3.0
絵はかわいいけど、ちょっと古め。
ストーリー展開としては王道な番関連。
年下学生王子✖️年上新任薬草先生。
ヒロイン・ミアは複数の婚約破棄を経てもう結婚に夢を持っておらず、やりたかった薬草学に邁進。それを認められて教師に赴任してきた先で、運命の番を探す王子と出逢う。
王子の妃となりたいご令嬢が例え嘘をついても番かどうかわかる指輪の化身の鳥が判別し、すぐにわかるシステム。ふたりの王子は共にまだ番が見つかっておらず、見つかった方が王位を継ぐこととなっている。
そんな中で赴任して早々王子の姿を目にするや身体が熱ってきて身体全体で王子に逢いたいと願ってしまうシグナルが出て、それを甘い匂いとともに感じ取った王子に見つかり、その場は逃げるもののシンデレラのようにメガネを残して去ったミアは翌日、登城を命じられて番の判別を受けて認められる。
近付くだけで発情期になってしまうのを抑制する薬を王子から分けてもらうも、ミアのフェロモンの匂いがするだけで、王子にどこにいるかすぐに見つかってしまうほど。前途多難な雰囲気を残しつつ無料分は終了。
ふたりはまだ惹かれ合ってもいないのにすぐに番だからと結婚したがる若い王子と、まだ薬草学を生徒に教えるために赴任してきたばかりなのに、王子に当たり前のように先生を辞めさせられそうになったミア。まだふたりの関係の気持ちにはだいぶ違いがある。国のためには自分の気持ちよりも番とわかっているミアと結婚することに何の躊躇いも見せない王子と、もうひとりの影の薄い番がまだ見つかっていない王子。このふたりの王子に同時に番が見つかるようなことがあれば、王位はどうなるんだろう?もしふたりともがミアを万が一番だと認定するような事態は起きないのだろうか?
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そのつがい婚は王子様と