちで接してるんだろ?エリスに対するのが切迫感(≒恋?)だとしたら、純粋で優しい彼女(それも皮相だけど)は癒しとか?原作のヘレナLOVE三人衆のうち馬鹿、ナルシストに続いて三人目は偽善者ポジなのか。はぁ、これはこれでエリス疲れるね〜
そしてある時お前がいなくなったら俺はどうやって生きていけばいい?のエクサーのセリフ、『100万回生きたねこ』のラストシーン思い出した。
天蓋付きのベッドに石の壁のこの寝室、墳墓のなかの石室のようで死後の世界に幸福な二人きりみたい。最後に望むのは二人一緒に永遠に葬られることなんだろうなと思った。
そうよなー、ここまではっきりした身分の上下がある以上、権力関係でしかない。権力者側の皇太子が自由恋愛を錯覚してるだけでヘレナが逆らえないから従ってるとは夢にも思わなんだろなあの馬鹿は。そして皇太子も皇帝には逆らえない。シンプルで殺伐とした権力勾配ありきの関係でしかないのに権力者側のロマンだ純愛だと都合のいい妄想に付き合わされた挙げ句下の人間が泣かされ恥かかされ謝罪させられる。よくあるパワハラ、セクハラの典型。このまま皇太子とヘレナくっついても不幸にしかならなそう。
権力勾配のある関係といえばエリスとアナキンがまさにそうだけど、こちらは究極の主従関係(私のために死んで)からスタートしてるがエリスは皇太子がヘレナにやるような妄想も抱かないし無自覚の強制もしないから好対照。星空のシーンで相手をひとりの人間として尊重した関係が生まれそうな気配がはやくも感じられたしこの二人が一緒にいる未来は明るそうで、イヤな展開続いたなかで一息つけた。
エリスがヘレナにかけた泣いてもいいのよという台詞も、多くを語らないし近づきすぎもしない節度のなかに労りが感じられて良かった。かつてヘレナが本物エリスの人知れず泣く姿をみて許そうと思ったように、エリスもヘレナの普段は見えない心の痛みに気づいて慮る気持ちが生まれた。この二人はベタベタ仲良くはならなくてもお互いの理解者にはなっていきそう。
あーもう、エリスもヘレナも魔女になって勘違いクソ男どもブッ飛ばして高笑いする世界線がよかったな〜。家の事情だの身分制だの制約がなかったら二人とも殿下なんぞに目もくれないでしょうよ... あ、当然イアソンもな。殿下が人でなしのDVクズ野郎ならあのソードなんちゃらは自信過剰の厚顔ナルシストだし。神官もおそらく似たようなもんでしょ。三者三様ズタボロに打ち砕かれるストーリー期待してる
薄紫のドレスで着飾ったイネスは夢のように美しく、ちらりと見て頬を赤くしながら視線を外し紫色の花冠を手にしたルシアーノは少年のよう。きれいだイネス、と花のように破顔したこの兄も妹のためにずっと心を痛めてきたんだな、と深く結ばれた二人の長い年月を思わせる印象的なシーンでした。
カッセルの頼みですぐに飛んできてくれたの嬉しいけどちょっとお疲れみたいなのが心配。フラグじゃないよね。フォルメンテって危険な競技なのかな?何事もなく終わりますように。
えっ、ルースの生態についてマクシーに完全同意なんだけど。むしろ違うの?...とはいえルースといえど男、生物学的男女差はデカいよねー。現実問題、トイレとかさ。一人でいくのも危険だが付き添いの騎士がいるのも具合悪いし(ま、そのへんの描写は省かれるんでしょうけど)
ニルタ卿の、ニカッとでっかい笑顔良かったです!
リフタンはちょっと落ち着こうか
悪女を殺して
051話
第51話