いちごとあんこさんの投稿一覧

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評価4 32% 102
評価3 29% 92
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1 - 10件目/全280件
  1. 評価:5.000 5.0

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    イコさんいいわ。
    原作も勿論同じくらい素敵なんだけどアニメ化って文字読んでコレなら納得するわ、っていうストーリーの素晴らしさ。

    クノンはチートじゃない。むしろハンデ持ち。
    目が全く見えなかった彼は魔術で目を手に入れる。そこまでがまずすごい。そこまでのストーリーだけでも物凄く引き込まれる。掴みがデカい。

    無気力でいたクノンとの差がわかるだけに、その後女性と見る役だかずにはいられないのかお前は!となる口のうまさがまた面白い。目が見えないからこそ見えているものがまた違うのかきちんと女性だけを口説く。そして、いやらしさがまったくない。
    流れるように今日もクノンは口説いてるんだろうなと見えてしまうのがおかしい。

    水属性の魔法をこんなふうに使えたら良いな、と思えるくらい使いこなせてしまう努力家で勤勉で頭のキレがものすごくて、人誑しの天才でもある。
    彼のそばにいたら惹かれないではいられない。その類稀なる才能に。その才覚に。素晴らしさに。
    読めば読むほど手が止まらなくなっていく。沼。

    そして彼の周りにいる大人や先生や仲間や家族たちみんな個性豊かで色とりどりで素晴らしい。そりゃアニメ化されるわ。あのクノンの口説くのを誰がやるんだろう、ものすごくスマートに、かつ流れるようにデートやランチやカフェに誘うのを観たい。

    原作も読んでるけどコレも沼だな。
    頭のいい人が書いてるんだろうな。素敵すぎる。
    無料分だけでは勿体ないのでじっくり読みたい。

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  2. 評価:3.000 3.0

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    オッドアイの魔女扱いされて虐め抜かれたセーラとそれを救い出してくれたアルバートの話。

    幼少期にアルバートを治癒能力によって助けたことがあって、その時の彼女のことが忘れられずにいたアルバートのところに、セーラを助けられるチャンスが舞い込んできた。アルバートは救い出したくてセーラを手元に置くことにしたのだけど、セーラはまだその時のことを思い出してはいない。
    セーラは自己肯定感がものすごく低いのでちょっと自分の容姿に対して自信が持てずにいるが、実は綺麗な女性だと思われる。

    それを守り抜いてそばにいさせようとしてるアルバートは何故か少しチャラい。こんなタイミングで彼女から目を離してしまうのかよくわからないな、と思うこともあるし、自己肯定感ゼロに近い彼女を置いたまま、他の女性と歓談したりできてしまう。
    この後どういう流れによって溺愛を受けるのかよくわからないが幸せにして欲しいなとは思う。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

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    あー、どこにどう徳を積めば恋ヶ窪くんに出逢える素晴らしいチャンスが落ちてるんですか?

    しかも全部初めてなんでしょ?
    コレ基準にしちゃったらさ、もう絶対他の男性じゃ物足りないから無理でしょ。綺麗で美しくて、頼り甲斐があって女性のリードもスマートで驕りがなく恋人の瑛子ちゃんが誰よりも大好きで優しい。
    それでいて、男性ならしていない彼女のペースに合わせて待っていてくれる心の広さと器のデカさよ。ガツガツしなくてもこの人なら引く手数多だから、他にガンガンやってくるけど目移りしないのよ。
    ちゃんと紳士なのよ。ここでお預け食らっても焦りなどないのがまた素敵なのよ。
    それでいて、たまにくる無意識で繰り出す瑛子から出すかわいい攻撃もちゃんと食らって頬染めてくれたりするわけよ。またかわいい。

    どちらも同じくらい可愛くて愛おしくなります。

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  4. 評価:4.000 4.0

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    原作があります。
    原作のサブタイトルが好きです。多分世代的には、私と同年代ではないかな。懐かしくて笑う。

    メリリッサの悪女ぶりが最後まですごい。

    リリコットはやっぱり王妃様に最初からバレていたんですね、そりゃアクィラ様が喜んでましたし。
    粛々と伏線が回収されていくラストは楽しい。
    メリリッサとリリコットは双子で、その違いに父親すら判別できてなかったのが悲しい。それだけ上辺しか見ていなかったということなのか。

    どこまでも堕ちていくしかないメリリッサの今後がどう考えても幸せなものには思えない。
    出生届を母親の手によってメリリッサの目の前で、雪のような細かくちぎられて公女としての身分も、庇護してくれていた父親がクーデターによって暗殺されて、次の大公となる人ももう知らないところで母親の手によって既に決まっていた。それは出生を証明するものを失って、今まで生きてきた公女でもない、ただのメリリッサ。そして、次の大公は勿論メリリッサのことではない。
    もうこれからを頼る人も国も身分も何もかもを失ってしまった。今隣にいる彼も権利書など利用価値のあるものを何ひとつ持っていないメリリッサのことをこれからも変わらず守ってくれるとは思えない。

    対するリリコットとて無傷ではない。第二公女だと偽られていたのに実は自分こそが管理者の権利を有する第一公女だったことを母親から聞かされた。そして、メリリッサの出生届を破いた抹消した。もう虐め抜くメリリッサは姉ではなくなった。

    そして、幼い頃からとも慰めてくれていたハンナが実は代理ミュンヒハウゼン症候群で、虐め抜かれて死にそうで苦しそうなところを自分だけ頼られるということに喜びを感じる病気を持つ人だった。
    そのため、ハンナから手が離れてアクィラ様に守られて幸せそうになっていくのが許せなかったんだろうと思うけど、傷つけて自分だけにまた泣きついてもらってお慰めするためだけにリリコットを傷つけようと企んで実行し、すんでのところをアクィラ様たちによって救い出されてハッピーエンド。

    実は幼い頃から初恋同士だったふたりが小さな恋を叶えた話でもあったんだけど…
    原作も素敵なのでおすすめです。

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

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    原作があります。他の作品でも絵を担当されていた方がまた書いていてくださっているので綺麗です。
    原作はまだ完結していません。

    でも世界観は伝わりますね。
    やたらめったらふたりが可愛いんですよ。愛でる。これは推せますね。ダナンさんの立場でツッコミを入れたくなったり、マイラの立場でハラハラしたりできるんですよ、リネットが無垢すぎて。

    姉マリアローゼが愛玩子で、リネットが搾取子。
    搾取子っていうよりは愛情を姉に過多に向けられて妹は関心がそもそもない感じ。だから姉に辺境伯の息子との縁談がきて、支度金を持って逃げてしまった姉の代わりに妹を据えることができるから。
    しかも姉に持ち逃げされてしまった支度金に対して家から代わりにお金が渡されているわけでもない。姉の身代わりだから怪しまれないように姉の宝飾品などを最低限持って馬車は出すが心許ない装備で。しかもついているのはマイラだけ。もっと侍女やメイドなどがいてもいいはずなのに。

    アルフレイドも引く手数多な女の人の噂がある男性の筈なのにこちらもハリボテ。噂とは真逆の女性とまともに付き合ったことのない者同士というのが、お互いにバレてきてからは可愛らしいふたりに。
    閏的なことも全く未経験そうなふたりはダナンさんたちと一緒にニヨニヨ見たくなる対象。

    王太子妃の背後や侯爵たちがきな臭くなってくる中アルフレイドを陥れたい者たちが見え隠れする。
    リネットとアルフレイドの本当の中身を知らない人たちがこれからどんな策略を立ててくるのか。
    アルフレイドは王太子妃たちの暗躍から守り抜くことができるのか。ここから面白くなりそうですよ。まだ原作は終わってませんので。長い目で。

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  6. 評価:3.000 3.0

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    ラストが駆け足。余韻がなかった感じ?

    人違いから不倫女と勘違いされて解雇されたけど、その不倫女のお兄さんが御曹司で恋に落ちた。
    いろいろトラブルが発生したため一緒に住むことになってから、ヒロインは見初められるだけでなく、自分の力で立ち上がって認められるように頑張る。
    それをヒーローは一番近くにいて、見守り続け…

    っていうストーリーなんですけど。
    お香の話が出てくるので奥深いんだろうなぁ。
    ちょっとで高いんでしょ?白檀だっけ?ってくらいの知識は持ち合わせていないけど、そのまで深掘りしないで進む。香りが関係するストーリーだから、匂いで違う人と会っていたのではないか、とか彼女わかっちゃったりするところがあったりして。でもそれくらい。あとは終わり際に妹がやらかす。
    それでもサクッと。もう少しあっても良かったかもしれないかな。ふたりのこの後とか。

    • 0
  7. 評価:3.000 3.0

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    たった一年で聖女として周りから慕われるまでの名誉を回復し、ルベルの傍で一緒に眠ることのできるほどの関係性を築くことが出来た経緯をこれから描いていくのだと思いますが…

    序盤はよくある役割を剥奪された上で婚約者である王妃となるべく地位も名誉も奪われる展開。
    それでいて民に痛めつけられていじめられるような描写もあり、あのままでは行き倒れて死んでいたと思われる。そこを以前救ったことのあるルベルが、大聖女を探す旅に出ていたところで出会えたことで救い出すことが出来た。
    命の危機を脱し、手当てをしてもらったヒロインをまだ聖女としては周りは認めていない。ヒロイン自身もそんな力などないと思っている。
    そこでヒロインがルベルや世話になった可愛らしい侍女を救う事件が起きて、認められることになったのだけれど…まだ彼女自身は虐げられるトラウマからは逃れられてはいないので、毎夜悪夢を見ている描写があるので、心の傷は深いに違いない。

    ここからヒロインを言われなき力を持ってして痛めつけて追い出したあのふたりにどんな暗い未来と、ザマァな展開が待っているかを見たいところ。

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  8. 評価:4.000 4.0

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    あなた無敵の騎士団長だったんかーい!

    ガイゼルよりこっちの方が幸せにしてもらえそうな強さじゃない?ディータがもうダメだとガイゼルが覚悟した時に現れるなんてヒーローじゃん。

    玉座を追われ、死にかけていたところを救ってくれたディータとともに村の仲間と穏やかな共同生活を送るのは国として大丈夫なのか?とは思ったけど、ここに至るための必要不可欠な仲間を得るためと、絶対必要な信頼を得ることのできるより道なのね。自分の危険も顧みずに決死の覚悟で捜索し村の娘を救えたことも大きかったけど、ディータがいることでガイゼルも変化していくといいな。
    ヒロインもいろいろ足りないところがあるけれど、寄り添っていけるといいな。

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  9. 評価:5.000 5.0

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    原作はあったようですが、現在は読めません。
    コミカライズに際して読めなくなったのかな?
    でも、このコミカライズ大成功だと思います。

    絵が綺麗!細やか!それでいてリュカかわいい!
    庇護欲が掻き立てられる愛らしさってこのことね。
    アナベルも可愛いんだけど、リュカの方が可愛い。男の人に可愛いってアリだな、このまま押し倒したい騎士様って素敵で無敵じゃないの。

    基本的にコメディ。呪われているリュカの呪いを解くべく力が減っていたはずの聖女のアナベルが彼を救うべく奔走する。でもはちゃめちゃで楽しい。
    そこらじゅうにツッコミ入れたくなる要素が詰め込まれているし、呪いを解かないといけない話なのに決して暗くなってない。コミカルに話が進んでいくので時折やってくるアナベルとリュカの頬を染めてしまう展開もほのぼのと見守ることができる。

    今は他社さんである程度一冊ずつ読むことができる作品ではあるので、そちらで序盤を読ませてもらってから足りないところを課金することをおすすめ。無料分はそちらの方が多いのでここで切るのか!っていうのはないかな。ちょっと試し読みさせてもらってからこの流れを確認しつつ読むべし。

    完結してる話なので、ふたりの幸せな未来はもう確実。大聖女にまでなったアナベルが離してもらえるかどうかはわからないが、リュカには離してもらえなかったようなので…ふふふ。

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  10. 評価:5.000 5.0

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    原作があります。
    コミカライズされたものより原作の方が好きかな。絵は中身が若干白いです。もう少しキャラクターを書き分けてもらいたいなという気持ちはあります。どれがギルバートかわからなくなるから。

    よくある秘めたる魔力が王子様と出会ったことで、素晴らしく目覚める!とか、そういうよくある話ではありません。彼女には魔力はないまま終わるので魔法を使えるようにはなりません。

    ギルバートがソフィアを見初めて未来の妻とし、その思いに応えるようにソフィアが自分の力で立ち上がり、虐げられてきたシンデレラが王子様のギルバートとと出会えたことで人生が好転していく物語。

    序盤はよくある叔父叔母からの虐め。乗っ取り。
    従姉妹であるビアンカに婚約者も奪われる。
    殆ど何も持たせてもらえずに家を追い出されるも、隠してあったわずかな荷物を入れたトランク一つを持って街を彷徨い、頼るあても眠る場所もお小遣い程度しか持っていないソフィアが宿を取れるはずもなく、王家で管理している森なら獣が出ないように結界が張られているので野宿よりはマシ、と逃げ込むところから始まる。そこで殿下と馬で駆けるつもりだったギルバートに保護されて庇護を受ける。
    ギルバートは触れると魔力の揺れから心の内側を覗くことができる力を持っていて、ソフィアに魔力が何もないことを触れることで知る。
    魔道具の使えない彼女のために自室を貸し、世話を焼いて傍に置いていたが、家を追われ居場所のない彼女が自分でも何かしたいと仕事を欲しがる彼女にメイドとして居場所を与える。
    彼女の内面に触れるうちに心惹かれていき、魔力のない彼女に触れても、決して心の内面を覗くことのないただ触れられる存在に癒されていく。
    そしてソフィアはソフィアなりにギルバートに惹かれていき、求婚を受け入れ隣に妻として立つために強く美しく成長を遂げていく。
    叔父夫妻の暗躍や犯罪、両親が亡き者にされた経緯なども徐々に明らかになっていき、過去と向き合いビアンカとも年月を経て向き合えるようになって、ただギルバートや公爵夫妻に護られているだけの、飾られたそこにいるだけのお嬢様では決してないソフィアが眩しくなっていく感じがする。
    両親が遺してくれた爵位を継いだ上で領民の生活を案じ、領主としても強くなっていくソフィアをどこまで描いてもらえるかわかりませんが素敵な話なので原作通りにして欲しい。

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