いちごとあんこさんの投稿一覧

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31 - 40件目/全73件
  1. 評価:5.000 5.0

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    この話は長いです。まだ序盤です。
    原作があります。そちらもかなり素敵です。

    私の中でのアニスもレクトールももう少し綺麗。
    なんて言うんだろう、キラキラしてるところもっとイケメンなのに足りてないだろうな、画力の差?
    オースティン神父だってこの後大活躍なのに全体的にパロディ絵柄でなんだかな。加護持ちの魅了まである凄いスキル持ちなのに。ロロは可愛い。でも、ロロ魔獣だからな。にゃーって言うけど魔獣。

    この後癒しの力が本物なのが城内でも発揮されて、本当にこの小娘聖女だったのね!ってなってからはやっぱりレクトールって王子だから好きだった人がいるわよね、嫌がらせされるわよね、があって。
    その後やっぱりまとめて狙われる機会があって。
    満を辞してヒメがやっぱり全力でやらかしてくるので、レクトールが大ピンチになるのですが、そこはアニスがちゃんと癒しの力を最大限に発揮して助けてくれるので、安心してもらいたいのです。そして、やっぱりそこまで癒しの力のスキルレベルアップしてしまったからには、国をあげてアニスを保護しなきゃいけなくなるわよね。ってなるので。
    お相手はもちろんレクトールだけど。
    初めから離す気がなかったのは明白なので。
    ツンデレなアニスもちゃんとレクトール大切にしてくれるし、レクトールはアニスのために手を尽くしてくれるところもあるので、ちゃんと完結されたら一気に読みたいな。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

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    「折れない欠けないへこまない、打たれ強さは世界一! このミスリルに何でもお任せください!」

    本当に強かったわ。色々な意味で。
    絶対に原題の「ミスリル令嬢と笑わない魔法使い」の方がいいと未だに思っているのだけど。

    こちら他社でもコミカライズされてる作家さんで、「戦闘用奴レイですが〜」って作品も素敵です。
    どちらも強いヒロイン。負けないヒロイン。それでいて芯の強さも素直さも持ち合わせてる。
    原作も程良い長さでどれもこれも読みたくなるので時間があればぜひ。この作品もあります。

    ミスリル令嬢と言えばいいのか、ミスティとも呼びたくなる彼女は冒頭の台詞と共に宮廷魔法士団、紫水のお掃除係として住み込みで働きに来た。
    彼女自身は子爵令嬢で、元婚約者が浮気して市中で婚約破棄を言い渡したので了承。嫡男である弟が今後要るであろう給金を稼ぐべくやってきた。
    後ほどこの婚約破棄してきた伯爵家次男とその場にいた浮気相手の尻が軽い伯爵令嬢とともにザマァな展開がきちんと設けられているのでお待ちを。
    紫水の仕事を一緒に手伝ってくれたり教えてくれる「氷の貴公子」アルフリード様(公爵家次男)と、真面目に掃除をこなすうちに距離を縮める。
    他に採用された同僚や、アルフリードとの仲良さを妬むものからの度が超えた嫌がらせを躱わすうち、お互いに好意を持つようになっていき…!
    しかし、ミスティとの仲を深めていく彼にも決して誰にも言えない秘密があった。

    というお話なんですけど。

    めっちゃミスティ強いんですよ。物理的にも。
    そこらへんにいる騎士団たちよりハンパなく強い。
    それでいて凹んだり悲しんだり嘆いたりしない。
    そのまま受け流す。相手にすらしない。
    一度度が超えた嫌がらせをされた際にはアルフリード様がきちんと記録していてそれを元に王家から沙汰が降りたくらいの酷さだったけど、彼女泣いたりしなかったし、騎士三人投げ飛ばしたから。
    これを機にアルフリード様から守られるようになり彼女の底抜けの明るさにも救われた思いがした。
    本当にミスティって明るくて強くて物怖じしなくて人懐っこさも持ち合わせてて。誰からも好かれる、誰からも愛される女性で眩しい。
    アルフリードと恋仲になってからはふたりの良さが増幅してなお素敵になったので、コミカライズでもきちんと描かれるといいな。

    • 3
  3. 評価:5.000 5.0

    ジェラルドアビゲイル

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    ジャンル的にはラブコメ。
    しかもコメディ色がめちゃ強い。それよりも魔王だったアビーちゃんの面白さと強さがハンパない。
    それでいて知識の幅広さと言ったら。

    前世が魔王っていうインパクトはもちろんのこと、魔王だった頃の記憶も残っていて、時折ジェラルドに話すことがなんか物悲しい中身だったりする。
    アビゲイルがそんなつもりは毛頭もないことはわかるんだけども。
    素直で嘘つかなくてジェラルドの仕事や民のために役に立って、義両親や義兄夫妻の心をサクッと掴んで離さない。そしてめちゃくちゃ可愛がられるんだけど、読んでる私でも可愛がる気持ちがわかる。
    お茶会などの社交の場には向かないけど、領地経営については素晴らしい。魔王の頃からの知識と経験に加えて、ジェラルドの元へ来るまで実家で担わされていた経験もあって、頼りになる存在なのに根底にあるのはコメディ。ずっと笑っていられる。
    コミカライズされたこちらも好きだけど、原作ももちろんアビゲイルが振り切っていて可愛い。ジェラルドも自覚なく甲斐甲斐しくて笑える。両方オススメなのでぜひ読んでみて欲しい。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

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    映画化されたのを知ってタイトルをどこかで見たと思っていたのがこれでした。映画を観た訳ではありませんが、山田くんはもっとカッコいいと思う。

    ネットゲームで知り合うってイマドキだな、と一瞬考えてしまった自分を物凄く詰めたい。チャラいのかなと思ってしまった浅はかな自分を。
    山田くんは物凄く紳士で真っ直ぐだった。
    嘘をつかないというか。飾らない強さ。
    茜ちゃんも大学生なのに擦れてない。この子も真っ直ぐで柔らかい。陽だまりのような暖かさ。
    人懐っこくて、困ってる人を見過ごせなくて、あの笑顔がまた可愛くて。その仲間たちもまたいい。
    誰もが真っ直ぐ。嘘つかない。
    自分の気持ちに正直。たまに傷つけたりもするけど逃げたりはしないで向き合う。自分の心と。
    仲間が増えていくけど、それも軽いノリで増えたりするのではなくて、徐々にゆっくり。
    ネットで出逢う人への注意喚起も忘れない。

    途中からこの仲間に少し混ざりたい、と思うようになってしまった。本当にモブでいいから。誰かとくっつこうなんて烏滸がましいことは言わないから。茜ちゃんと山田くんを取り巻く仲間の中にちょっといさせて欲しくなる暖かさ。
    どこがこの話のゴールなんだろうな。結末がわからなくてワクワクするのってなんかいいよね。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

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    絵柄が細かいところまで書いてあって好き。
    バランスがおかしいと感じるところもなくて違和感なく読み進めていける。

    ざまぁ系でもなくスカッと系でもない。
    ジャンルで言うとラブコメでもないけど、キュンとくる要素は太陽くんと森若さんが絡むことで出る。
    基本的にはお仕事系だけど押し付けがましくも説教臭くもないし、薬屋のひとりごとの経理バージョンみたいな気分で読んでる。悪い人は出てこないし、ドラマ化されたのも頷ける。多部ちゃんが森若さん演じられたようだけど、観てみたかったな。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

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    原作めっちゃいいんですよ。
    もちろんコミカライズされたルークとサラの良さを実感した後にもう一度読み直すとなお良し!

    ルークの溺愛が凄いんですよね。雛鳥って初めて見たものを親だと思ってついて行くじゃないですか。あの感じに似てるんですよね。女神についていく。子どもの頃のルークにとってはサラが全てで、サラがルーツというか。だからこそもう一度会いたくて15年も通っていたし、好きだった訳で。
    またサラが消えてしまうことを恐れているルークの溺愛が素晴らしくキュンとくるのでたまらない。

    サラがルークに溺愛されている自覚が最初のうちは足りなかったので、魔力不足とか男性との距離感がヒヤヒヤしたんですけど。基本的にルークやサラを傷つけるような人がいないのがいいんですよね。
    安心して読むことができて、ルークをひたすら堪能することができるので、おすすめです。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

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    やっぱり最後に結婚するなら徳森くんよね。

    懐かしいわー、ここで読めるとは思わなかった。
    天使なんかじゃないからご近所物語、パラキス。
    何年前に読んだんだろう?でもずっと色褪せない強い光を放ち続けてるってすごい。いつ読んでも矢沢先生ってやっぱり好きだわ、って戻る。
    実家に大切にこの本だけはしまってある。
    いつ読んでも紫の気持ちがわかるのよ。

    ジョージは眩しくて好きすぎて苦しくなる。
    匂いだけでも置いておいて、はすごくわかる。姿形は少しずつ悲しいかな、色褪せたり滲んだりするんだけど、匂いだけは一瞬で思い出せる。
    好きだったけど今は一緒にいない人のことを。
    昔助手席に乗っていた彼の車の車種やナンバー。
    よく似た背中を見つけては彼ではないかと振り返る。彼がこんなところにいるはずもないのに。

    紫がジョージに誘われたけどついていかなかった。だけど、きっと連れて行ってもらってもきっと破綻していたと思う。ジョージだから。
    愛には溺れることができそうだけど、穏やかな凪いだ幸せがあるとは思えないから。

    ファッションショーのまさにパラダイスに連れて行ってくれた紫の姿は、いつ見ても泣きそうになる。

    • 1
  8. 評価:5.000 5.0

    取り敢えず真山部長はセクシー!

    すごく色気があるのに全然いやらしくなくて、気がつくと見惚れちゃう横顔っていいよね。
    冬のアラスカ並みに厳しいと言われてた真山部長が自分だけに見せる顔を知ってるって秘密知ってるみたいでなんか素敵。それでいて自分のことをすごく好きで、振り向かせようとしてるなんて絶対周りには言えない!自宅のクッションかなんかにわー!って叫びたくなるの。取り敢えず落ち着かなくて。

    なんだかものすごく気に入られてるましろちゃんにこの後どんな問題が待っているかわからないけど、真山部長ならきちっと守ってくれそう。

    • 1
  9. 評価:5.000 5.0

    ドラマも観てました。
    それでもやっぱりいいですよね。

    私も2人産みましたが、帝王切開です。
    低置胎盤でした。お腹の傷は一生消えませんが、上の子供が小学生になってから、ママのこの傷跡からあなたが生まれてきたのだと話ができました。
    子どもたちは不思議そうに私のお腹の傷をそうっと撫でてくれました。それだけで嬉しかったです。

    どのお産もすべて命懸けです。身動きの取れない、今までで生きてきた中で一番痛い麻酔を打たれて、気絶しそうな朦朧とした意識の中お腹を思いっきり押し込まれて出産。生まれた時刻を助産師さんが言っているのを遠くに聞きながら生まれたのを実感。お腹が張り止めを倍量飲んでも効かず、予定日より1週間早く出産したのでバタバタでした。
    そのままNICUのある病院にすぐ搬送されたので、抱っこできたのは保育器の中、たくさんの管を繋がれた痛々しい姿の子ども。未だに忘れることのできない気持ちになりました。母子同室だったはずなのに同じ部屋に子供がいない寂しさは堪えました。
    下の子は予定日通りにサクッと。お陰で母子同室で親にも即日会わせることができました。
    私が経験しただけでも二例。全く違うお産。
    どれも痛かったし、普通じゃなかったし。

    流産を経て2人目を産んだので、無事生まれてきてくれるだけで丸儲けでした。それだけで良かった。毎年、手術をした日になると、言い表すことのできない気持ちになります。言葉が足りない。
    手術をした日に、お腹に向かってまたあなたに会いたいから、秋くらいにこのお腹から生まれてきてね、と伝えたのですが、2人目が生まれたのは夏の終わりでした。
    慌てて生まれてきてくれたのだと思っています。

    • 1
  10. 評価:5.000 5.0

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    おぼっちゃまになぜか好かれてしまい溺愛される系のヒロインにしては強くて聡明で好き。
    彼もきちんとする順番は守るし、無理やりな感じがしないのは有難い。祖母のお見合いの場でほとんど話をすることなかったふたりがこういう関係になるなんていうのも面白いし、ヒロインの仕事について手を抜かずに描かれているのも好き。

    ストーリー展開にあれ?っていうのがないのが本当有難くて、よくガッカリすることもあるんだけど、この作品には嫌な人も出てこないし、優しい同僚に囲まれていて、彼もきちんと気持ちを伝えてくれるのに押し付けがましくないところも高評価。
    穏やかに読める作品だからこそ、次の日も読みたくなるというか。完結まで少しだけ残して無料分が終わってしまうけど、続きを読んでも嫌な気持ちにはさせないだろうな、という安心感はある。

    お見合いで、相手も資産家のご子息で、嫌味がなくそつがなく周りへの配慮が欠けることもなく。
    すぐに体の関係に陥るとかもなく。きちんとお互い惹かれていく過程がわかるのが素敵。
    このまま完結まで読みたい作品。

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