いちごとあんこさんの投稿一覧

投稿
365
いいね獲得
233
評価5 18% 65
評価4 31% 114
評価3 32% 117
評価2 13% 47
評価1 6% 22
1 - 10件目/全60件
  1. 評価:5.000 5.0

    NEW

    ネタバレ レビューを表示する

    原作がコミカライズとともにしっかりしてるので、そちらも読まれることをお勧めします。

    ・義妹がクソ。エヴァの手柄は全部自分のものにして婚約者までに誘惑して奪い取って国から追い出すか好きなように使い倒すつもりだったが、逃げられて聖霊の力を使えなくなった上に、クソ婚約者の祖母から聖女になるほど力を持っていないことを見抜かれる。そのためエヴァを連れ戻しにいくように王命が出た婚約者と向かい、返り討ちに遭う。

    ・婚約者の王太子もクソ。精霊を使える力を持っていないことと、妹の色気にやられて婚約破棄をしてエヴァに逃げられる。マルティを連れて隣国に行き連れ戻して使い倒すつもりでいたが、アランたちに返り討ちに遭う。国外追放となって帰国後ソルマン王に身体を乗っ取られて暴走する。

    ・アランたちは隣国の王子たち。エヴァを護るため身分を隠して彼女を守ってきたが、婚約破棄となり奴レイにされそうになったエヴァがひとりで国から離れようとするところを同行する。
    アランは生まれ変わる前から今もエヴァが好き。

    ・エヴァは精霊女王の生まれ変わり。その力を独り占めしたいがために囲われるための婚約だったことをのちに知る。その力を知る王太子の祖母が連れ戻すために王太子たちを派遣するも上記の通り失敗。精霊女王のエヴァを失ったことから、精霊が枯渇していき、国として危機を迎える。
    そしてソルマン王が王太子の体を乗っ取った上で、エヴァ、ひいては精霊女王を取り戻そうとして…

    という展開。
    義妹がエヴァを害した現行犯で捕まえた上で王太子共々国外追放とし、最低限の帰国準備のために牢に義妹を罪人として入れるまでの流れが一つ目のハイライト。この先は国同士、精霊女王としての過去、エヴァが過去を知る流れ、アランとの隠された関係などが怒涛のストーリーが待つのでお楽しみに。

    これコミカライズまだ序盤なのよ。
    ちゃんとその後のソルマン王へのざまぁ、王太子と義妹へのざまぁも待っているのでゆっくり読もう。どこまでコミカライズされるかわからないけど、そこまでやらないはずがないので。

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    NEW

    ネタバレ レビューを表示する

    原作があるんですけど、程良く長いです。

    ・前世の記憶を持った王女。前世は魔女。
    ・王女を痛めつけていた一家は痛い目に遭う。
    ・王女を蹴り飛ばした女は最後まで頭悪い。
    ・王配は3人必要なのだがクリスとカイルと…
    ・でも実質恋のお相手はカイルだけ。
    ・この話はざまぁ狙いでも恋愛話でもない
    ・ソフィアの過去を救い出す話でもある
    ・3人目の王配が未だ選考中で空席なので、魅了の魔力を使って3人目の王配となり国を支配しようとする頭の悪い王子たちが出てくるが、ソフィアたちは聡明なのできちんと撃退できる
    ・他にも頭が悪い子たちと学園生活を送る中で問題行動を起こされ、王女として厳粛に対応する
    ・最後は王女として国の繁栄をさせつつ、後継者問題にもきちんと向き合って隣国との外交問題までも王配たちや部下たちと正しく対応していく

    なので、メインがざまぁでも恋愛でもなくて…
    もちろんカイルやクリスたちとの姫さまとして恋愛問題は起きてきますが、実質そういう関係性になるのはカイルだけ。クリスは医学を学び、従者としてソフィアのそばで生涯支え続ける未来を選びます。
    カイルはただひとりの愛するひとに。
    ソフィアの過去の魔女として生きた人生を救い出しつつ、向き合っていく過程もあります。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    こういう肩の力の抜けるお話っていいよねぇ。

    原作があると書いてあったので読んできました。
    いや、どちらもサクッと読める良い作品。

    原作と違うのはストーカーと出くわすのが早い。
    そこはふたりがヒロインの家の前で退治して距離を縮めるタイミングとしては最適ですもんね。信頼をおいてもらえるには警察のお世話にならないと。

    警部補と看護師さんのお話の組み合わせ。
    ふたりとも同じ病院で会ったことがあったはずなのに、院外で会ったことはなく勤務中ではないオフな状態で飾ることなく犬猫談義できたのが良かったのかも。中に出てくる犬も猫もかわいかったですし。

    それにしてもこの人!逃がさない!!ってなったらスピードの早いこと早いこと。あっという間にヒロインは捕えられてしまったけど、めちゃくちゃ良い人材なので羨ましい。中身を知れば知るほど彼女に優しい、もちろん頼りがいがあって逞しい、いざという時にきちんと守ってくれる。猫に好かれる。そして、子どもにも好かれているし嫌いじゃない。
    ヒロインが彼が日本家屋の縁側で座ってて、そこに猫たちがじゃれていて、子どもたちを見守ってる。その背中の絵がめちゃくちゃ浮かぶのは納得。
    そしてそこにはヒロインもいるんだよね?って言われるのがまたステキ。羨ましいわ。

    さくっと出会ってから猛スピードで結婚を決めたふたりだけど、こういうものは縁とタイミングよね。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    あぁ、もっと無料分が欲しい…

    他社さんでもちょっとずつなら展開を覗くことができる作品ですが、この作家さんの作品は素敵なお話ばかりで、どれを読んだらいいか迷っちゃうわ。

    ヒロインのシャーリーは家族がクソッタレ。
    義妹に生命を狙われ、逃げ惑うところをヒーローのオリバーに救われたところで、気付かないうちに国を超えていたことを知る。故郷に戻されたところでまた生命を狙われてしまうことは必定で、かと言ってこのままこの国にいるためには手段が要る。
    そのため一年の契約結婚をオリバーと結ぶように王命が下り、オリバーの元に身を寄せることに。
    今まで大切にされてこなかったシャーリーが身なりを整え、衣食住がきっちり確保されて、侍女たちに磨かれていくうちに可愛く変わっていく。
    もちろんそんなシャーリーの存在は周りからは気になる存在となり、オリバーの周りにいる人たちにも伝わっていき、オリバーの知らないところで近づく弟を筆頭にシャーリーと接触していくことになり…

    という展開なんだけど、やっぱりオリバーも中身もイケメンなので実は狙っていた人たちもいたはず。オリバーの弟はシャーリーに興味本位で近付いてきたけれど、きっとそれだけではないでしょう。オリバーのシャーリーはの反応の速さと、その態度からシャーリーへの感情があることがわかったので。
    公爵騎士様のオリバーと異国から来たシャーリー。義妹とていつかシャーリーが生きていてオリバーといることにも気付くはず。その時どう守るのか…
    シャーリーとは契約結婚だったので、その月日が過ぎるうちにふたりの枷となるはず。どうオリバーがシャーリーを溺愛していくのか楽しみ。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    玉ねぎの妖精が好きです。

    あー、「尊い」ってこのふたりのことね!
    っていうピュアさ。キスといえば口内をくまなく…っていうものではなくて、玉ねぎ妖精からのキスに嫉妬したことを騎士様から聞いた姫から贈られた、純度100%のほっぺちゅー。
    これはキスとは書けない。ほっぺちゅー。

    妖精たちに頼まれた家を、妖精たちが見えて話ができる騎士様が妖精たちの欲しい家の話を聞いて、それに合わせて家具や家そのものを姫様が自ら作る。シルバニアファミリーのおうちみたいなのを。
    姫様は妖精を見ることはできるけど、会話があまり成立していないので、翻訳できる騎士様が話す。

    姫様と騎士様は今でももちろん幼く見えるけども、もっと幼い頃に出会っていて、姫様は一目惚れ。
    お互いに家族からの愛情をあまり受けずに育ち、姫様自らの意思で白に従者なしで生活している。騎士様は姫様からの好意を知った王命で城にお断りするつもりで訪れるが、あまりの幼さと純真さに哀しい思いをさせるわけにもいかず…
    そんなふたりがボロボロの城を修繕し、姫様と共に越冬するために現状確認を行い、協力しつつ様々な準備を始めるところで無料分は終了。

    今のところ嫌なヤツも不安要素もないようですが、ふたりきりで白で暮らし始めたことを人伝で聞いた男女が憤慨していたので、城での生活は賑やかなものになっていきそう。

    • 1
  6. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    あぁ、私のかわいいアリス。

    作者様を初めて知ったのはこの作品でした。
    絵が綺麗で細やかで、ストーリーも滑らかで澱みがなくて、余分もなくて指の先まで美しい。
    ララがヒロインなんですが、私にとってはアリスがヒロインでした。アリスこそがヒロイン。

    ララの言葉に尽くせない可愛らしさももちろんかわいいのですが、いつもあんなに強くて美しくて凛々しい領主様のアリステアが、ララの前ではただのかわいいアリスになってしまうところもかわいくて。泣きそうな顔になって、余裕なんてひとつもなくなってしまうほどにララだけが光で希望で。
    一度ならずとも二度までも石化してしまったララを見つけた時のアリステアの気持ちを考えると…
    そして、それが自分の魔力に当てられたことですぐに石化が解けた時の気持ちを重ねた時に、言葉にならない気持ちになりました。今も見つからない。
    石化から解けたとことを確かめたい。すぐに触れて触れて触れて。体温の温かさと、肌の柔らかさと、聞こえる心音と呼吸を確かめたい気持ち。
    本当に目の前にいるララが生きていることを。

    ラストの100話からは最初のララとアリステアとの出会いが世界を救っていたことを知って、ルーおじ様にはもう敵わないわ、と思ってしまった。
    時を重ねてももちろんイケオジなんだけど、若かりし頃のルトフェル様はさぞかしモテたでしょうね。かわいいアリスが嫉妬してたほどですもの。
    それでもふたりに幸せな結末が待っていたのは、ラストとしても相応しい未来。どんな目をしたどんな子が生まれてくるのでしょう。
    想像するだけで幸せな未来。
    素敵なお話を今回もありがとうございます。
    紙でも読みたいほど素敵でした。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    暗くならずに楽しく読めるところがいい。
    フレイヤも新しい生活で少しずつ元気を取り戻していくのもいいところ。今まで全否定されすぎた人生だったんだろうなぁ。
    いつも謝るばかりだったフレイヤにありがとうを言うことを覚えさせたのも好き。少しずつ少しずつ前向きになっていって、笑顔が増えていって。
    伯爵様はそんな変わりゆくフレイヤが可愛くて仕方ないんだろうな。シキたちに優しくされて大切にされて、花が開くようにいきいきと変わっていく。

    両親や婚約者が現れていくけど、もうちゃんと立ち向かう強さと大切な家族が増えたフレイヤにとって、もうどうでもいいのがまたいい。
    この先伯爵様のもとで愛でられていくわけだけど、それがいやらしくない、可愛らしいフレイヤで次が読みたくなる。

    • 1
  8. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    原作未完だけどめっちゃいいの!
    キャラが全員カッコいい。それでいてルチアーナが自分自身を卑下して認めてないから自覚ないけど、稀有な存在だと判ってきた。

    ルチアーナに美形全員惹かれて矢印向かうんだけどそれが嫌らしくないんだよね。納得しちゃう。
    魔法使いの力に突如目覚めるんだけど、それも自分自身を助けるために目覚めたのではないし、チートというわけでもなくて、ルチアーナの大切に思う仲間に生命の危険が及んだ時にそれを何とか回避するために生まれた産物。しかもルールめちゃくちゃ。自己犠牲でもなくて哀しい未来を変えたいだけ。
    なりふり構わないわけでもなくて、きちんと大切に自分のことも守って、変わっていく自分のそばにいてくれる人たちだからこそ相手のことも大切に守りたいというか。

    悪役令嬢だった周りが見えてない自分本位だったルチアーナを知っている人たちが、新生ルチアーナに関わっていくうちに彼女の本質をわかってくれて、彼女の中身が変わっていくのと同時に周りも変わっていく。

    そしてたまらなくルチアーナに惹かれていくのだけど、彼女が自分の中身に魅力があるとは思っていないので、周りの男性陣から惚れられまくっていることに全く気づいていない。それにおそらく血の繋がっていないイケメンで女性の扱いがスマートで、さらにルチアーナの生命の危険が迫る際に必ず駆けつけて傷ひとつつけさせない最強の兄がルチアーナの守護神としているから、それが例え王太子だとしても、周りから憧れまくられているイケメン公爵様たちも傍にいるけど、誰にも心を寄せていない。
    この兄を超える人は現れるのか?

    先見の明のある令嬢の未来を救い、自分の命の危機も顧みず国のため、自分を護るために失ってしまった兄の左腕を取り戻すために奮闘し、聖獣まで国と改めて契約し継承させる力を持っている魔法使い。この先に誰とどんな未来が待っているのか…

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    昊天 凛風

    ネタバレ レビューを表示する

    原作エブリスタで先に読んできちゃったけど、
    サクッと読めるサイズだからおすすめ。
    あれだけしかない中身をここまで伸ばせるんだからコミカライズって凄いなぁ。ページ数が二桁だったから、途中でコミカライズに伴ってもう閲覧できなくなってるのかと残念に思っていたら違ったわ。
    嬉しい誤算だった。

    作品名通り確かに昊天は暴君だけど、筋が通ってるのよ。凛風を傷つけたものは皇帝だろうが皇太后だろうが、もはや誰であっても赦さない。

    一番最初に寝所をあんなに簡単に侵入できるなんておかしいとあったけど、あれは招かれざる敵を引き入れるため。わざとガラ空きにしていたのだと。飛んで火に入る夏の虫で忍び込めた凛風が女だと知って、経緯もきちんと耳を傾けている。皇帝暗殺未遂なんだから、問答無用で切り捨てていてもおかしくないのに。それでいて凛風の話を戯言だとは思っていない。その上で側に置いた。
    お互いに利用価値のある人だから。

    そこから矢を射られ、毒を飲まされ、生命の危機をふたりでかろうじて乗り越えるうちに惹かれていくのは必至。皇太后の次の手が昊天に向いて、もはや生きてはいないと捜索を打ち切られてしまう。
    そして凛風が第二皇子の玩具にされそうになり、それならば死を選ぼうとしたところに現れるのは…

    この時の絵がすごく見たい。絶対カッコいい。
    絶対に凛風のことを離さない怒気を孕んでるはず。俺の妃を離せってなってる図が絶対見たい。
    なんだかんだ言いながら凛風のことに惚れ込んでて手放さない昊天さまがカッコいい。

    • 3
  10. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    イコさんいいわ。
    原作も勿論同じくらい素敵なんだけどアニメ化って文字読んでコレなら納得するわ、っていうストーリーの素晴らしさ。

    クノンはチートじゃない。むしろハンデ持ち。
    目が全く見えなかった彼は魔術で目を手に入れる。そこまでがまずすごい。そこまでのストーリーだけでも物凄く引き込まれる。掴みがデカい。

    無気力でいたクノンとの差がわかるだけに、その後女性と見る役だかずにはいられないのかお前は!となる口のうまさがまた面白い。目が見えないからこそ見えているものがまた違うのかきちんと女性だけを口説く。そして、いやらしさがまったくない。
    流れるように今日もクノンは口説いてるんだろうなと見えてしまうのがおかしい。

    水属性の魔法をこんなふうに使えたら良いな、と思えるくらい使いこなせてしまう努力家で勤勉で頭のキレがものすごくて、人誑しの天才でもある。
    彼のそばにいたら惹かれないではいられない。その類稀なる才能に。その才覚に。素晴らしさに。
    読めば読むほど手が止まらなくなっていく。沼。

    そして彼の周りにいる大人や先生や仲間や家族たちみんな個性豊かで色とりどりで素晴らしい。そりゃアニメ化されるわ。あのクノンの口説くのを誰がやるんだろう、ものすごくスマートに、かつ流れるようにデートやランチやカフェに誘うのを観たい。

    原作も読んでるけどコレも沼だな。
    頭のいい人が書いてるんだろうな。素敵すぎる。
    無料分だけでは勿体ないのでじっくり読みたい。

    • 0

設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています