4.0
原作がなろうであり。完結済み。
ハッピーエンド。
ジャイルズ様っていうかジル様、フィオナ嬢のこと大好きよね。本人一番自覚ないけど。
この時代の国の風潮的には女性は淑女であるべきで仕事をして自立して貴族なのに結婚もせず、自分のしたいことをして真っ直ぐ立ってるのは異例だったところ。婚約者が親から幼い頃から決められていてそのルートか、パーティや舞踏会で見初められて、ダンスを2回連続でしたら…みたいな世界観。
その中でフィオナは親が勝手に頭の中で描いている婚約者候補がいるものの、仕事を続け辞めるつもりもなく、もちろん結婚をしたいわけでもない女性。家族構成としては領主の父、幼い頃亡くなった母、病気がちだった妹、婚約者候補の幼なじみは姉弟のような気心知れた中で、結婚相手とはお互いに見ていない。画廊でフィオナは叔父の手伝いや雑務を担って働いており、審美眼も確か。イケメンよりも美術品にときめく乙女。父親が自分から隠れて幼なじみと婚約させようと企むことを事前に察知しておりいざとなれば叔父と共に国外に逃亡しようと密かに考えている。
祝賀会の庭園でひょんなことからジャイルズのカフリンクスがドレスの袖に引っかかってしまっていたことを帰りの馬車の中で気付いたフィオナは、いざという時のためにと取っておいた元宰相が認めた身元証明書を添えた手紙とともにカフリンクスをジャイルズに返すために訪れたことから動き出す。
女性に言い寄られて辟易しているジャイルズと婚約そのものを阻止したいフィオナはこの社交シーズンだけでも、と恋人を演じればいいとリチャード卿に勧められることからはじまっていく。
近々行われるジャイルズに強引に言い寄っているご令嬢の伯爵家主催の夜会にパートナーとして参列するために事前に恋人同士に見えるようデートを重ねていく。周りに嘘を重ねつつ噂となるよう仲を深めていきつつお互いに理解を深め惹かれあっていき…
男爵令嬢のフィオナと次期伯爵のジャイルズとの恋心は好き嫌いだけでは片付くものではないが、フィオナ自身にはジョーカーとも言えるほどの好かれる人脈が広がっていて、彼女自身も欲がなく控えめで人望もあって人懐っこくて魅力的。棘がない。
派手さはないが着飾るとどこまでも映える子で、自分自身には自信がないが謙虚で好かれるタイプ。
コミカライズに際してまだ序盤だが、ジャイルズの方がかなり愛が多め。
-
0









運命の恋人は期限付き