5.0
原作がコミカライズとともにしっかりしてるので、そちらも読まれることをお勧めします。
・義妹がクソ。エヴァの手柄は全部自分のものにして婚約者までに誘惑して奪い取って国から追い出すか好きなように使い倒すつもりだったが、逃げられて聖霊の力を使えなくなった上に、クソ婚約者の祖母から聖女になるほど力を持っていないことを見抜かれる。そのためエヴァを連れ戻しにいくように王命が出た婚約者と向かい、返り討ちに遭う。
・婚約者の王太子もクソ。精霊を使える力を持っていないことと、妹の色気にやられて婚約破棄をしてエヴァに逃げられる。マルティを連れて隣国に行き連れ戻して使い倒すつもりでいたが、アランたちに返り討ちに遭う。国外追放となって帰国後ソルマン王に身体を乗っ取られて暴走する。
・アランたちは隣国の王子たち。エヴァを護るため身分を隠して彼女を守ってきたが、婚約破棄となり奴レイにされそうになったエヴァがひとりで国から離れようとするところを同行する。
アランは生まれ変わる前から今もエヴァが好き。
・エヴァは精霊女王の生まれ変わり。その力を独り占めしたいがために囲われるための婚約だったことをのちに知る。その力を知る王太子の祖母が連れ戻すために王太子たちを派遣するも上記の通り失敗。精霊女王のエヴァを失ったことから、精霊が枯渇していき、国として危機を迎える。
そしてソルマン王が王太子の体を乗っ取った上で、エヴァ、ひいては精霊女王を取り戻そうとして…
という展開。
義妹がエヴァを害した現行犯で捕まえた上で王太子共々国外追放とし、最低限の帰国準備のために牢に義妹を罪人として入れるまでの流れが一つ目のハイライト。この先は国同士、精霊女王としての過去、エヴァが過去を知る流れ、アランとの隠された関係などが怒涛のストーリーが待つのでお楽しみに。
これコミカライズまだ序盤なのよ。
ちゃんとその後のソルマン王へのざまぁ、王太子と義妹へのざまぁも待っているのでゆっくり読もう。どこまでコミカライズされるかわからないけど、そこまでやらないはずがないので。
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精霊魔法が使えない無能だと婚約破棄されたので、義妹の奴隷になるより追放を選びました