4.0
原作がエブリスタにあります。
私の頭の中の伊吹さんはもう少し大人なイメージ。原作でも澄香ちゃんは初対面で彼を30代くらいに見えていたので。
立ち読みだけではわからないけど話数の少なさから行くと、日本酒の部署を伊吹さん発案で立ち上げることとなって、その役員メンバーとなるためにプレゼンテーションをして、誰にするか役員会議で決定するっていう、澄香ちゃんの夢を叶えられる仕事への挑戦の一連の流れが含まれてるかどうかは謎。
原作もサクッとまとまっていて、悪人がいない世界だったので。ライバル令嬢は出てきますが、彼には澄香ちゃんを振り向かせることに必死になってて、相手にもされず、皆私に傅くのに、何であなたは…!みたいな騒動の後、合併の流れが消滅。向坂さんに引導を渡されて撃沈、ざまぁな展開もなし。社内プレゼン終了後にまたされたくなるようなプロポーズの後に即入籍、ラストはおめでたな出来事を含んで結婚式でフィニッシュ。これぞ王道。
初対面で澄香ちゃんとBARで助けてから、少しずつ彼女の内面に触れていって、きちんと話を聞いてくれて、ひとつも彼女の行動に難色を示さなかった。仕事のことに関しても理解が深くて、日本酒のことを、そして彼女のことをもっと理解したい姿勢が見えたのが良かった。澄香ちゃんを守るためなら今の地位なども全て捨てても構わないほどに好きなところも好感が持てたし、どこまでも伊吹さんは澄香ちゃんに優しかった。これぞスパダリ。
澄香ちゃんにはプレゼンが成功して役員となるまで彼に相応しくないと思っていたところが多々あったけれど、ちょっと強くなれたところも応援したくなるいい子なのかもしれない。
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