5.0
大人の寓話
謎の神様、「アンテン様」を巡るオムニバス。
捧げたものの(捧げる人にとっての)価値と願いが折り合えば願いを叶えてくれる、ただし願った本人が死亡すると願いは成果ごとチャラに…という設定。
何せ神様なので数百年前らしい話もちゃんとあって、時代劇としても見応えがあります。
人間性がモロに出るバッドエンドもあれば、追い詰められた人の「もしも願いが叶うなら」と熟考して煮詰めた願いのメリバorハピバもあり、区切りがつくまでどう転ぶかハラハラします。
アンテン様自身の過去は、終盤で明かされます。
読了後は自分なら、と考えずにはいられない作品です。
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アンテン様の腹の中