4.0
あー、誰の気持ちもわかるわ。
ヒロインが社内のイケメンとワンナイト。
以前から距離感近いし、言葉にはされてなくても、態度から付き合ってると思ってた。28歳になって今更「付き合ってる?」なんて聞けやしない。
なのに、あざと女・あざみが横恋慕した挙句にショートカットしてきたからわからなくなった。私は彼女ではなく浮気相手?いや、取り敢えず寝ただけ?
あざみはヒロインと桜井の目線や距離感から好意を抱いてるのもわかってた。でも好きなのは諦められなかった。だから外堀を埋めて悲劇のヒロインやろうとしたけど、そりゃ上手くいかないわよ。
桜井はもともとヒロイン好きなんだから。「好き」とも軽く言えないほど好きだったんだけど、順序を間違えて掛け違えた関係性。抱く前に言うことあったでしょうよ、っていうふたり。
そこに昔から恋心を抱いたままの実家の救世主として、イケメン年下くんが現れた。妹と付き合ってるのではないかと思われるほどの気軽な距離感だったのに、実は昔からヒロインに片思い。28歳のヒロインからすれば完全に対象外というか、妹の同級生のひとりだった彼がどんどん距離を詰めてくる。
強引ではなく穏やかに、そして的確に寄り添って近くにいてドキドキさせてくる彼との関係は…?
桜井とあざみ、そして彼とのこれから。
誰を選ぶかは分かりきってるけど年齢差と、仕事と学業と実家の家業の後継問題。
さて、ヒロインは誰と誰とどう生きる?
逆転満塁ホームラン狙ったあざみもはじめから手に入るとは思ってなかったと思うのよね。好きな人が誰を見てるか、誰と距離が近いのか、さりげなく触ることは嫌がられることなくできるけど、彼からは好意を持って触られることはないとか。
桜井も社内恋愛について考えるだろうし、そのままこのままヒロインから距離が変わることなく、ゆくゆくは付き合えると思っていたんだと思うけど。
あざみが全部ひっくり返そうとしてきたから、全部狂っていった。そして計算外の年下イケメン登場。ヒロインの過去も知っていて、片想いするには長すぎる片想いを持ったまま再会してしまった。
誰も報われない矢印の果てに、ヒロインの心も環境も変わってきた。
分冊版は3巻分読めるからそこから考えて課金してもいいのかも。
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恋スルシカク