5.0
あぁ、私のかわいいアリス。
作者様を初めて知ったのはこの作品でした。
絵が綺麗で細やかで、ストーリーも滑らかで澱みがなくて、余分もなくて指の先まで美しい。
ララがヒロインなんですが、私にとってはアリスがヒロインでした。アリスこそがヒロイン。
ララの言葉に尽くせない可愛らしさももちろんかわいいのですが、いつもあんなに強くて美しくて凛々しい領主様のアリステアが、ララの前ではただのかわいいアリスになってしまうところもかわいくて。泣きそうな顔になって、余裕なんてひとつもなくなってしまうほどにララだけが光で希望で。
一度ならずとも二度までも石化してしまったララを見つけた時のアリステアの気持ちを考えると…
そして、それが自分の魔力に当てられたことですぐに石化が解けた時の気持ちを重ねた時に、言葉にならない気持ちになりました。今も見つからない。
石化から解けたとことを確かめたい。すぐに触れて触れて触れて。体温の温かさと、肌の柔らかさと、聞こえる心音と呼吸を確かめたい気持ち。
本当に目の前にいるララが生きていることを。
ラストの100話からは最初のララとアリステアとの出会いが世界を救っていたことを知って、ルーおじ様にはもう敵わないわ、と思ってしまった。
時を重ねてももちろんイケオジなんだけど、若かりし頃のルトフェル様はさぞかしモテたでしょうね。かわいいアリスが嫉妬してたほどですもの。
それでもふたりに幸せな結末が待っていたのは、ラストとしても相応しい未来。どんな目をしたどんな子が生まれてくるのでしょう。
想像するだけで幸せな未来。
素敵なお話を今回もありがとうございます。
紙でも読みたいほど素敵でした。
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