いちごとあんこさんの投稿一覧

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11 - 20件目/全380件
  1. 評価:4.000 4.0

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    妹を助けるためだったのか…

    悪役令嬢へと転生しちゃって、それを回避するため慌てたり焦ったり策を講じたりするのは数多あれど、妹を助けるために神様から命じられ悪役令嬢の役目を受けて、それをキッチリやり遂げると言うのは目新しい。
    役目を終えて令嬢としての身分も捨てて、次はどうするのよ?と思いきや王城で侍女。しかもそこでも明るく自分の仕事をこなす。以前の彼女の振る舞いを知っている人たちから言われるも痛くも痒くもない様子。そればかりか相手の心を慮る強さも持つ。

    そりゃあ気になって目が離せなくなる異性も出て来るよね。彼女の仕事ぶりを知れば仲間も増える。
    元婚約者はアレだけど、新しく迎えられたアレの婚約者にもむしろ好かれる。
    そして、彼女の過去も清算され、姉と名乗ることもなく、今の転生後の名前を告げて爽やかに去る。
    彼女の現世の味方を神様たちが増やすべく、彼女の過去をヴォルフに告げていくようなので、これから神様は遠くからレフィーナを見守る様子。
    彼がこの後の彼女のそばで守るに違いない。

    もうちょっとだけ、この続き見たいよね?ってところで無料分が終わるところが上手いよね。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

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    原作もサクッと楽しく読めます。
    ぜひ読んでください。

    原作者さまが昨年初夏の頃お亡くなりになっていたことをつい先日知りました。そのため原作も24年4月で止まっています。何度見ても止まったまま。いつか更新されそうで離れられません。

    生き生きとしてかわいらしいヒロイン。
    誰からも愛されるその性格と人の良さ。
    ピアから予言された未来にはならないことを証明するように誰よりもそばにいて、誰よりも愛してる。そして誰よりも敵に回したくないルーファス。
    できうる手段は全てにおいて手を回し、キャロラインから出来る限り接触させないよう全力で護る。
    そして、誰よりもピアの味方でいてくれて、全身全霊で愛を伝え続け守り続けたこの年月。

    ピアの能力が素晴らしいことはわかるけど、それよりもルーファスがうれしかったのは、ピアが何より欲しがったのがルーファスだったことかな。
    家柄でも金でも権力でも何でもなくて、ルーファスから嫌われてしまうことを恐れて打ち明けたピア。予言通りにキャララインが現れて、大好きなルーファスから嫌われてしまうくらいなら、そんな未来は見たくないから、いっそいま婚約破棄してほしいと願い出るほどに。キャロラインがルーファスの心を奪うところを見ているくらいなら、この先の縁談は見込めないのは分かっていながらも離れようとしたピアの泣き顔がまた可愛い。そこからルーファスの予言通りにならないための全力の賭け。
    もちろん、ピアと過ごす時間は欠かさない。むしろ欠かせない。あんな女なんかよりどれだけの権力を使ってでもピアのことを守り抜く。そしてそれだけ狙われるだけの価値のある女性になっていくピア。

    原作でもなかったんだけど、キャロラインから見たピアたちも見てみたかったな。
    ピアが狙われ続けて亡き者にすれば婚約者に私こそがなれる!みたいな輩が別に出て来て粛清されるところもあったんだけど。いや、ピアより能力持った女性も稀だろうし、王から好かれてる人をサツジン未遂って恐ろしいよね。それでルーファスから結婚してもらえるわけないじゃないの。
    キャロラインは王太子と退場していったから。
    あの毒入りクッキーえげつないもんね。

    もっと読みたかったな、先生。

    • 0
  3. 評価:3.000 3.0

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    あんな情けない男、ガッツリやっておしまい!

    なーんで浮気した男たちの尻拭いを被害者の彼女がやってあげなきゃいけないのさ、優しすぎるのよ!って代わりに怒っていたら、アラン様に大切にされきちんとバシッと言う勇気を得て、言い返すまでが一つ目の見どころ。
    私としてはもっとガッツリ言っても良いんじゃない?とは思うけど、淑女たるものあのあたりが妥当なのかしら。床くらい拭いて行きなさいな。
    公爵家の奥様に収まりたいならそれくらいはねぇ。

    結局はウィリアムもマリアから距離を置き、彼女は今度もセレスからアランを奪えると目論んで近付いて来る。だが、レオンはそんな男ではない。
    子爵令嬢のマリアと辺境伯のアランでは格が違う。身体を使った外交しか出来ないマリアには、他にも相手がいることをセレスに喧嘩をふっかけて来た際王家主催の夜会でレオンにガッツリやり込められて撃沈。正式に苦情を出される結果となった。
    これで二度とセレスたちの前に現れることはできなくなったのが二つ目の見どころ。

    一つ目のセレスがマリアに言い返したところから、少しずつ強くなって、二つ目の時にはしっかりマリアに嫌味を言い返している。きちんとレオンからの愛情が自分だけに向かっている自信があるから。
    それにそんなことをやらかすレオンでもないしね。

    はじめのうちのセレスには言い返す勇気もなくて、噂を訂正する強さもなかったけど、レオンとともに背中に手を添えられた勇気を得て震えながらもあの浮気者のふたりに言い返してから強くなった。
    そして、争いが二人を離れ離れにさせたけど、アランとの手紙のやり取りや、義妹となる彼女との支え合いなどを経て再会してからの距離の近さが良い。

    原作もあるのでそちらもサクッと読まれても。

    • 1
  4. 評価:4.000 4.0

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    コレ、意外とエロいです。
    エロいけど絵が綺麗だから課金の手が出ちゃう。
    無料分だけでも適度にレオンさんエロくなるので、それは続き読みたくなっちゃうよね。

    異世界からやってきたヒロインがメガネっ子なんだけど、外してみたら綺麗な子だってことをお風呂を貸したレオンさんは誰より先に知っていて、子どもだと思い込んでいたのに実年齢聞いたら、結婚すらできる年齢だって知ったらあっという間に意識。
    今までの実直な仕事ぶり、人柄の良さ。
    そして素顔が可愛くて綺麗で魅惑的ボディ。
    それでいて癒しの聖女。
    そりゃあ魅力に誰かに気づかれて盗られちゃう前に俺だけのものにしておかないと、役職的にも身分的にも上の人たちに掻っ攫われちゃうもんね。
    あっという間に自分だけのものにしちゃって溺愛。その頃には未経験ではないから王族には嫁ぐことができなくさせちゃったから、手を出せない。
    同時に召喚された偽聖女を返還し、ざまぁもアリ。
    もう少し痛い目に遭わせたかったけど、それに重きを置くよりはふたりのラブラブぶりを描いてる。
    とにかく絵が綺麗。それでいてイケメン。
    気付くとふたりの続きが気になってしまう勢い。
    ちゃんとハッピーエンドののちに結婚式で、初夜できっちりみっちりエロいのを拝めます。
    その後のふたりの間には息子が生まれ、更に望まれてふたり目の娘も誕生。幸せな家族の姿アリ。

    澱みなくあっという間にハッピーエンド。
    これくらいの話数で幸せなふたりとエロさが拝めるのはありがたいな。

    • 0
  5. 評価:3.000 3.0

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    絵師さんがもっと上手かったらなぁ。

    男爵令嬢で靴職人のリルジェシカと
    近衛騎士次男坊フェリクスとの恋物語。

    7歳の頃から靴職人の親方に弟子入りし、
    今では王城に靴を納品できるまでに成長。
    きっかけは女王陛下主催の猟友会で、靴が脱げて、獣に持って行かれてしまったセレシェーヌ王女のために自らの靴を代わりに履かせたこと。
    素足を晒すのは恥とされるのを助けた形。

    納品の際に元婚約者から婚約破棄を言われ、元々が家同士の婚約だった上に靴職人であることを侮蔑していた子爵だったため、悲しむことなく承諾。
    その場に偶然居合わせたフェリクスが実は婚約破棄されたことを悲しんでいるのでは?と気にして店に顔を出したのだが、本人は全く気にしていない。

    実はフェリクスは猟友会の一件からリルジェシカのことを気にしており、距離を少しずつ縮めて近付くチャンスを伺ううちに、子爵家との婚約が決まってしまい、後悔していた過去を持つ。
    そのため婚約破棄されたリルジェシカが世間から浴びるだろう悪意から守ろうとしていた。

    靴職人として王御用達となったリルジェシカに対し怒りをぶつける者が出てきたり、自分のものにして取り入れようとする商会。権力や力の差、あらゆるものを使ってでもリルジェシカを我が物にしようとし始める。終いにはフェリクスがいる前で婚約を申し出るほどに。それは子供がおもちゃを欲しがって駄々をこねるのに似てる。
    自分の思う通りにはなってくれないリルジェシカとそれを守るフェリクスが気に食わなくなっていく。

    最後には王城で品評会を開かせて、どちらの方が優れているか女王に選ばせようと企む。期日が短い上に品数は多い。資金のある商会と違い、リルジェシカは借金を抱える男爵令嬢。フェリクスが食ってかかるが、あちらは素知らぬ顔。
    よく出てくる嫡男とかならリルジェシカの借金などサクッと返してしまえるのだろうけど、フェリクスは給金もそれほどない近衛騎士の次男坊。

    リルジェシカには王城に向かう際にも妨害に遭い、品評会には間に合わない。狙われた靴を必死に守り抜き何とか品評会に向かうと…

    っていう原作。原作もサクッと読めます。
    澱みなく余分な外伝もなくハッピーエンドを。
    惜しむのはやっぱり絵師さんかな。
    近衛騎士さまをもっと素敵に描いてほしかった。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

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    原作めっちゃ長いですよ。寝不足です。
    その代わりめっちゃ読み応えあるわ、コレ。
    コミカライズしたくなる要素たくさんだね。

    闇魔法、光魔法の使い手。ヒロインは聡明。
    ゲームの世界への転生、前世の記憶を持つ。
    最悪なシナリオを回避すべく7歳から奮闘。
    叔父のもとに助手として行くことで攻略対象と遭遇しないように試みるも失敗。それどころかシナリオ外で遭遇してしまい、殿下から一目惚れされる。
    認識阻害の眼鏡をかけて他人のふりをするも、フェリクスはむしろ中身のレイラ自身に興味を持つ。
    精霊の契約をしており、レイラ自身は闇属性。

    フェリクスの元に現れたリーリエが本当に貴族の生まれなの?園児じゃなくて?ってくらいに常識がなくて言葉が通じない子。
    光属性を持つ子だから取り敢えず面倒を見ろ、と王に言われて世話をさせられてるのに、それを自分への好意ゆえのものだと信じて疑わない。ゲーム内に起きるはずのイベントがレイラとフェリクスが遭遇することによって回避されていくうちにズレ発生。ヒロインの好感度が上がるどころか、距離を詰めてこようとヒロインが頑張れば頑張るほど側近たちからも更に嫌悪されていくのが面白い。
    実際のゲームの悪役令嬢もヒロインがこれほどにもおバカだから苦言を呈さなくてはならなくなって、それを悪意と捉えるヒロインがやっぱりバカだから理解できないのかも、と納得してしまうバカさ。

    終いには、王たちがいくら光属性を持ったリーリエとて、貴族として当たり前の常識もマナーも、何もかも相応しくないと判断。レイラとの婚約が内定。
    本人はフェリクスが婚約したと聞いて自分と?って勘違い甚だしいことを思うほどバカだけど。
    それをレイラがフェリクスを誑かした破廉恥な女!と謎曲解して怒りの矛先を向けるから大変。
    最終的にはもっとえげつないことやらかして、牢に入れられたのに脱獄してさらに酷い結果になる。

    ストーリーの主軸がリーリエにどれほど周囲が言葉を尽くしても、リーリエ自身が理解しようとせず、聞く耳を持っていないやりとりが続く。
    ゲームのストーリーやらルートやら考えさせる話。リーリエは友人もできず、周りから距離を置かれ、実家から縁も切られ誰からも愛されないまま終了。
    ストーリーの展開上、エロさはあるんだけどそこに重きを置いてない展開。
    それよりコミカライズの続きが楽しみ。

    • 0
  7. 評価:4.000 4.0

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    原作があります。サクッと読めます。

    入り婿の父、後妻の母、その母から生まれた妹、
    全員もれなくクソ。

    お決まりのまともに与えられない食事なのにそれは冷たく、温かいスープを美味しかったと述べる程。ジョエルはそこから少しずつ態度を軟化させる。
    毎日与えられる食事でもなく、隠れてこっそり残り物を食べて生きていたアリーチェが健康体の体型ではないことは明らかで、公爵家で湯浴みされたり、周りから愛されるようになっていくうちに少しずつ回復していく。

    公爵家の噂話を鵜呑みにした妹が結婚をアリーチェに押し付けたはずなのに、実際に会ったジョエルに横恋慕。本来嫁ぐはずだったのは私だとアリーチェにその立場をよこせと言い出す。
    そしてついに、姉を公爵家に嫁がせられないように傷物にして、妹の代わりにアリーチェに家を継がせ伯爵家を乗っ取る。そして公爵家には妹が嫁ぐため邪魔となったアリーチェを攫う。
    しかし、贈られた防御魔法付きのネックレスが作動したことで手も足も出せないことに。焦る一味たちをジョエルが颯爽と捕縛、アリーチェを救出。
    一連の罪を重ねた実家の家族は処刑されることに。

    感情を封印することに決めていたジョエルも、アリーチェとともに過ごすうちに感情が豊かになっていき、ついには告白。幸せな結婚式でラスト。

    でもこのラストに行き着くまでには、アリーチェに持っているとは知らなかった付与魔法や、妹には使えた加護魔法。ロヴァッティ伯爵との魔法のレッスンに、やはり惹かれる三角関係。亡くなっている実母のジョエルと一緒に参る墓参り。妹が姉を亡き者にしようとした瞬間に繰り出される予め用意された扇につけられた魔法と因果応報。
    ジョエルがラストに向かうにつれて過保護になっていきつつも、いざという時にはやっぱり助け出してくれるのがいい。基本的に実家の伯爵家の面々は、全員悪なのがわかりやすくていい。もれなく。
    ミリアムもそんなに犯罪してまで手に入れたいくらいジョエルが素敵なら、初めからアリーチェに押し付けたりしなきゃよかったのに。まぁ,すぐに実家に返品でしょうけど。

    • 0
  8. 評価:3.000 3.0

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    原作があります。ものすごく長いやつ。
    なので、ここの枠では婚約者編と分かれてる。
    それぞれ絵師さんが違うのは何故か分からない。
    お好みもあるかと思いますが。

    原作ではR18なエロさなので、そちらも良ければ。私は原作の方が好きです。そりゃあ王華とかは絵があった方がわかりやすいんだろうけど、ヒロインの可愛さと芯の強さと心の強さもわかるので。

    一夫多妻な王の元に嫁いだら、たったひとり私だけ愛してもらえないなんて嫌だ!っていう理由で結婚破棄を企てる。王命に背かず結婚しないためには、未経験でいなくてはならないのを知っていたヒロインが一縷の望みをかけて初めて出た夜会で出逢ってしまったのが、今まで会うことすら避けてきた婚約者本人だったから計画破綻。
    しかもヒロインに猛烈に恋をしてしまった彼が自分だけのものにするべく、証として生涯に一度しか咲かせられない結婚相手に咲かせる王華を独断で咲かせていたからさあ大変。好きになった人を探して、実は今から婚約破棄しようとしていたヒロイン本人だったことに気付いてしまった。
    もうこれでヒロインは婚約から逃げられなくなってしまったんだけど、それを彼女は知らない…
    胸に咲く彼の妃となる人の証が咲くのはもうすぐ。
    その時ヒロインは?これからの運命はいかに?

    っていう展開なんだけど。
    まあこれからも長い。

    エロさは抑えてあるんだけど、それでもエロい。
    でも、これは時間かかるけど原作読んで欲しいな。
    ずっとそばでこれからもいられると思っていつつ、ヒロインからは男の人とは認識されておらず兄扱いされてきたウィルの永遠の叶わない片思いも素敵。

    • 0
  9. 評価:3.000 3.0

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    一気に4話読めるので、サクサク読みたい人には今ちょうどいいのでは。あっという間の180話無料分だったよ。

    恋愛アリ。エロも多分にあり。王は強いね。
    アイゼンがちゃんとエレナの中身が好きなのが読むとだんだんわかってくる。もういいよ、と言う程。

    兄弟愛アリ。5人兄弟でチート持ち。でも彼女には全員太刀打ちできない。嫌われたくないから平伏。彼女のことが大切で、笑顔のためなら何でもする。火事に遭ってそのうちの誰かが家から助け出されていた描写はあったけど、全員死んでるかどうかは、あんなに読んだのに分からずじまい。

    仲間愛アリ。いろいろな国の王様や領民たちなどとヒロインが垣根なく仲良くなっていくので、もれなく皆さん人柄に惚れていってしまう。
    それでいて彼女自体が魅惑的なボディをお持ちなのに、それを武器に使うわけでもない。家事能力などがチートなのでどちらかというとそちらが本分。
    メイドというか侍女というか、人のために、困っている人のために尽くすことに躊躇わない。
    幾度となく危ない目に遭い、命の危険や危機一髪な場面を乗り越えて生き抜いてきたからこその強さ。しなやかな強さが垣間見れる。

    あとは本当にギャグ的要素が面白い。
    三頭身にデフォルメされても誰だかわかるし、されてもかわいいし、されても面白い。笑ってはいけない24時みたいなパロディまでやれちゃうんだから隙がないストーリー運び。友情までサクッと修復。あっという間に改心。みんなキャラクターが魅力的だからというのもあるかもしれない。

    こんなに風呂敷広げちゃってどこに着地する?
    どこでもアイゼン様ならついていっても大丈夫。
    慈愛の姫様がついてるもんね。

    • 0
  10. 評価:4.000 4.0

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    原作があります。サクッと読めます。

    箱入り娘が夜会に出て、サクッとスパダリに確保されるシリーズを目にする機会が増えたけど、これもその王道を踏襲するストーリー。

    レオンがミドルネームだなんて知るかよ!っていう囲い込み結婚とは。元婚約者が浮気して婚約破棄をするためにレオンとともに見返してやるところはスカッとするかも。まさか宰相殿下とも知らず、親に驚愕されて初めて彼があの宰相殿下と知るクリスティーヌも凄いけど。
    そこからは実はヒロイン才色兼備で仕事をそつなくこなせる補佐官としての能力も努力の末、開花。
    仲間たちにも恵まれ、実は宰相夫人なのに男尊女卑な親にも内緒で補佐官の仕事を始めたので、地味なメイクに服装で仕事に邁進。仕事能力から仲間から推薦され、宰相室専任補佐官にまで昇進。
    夫である宰相殿下と仕事で接するうちに距離を縮められ、メイクも地味で眼鏡もかけてるヒロインが、実は妻であることを知らないはずの夫がヒロインに対して距離感バグってない?っていう接し方。
    夫に妻とも言えず、でも他の女性との距離感ももしかして同じように近いのでは?とモヤモヤしちゃうヒロインと、契約結婚だからと距離感掴めないふたりが激務をともに乗り越え、専任補佐官の位置にいる彼女を侮辱したり嫉妬する人たちまで現れ…

    って言う原作だったので、原作通りであればそう。本当に激務そうだけど本当に仲間内からも信頼され頼りにされ、眼鏡をかけて地味でも中から滲み出る知性と優しさから知らないうちにモテるヒロイン。レオン様から受ける嫉妬もまたかわいいので、じっくり時間かけて読んでいきたいかな。
    絵師さんが素敵な絵を描いてくださる方なので、安心してストーリーに没入できます。

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