いちごとあんこさんの投稿一覧

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評価4 31% 160
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評価1 4% 22
31 - 40件目/全83件
  1. 評価:5.000 5.0

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    原作未完だけどめっちゃいいの!
    キャラが全員カッコいい。それでいてルチアーナが自分自身を卑下して認めてないから自覚ないけど、稀有な存在だと判ってきた。

    ルチアーナに美形全員惹かれて矢印向かうんだけどそれが嫌らしくないんだよね。納得しちゃう。
    魔法使いの力に突如目覚めるんだけど、それも自分自身を助けるために目覚めたのではないし、チートというわけでもなくて、ルチアーナの大切に思う仲間に生命の危険が及んだ時にそれを何とか回避するために生まれた産物。しかもルールめちゃくちゃ。自己犠牲でもなくて哀しい未来を変えたいだけ。
    なりふり構わないわけでもなくて、きちんと大切に自分のことも守って、変わっていく自分のそばにいてくれる人たちだからこそ相手のことも大切に守りたいというか。

    悪役令嬢だった周りが見えてない自分本位だったルチアーナを知っている人たちが、新生ルチアーナに関わっていくうちに彼女の本質をわかってくれて、彼女の中身が変わっていくのと同時に周りも変わっていく。

    そしてたまらなくルチアーナに惹かれていくのだけど、彼女が自分の中身に魅力があるとは思っていないので、周りの男性陣から惚れられまくっていることに全く気づいていない。それにおそらく血の繋がっていないイケメンで女性の扱いがスマートで、さらにルチアーナの生命の危険が迫る際に必ず駆けつけて傷ひとつつけさせない最強の兄がルチアーナの守護神としているから、それが例え王太子だとしても、周りから憧れまくられているイケメン公爵様たちも傍にいるけど、誰にも心を寄せていない。
    この兄を超える人は現れるのか?

    先見の明のある令嬢の未来を救い、自分の命の危機も顧みず国のため、自分を護るために失ってしまった兄の左腕を取り戻すために奮闘し、聖獣まで国と改めて契約し継承させる力を持っている魔法使い。この先に誰とどんな未来が待っているのか…

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    昊天 凛風

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    原作エブリスタで先に読んできちゃったけど、
    サクッと読めるサイズだからおすすめ。
    あれだけしかない中身をここまで伸ばせるんだからコミカライズって凄いなぁ。ページ数が二桁だったから、途中でコミカライズに伴ってもう閲覧できなくなってるのかと残念に思っていたら違ったわ。
    嬉しい誤算だった。

    作品名通り確かに昊天は暴君だけど、筋が通ってるのよ。凛風を傷つけたものは皇帝だろうが皇太后だろうが、もはや誰であっても赦さない。

    一番最初に寝所をあんなに簡単に侵入できるなんておかしいとあったけど、あれは招かれざる敵を引き入れるため。わざとガラ空きにしていたのだと。飛んで火に入る夏の虫で忍び込めた凛風が女だと知って、経緯もきちんと耳を傾けている。皇帝暗殺未遂なんだから、問答無用で切り捨てていてもおかしくないのに。それでいて凛風の話を戯言だとは思っていない。その上で側に置いた。
    お互いに利用価値のある人だから。

    そこから矢を射られ、毒を飲まされ、生命の危機をふたりでかろうじて乗り越えるうちに惹かれていくのは必至。皇太后の次の手が昊天に向いて、もはや生きてはいないと捜索を打ち切られてしまう。
    そして凛風が第二皇子の玩具にされそうになり、それならば死を選ぼうとしたところに現れるのは…

    この時の絵がすごく見たい。絶対カッコいい。
    絶対に凛風のことを離さない怒気を孕んでるはず。俺の妃を離せってなってる図が絶対見たい。
    なんだかんだ言いながら凛風のことに惚れ込んでて手放さない昊天さまがカッコいい。

    • 6
  3. 評価:5.000 5.0

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    イコさんいいわ。
    原作も勿論同じくらい素敵なんだけどアニメ化って文字読んでコレなら納得するわ、っていうストーリーの素晴らしさ。

    クノンはチートじゃない。むしろハンデ持ち。
    目が全く見えなかった彼は魔術で目を手に入れる。そこまでがまずすごい。そこまでのストーリーだけでも物凄く引き込まれる。掴みがデカい。

    無気力でいたクノンとの差がわかるだけに、その後女性と見る役だかずにはいられないのかお前は!となる口のうまさがまた面白い。目が見えないからこそ見えているものがまた違うのかきちんと女性だけを口説く。そして、いやらしさがまったくない。
    流れるように今日もクノンは口説いてるんだろうなと見えてしまうのがおかしい。

    水属性の魔法をこんなふうに使えたら良いな、と思えるくらい使いこなせてしまう努力家で勤勉で頭のキレがものすごくて、人誑しの天才でもある。
    彼のそばにいたら惹かれないではいられない。その類稀なる才能に。その才覚に。素晴らしさに。
    読めば読むほど手が止まらなくなっていく。沼。

    そして彼の周りにいる大人や先生や仲間や家族たちみんな個性豊かで色とりどりで素晴らしい。そりゃアニメ化されるわ。あのクノンの口説くのを誰がやるんだろう、ものすごくスマートに、かつ流れるようにデートやランチやカフェに誘うのを観たい。

    原作も読んでるけどコレも沼だな。
    頭のいい人が書いてるんだろうな。素敵すぎる。
    無料分だけでは勿体ないのでじっくり読みたい。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

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    あー、どこにどう徳を積めば恋ヶ窪くんに出逢える素晴らしいチャンスが落ちてるんですか?

    しかも全部初めてなんでしょ?
    コレ基準にしちゃったらさ、もう絶対他の男性じゃ物足りないから無理でしょ。綺麗で美しくて、頼り甲斐があって女性のリードもスマートで驕りがなく恋人の瑛子ちゃんが誰よりも大好きで優しい。
    それでいて、男性ならしていない彼女のペースに合わせて待っていてくれる心の広さと器のデカさよ。ガツガツしなくてもこの人なら引く手数多だから、他にガンガンやってくるけど目移りしないのよ。
    ちゃんと紳士なのよ。ここでお預け食らっても焦りなどないのがまた素敵なのよ。
    それでいて、たまにくる無意識で繰り出す瑛子から出すかわいい攻撃もちゃんと食らって頬染めてくれたりするわけよ。またかわいい。

    どちらも同じくらい可愛くて愛おしくなります。

    • 2
  5. 評価:5.000 5.0

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    原作はあったようですが、現在は読めません。
    コミカライズに際して読めなくなったのかな?
    でも、このコミカライズ大成功だと思います。

    絵が綺麗!細やか!それでいてリュカかわいい!
    庇護欲が掻き立てられる愛らしさってこのことね。
    アナベルも可愛いんだけど、リュカの方が可愛い。男の人に可愛いってアリだな、このまま押し倒したい騎士様って素敵で無敵じゃないの。

    基本的にコメディ。呪われているリュカの呪いを解くべく力が減っていたはずの聖女のアナベルが彼を救うべく奔走する。でもはちゃめちゃで楽しい。
    そこらじゅうにツッコミ入れたくなる要素が詰め込まれているし、呪いを解かないといけない話なのに決して暗くなってない。コミカルに話が進んでいくので時折やってくるアナベルとリュカの頬を染めてしまう展開もほのぼのと見守ることができる。

    今は他社さんである程度一冊ずつ読むことができる作品ではあるので、そちらで序盤を読ませてもらってから足りないところを課金することをおすすめ。無料分はそちらの方が多いのでここで切るのか!っていうのはないかな。ちょっと試し読みさせてもらってからこの流れを確認しつつ読むべし。

    完結してる話なので、ふたりの幸せな未来はもう確実。大聖女にまでなったアナベルが離してもらえるかどうかはわからないが、リュカには離してもらえなかったようなので…ふふふ。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

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    原作があります。
    コミカライズされたものより原作の方が好きかな。絵は中身が若干白いです。もう少しキャラクターを書き分けてもらいたいなという気持ちはあります。どれがギルバートかわからなくなるから。

    よくある秘めたる魔力が王子様と出会ったことで、素晴らしく目覚める!とか、そういうよくある話ではありません。彼女には魔力はないまま終わるので魔法を使えるようにはなりません。

    ギルバートがソフィアを見初めて未来の妻とし、その思いに応えるようにソフィアが自分の力で立ち上がり、虐げられてきたシンデレラが王子様のギルバートとと出会えたことで人生が好転していく物語。

    序盤はよくある叔父叔母からの虐め。乗っ取り。
    従姉妹であるビアンカに婚約者も奪われる。
    殆ど何も持たせてもらえずに家を追い出されるも、隠してあったわずかな荷物を入れたトランク一つを持って街を彷徨い、頼るあても眠る場所もお小遣い程度しか持っていないソフィアが宿を取れるはずもなく、王家で管理している森なら獣が出ないように結界が張られているので野宿よりはマシ、と逃げ込むところから始まる。そこで殿下と馬で駆けるつもりだったギルバートに保護されて庇護を受ける。
    ギルバートは触れると魔力の揺れから心の内側を覗くことができる力を持っていて、ソフィアに魔力が何もないことを触れることで知る。
    魔道具の使えない彼女のために自室を貸し、世話を焼いて傍に置いていたが、家を追われ居場所のない彼女が自分でも何かしたいと仕事を欲しがる彼女にメイドとして居場所を与える。
    彼女の内面に触れるうちに心惹かれていき、魔力のない彼女に触れても、決して心の内面を覗くことのないただ触れられる存在に癒されていく。
    そしてソフィアはソフィアなりにギルバートに惹かれていき、求婚を受け入れ隣に妻として立つために強く美しく成長を遂げていく。
    叔父夫妻の暗躍や犯罪、両親が亡き者にされた経緯なども徐々に明らかになっていき、過去と向き合いビアンカとも年月を経て向き合えるようになって、ただギルバートや公爵夫妻に護られているだけの、飾られたそこにいるだけのお嬢様では決してないソフィアが眩しくなっていく感じがする。
    両親が遺してくれた爵位を継いだ上で領民の生活を案じ、領主としても強くなっていくソフィアをどこまで描いてもらえるかわかりませんが素敵な話なので原作通りにして欲しい。

    • 20
  7. 評価:5.000 5.0

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    原作読んでもらいたい。
    コミカライズされてもまだ読める作品なのは
    原作がしっかり面白いから。

    しっかり意思をもって言い返すことのできる、頭の回転の早いミネルバ。王太子妃になるはずだったのだけど、異世界から来たわがままボディのセリカの出現によって、代わられてしまった。ここでセリカが才能溢れ王太子妃として代わりになるためのお妃様教育をきちんとこなせるだけの能力があればまだ救いがあるのだけど、こういうコミカライズだからまるでできないと相場が決まっている。
    王太子のフィルバードが可愛さ余って甘やかすだけでちっともお妃様教育が進まないのは、セリカ本人中身までわがままで教養がなくて常識がないから。それでいてすぐに後先考えずにカッとなって行動をして、国のためにとか王太子妃として、とか考えることのできない、技量も器量も足りな過ぎる人。

    フィルバードが敬うべき皇帝ルーファスにも声を荒げ敬うことすらしない。挙げ句の果てにミネルバが教えたはずなのに、その知識を教えられてなかったので、とミネルバのせいにする始末。しかも突き飛ばしてその始末すらできない。
    王太子妃として責任を問われ謝ることになっても、それでも淑女らしく謝ることすらできない。まるで中身はお子ちゃまな異世界人のセリカと彼女を疑うことすらしないフィルバードとのやりとりはこの先ももっと深く続く。
    国王と王太子たち、そして国の根幹を揺るがす大事件を企てた黒幕の話が進み、やがて従わざるを得なかった人たちがわかっていく。
    ただ単にザマァな展開となってスッキリするのではなくて、もっと深くミネルバとは付き合っていくことになるのでまた面白い。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

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    コレ、是非原作も読んでもらいたい。
    コミカライズされてキャラクターがわかりやすくなって、アニメ化されてキャラクターに声と動きと、細やかさと奥行きが出たので、アニメ化される作品ってこんなに面白いんだと実感できます。

    姉の背中に隠れて何もしなかったミアが
    一番成長し一番傷ついたかもしれない。

    フィリアにとっては、他国に売り飛ばされたことで自分が見てきた世界の狭さを知り、様々な人と出会って自己肯定感を得て視野が広がって、自分の力だけで全部何とかしようとしていたことを他人に頼ることを知れたいい機会でもあった。楽しいことも嬉しいことも、今までに知らなかった感情全てを得られる違う世界に出してもらえたのは、フィリアにとって幸運だったに違いない。
    残されたミアも姉のための復讐心だけではなく、自分らしく国を守り、味方を作り、踏ん張ろうとする力を得た。自分の無力さを感じながら。
    出てくるキャラクターも魅力的で、どうしてフィリアが冷遇されることになったのかも理由がわかり、どうしてそれほど苦しい修行をフィリアが積まなくてはならなかったのかもわかっていく。

    ちゃんとユリウスのこれほどまでない断罪と国王の威厳の強さとカッコ良さ、今まで引きこもっていて、このままでは負け犬にすらなれないとミアに発破を掛けられて、立ち上がる勇気を見せてくれた第一王子の頑張りも見どころではある。

    ユリウスの断罪までがこの作品の見どころではなくここから国を本当に救うための姉妹を含めた全員の真の戦いが始まる。
    絵柄がとても綺麗なので、じっくりゆっくり読んでいってほしい。アニメ化はまだまだ序盤なのでこれから見ても十分追いつけます。

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

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    山口くんは悪くないぞ。
    全然ワルくない。むしろ真面目。そして紳士。

    よくあるクラスメイトとのラブストーリーなんですけど、コメディはなし。ふたりのように真面目。無料分までではですが、ライバルもなし。
    山口くんと仲良くなりすぎたい男子は出てきますが、皐ちゃんのクラスメイトの仲良しの子も出来てくるので、このタイミングで彼は邪魔だなと察したら連行してくれます。

    何より山口くんは皐ちゃんの気持ちをまず大切にしてくれるので、とても好感が持てます。名前で呼ぶのもふたりきりの時だけ、と決めたらちゃんとその通りにしてくれるし、しかもここぞという時だけ。

    皐ちゃんも察してちゃんじゃなくて、ちゃんと言うべきことは言える子。山口くんが体調不良で休んだ際もお見舞いに行ける勇気もあるし、夏休みに彼の実家に友達とともに遊びに行ける強さもある。

    穏やかにふたりを取り巻く仲間との日々をドキドキしながら読むことができるのでおすすめです。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

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    この話は長いです。まだ序盤です。
    原作があります。そちらもかなり素敵です。

    私の中でのアニスもレクトールももう少し綺麗。
    なんて言うんだろう、キラキラしてるところもっとイケメンなのに足りてないだろうな、画力の差?
    オースティン神父だってこの後大活躍なのに全体的にパロディ絵柄でなんだかな。加護持ちの魅了まである凄いスキル持ちなのに。ロロは可愛い。でも、ロロ魔獣だからな。にゃーって言うけど魔獣。

    この後癒しの力が本物なのが城内でも発揮されて、本当にこの小娘聖女だったのね!ってなってからはやっぱりレクトールって王子だから好きだった人がいるわよね、嫌がらせされるわよね、があって。
    その後やっぱりまとめて狙われる機会があって。
    満を辞してヒメがやっぱり全力でやらかしてくるので、レクトールが大ピンチになるのですが、そこはアニスがちゃんと癒しの力を最大限に発揮して助けてくれるので、安心してもらいたいのです。そして、やっぱりそこまで癒しの力のスキルレベルアップしてしまったからには、国をあげてアニスを保護しなきゃいけなくなるわよね。ってなるので。
    お相手はもちろんレクトールだけど。
    初めから離す気がなかったのは明白なので。
    ツンデレなアニスもちゃんとレクトール大切にしてくれるし、レクトールはアニスのために手を尽くしてくれるところもあるので、ちゃんと完結されたら一気に読みたいな。

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