色は匂えどさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全135件
  1. 評価:4.000 4.0

    NEW
    タイトル+αのしっかりめロマンス

    マンガはこちらで無料分のみ、プラス某所で原作小説を読んだ感想です。

    婚約破棄された令嬢の云々、って今現在何作あるのでしょうね?
    この作品は、タイトルで読者が連想し期待する流れを踏襲しつつも、きっちりと作品世界を設計し、大仰な展開は抑えた、より「あり得そう」な令嬢ものです。

    絵に描いたような(実際マンガなんですが)淑女のマリアベル。王太子の婚約者が浮気してタイトル通り婚約破棄され、その後ザマァ劇がある、という大筋は他作品と一緒。
    この作品の良さは、貴族と王族の関係性や王族の責務、庶民と貴族の違いなど、設定と描写が繊細なところ。ロマンスだけじゃなく、政略結婚の肝でありながら二の次にされがちな「お家事情」が、もう一本の柱として物語を支えています。
    ご都合がどうしても入り、極端なドラマ性「だけ」で話が進みがちなジャンルで、少しでも段差をなだらかにと腐心する作者の誠意が伝わってきます。作画もクセがなく読みやすい。ウィングス世代には懐かしいんじゃないかな。

    内容について、原作小説よりこちらの方が先まであるようですが、読んだところまでは矛盾や迷走はありません。
    安心して読める良作です。

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  2. 評価:4.000 4.0

    NEW
    タイトルで損してるかも

    無料分のみの感想です。

    「異世界転生したら、悲劇的な死を迎える予定の奔放な聖女になってしまった。運命回避の為にキーマンを味方にする必要があり、生き続けるにも条件が出された」
    という概要は他作品とほぼ一緒。
    逆ハーレムものというお話の性質、プラスご都合もあるので、序盤を割り切って楽しめるかで好みが分かれそう。一途なヒロインが好きな方は、ついていけないでしょうね。
    男性陣がみなさん魅力的で、作画も綺麗。書き分けも個性もはっきりしているので、読み慣れた読者なら素直に夢が見られます。

    齟齬や矛盾は一読して目につくものはなく、キャラクターもシナリオも安定感がある。元の聖女の素行の謎も、物語の軸として設計されているようなので、星は4をつけました。
    単なるエロマンガみたいな邦題が少し残念。
    タイトル以上の良作だと思います。

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  3. 評価:5.000 5.0

    難アリイケメン彼女の溺愛

    別途で何話か読みました。

    タイトル以上に表紙が語っている作品です。
    凡人然とした社会人男性が、(気持ち治安悪めの)イケメン然とした女性と出会って始まるラブストーリー。
    このカバーが目に止まった方が期待する展開は、概ねあるんじゃないかな。

    主人公がだいぶ自分を卑下してますが、読んでいてイラッとくるほどではない。彼女が彼のどこを気に入ったか、ちゃんと伝わってきます。
    体格のいい彼女ならではのエピソードも自然で、読んでいて違和感なかったです。

    綺麗な絵でテンポ良く、毛色の変わったマンガを読みたい方にはいいと思います。
    試読で大体わかるので、気になる方はチェックしてみて下さい。

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  4. 評価:5.000 5.0

    たかが買い物、されど買い物

    無料分のみの感想です。

    夢のバッグを追いかけるヒロインのお話。
    「東京の一等地に店舗を構えるブランドショップに、看板商品がない状況が常態化している」なんて事があるの?と思ったらあるんですね。フェア絡みで消費者庁に叱られた某回転寿司屋さんを思うと泣けてきます。
    一応モチーフらしきブランドサイトを見たら、現状ではマンガにあるほど品薄ではないようで、ちょっと安心しました。ショルダーバッグが正規で買える!

    キラキラした憧れとお財布を握りしめながら、雑音に翻弄される等身大ヒロインの描写は大久保先生ならでは。笑いとリアリティのバランスが申し分ないです。かっぴー先生の熱くて塩辛いシナリオも緩急があり、読んでいてハラハラする。

    大金を注ぎ込む消費者心理の生々しさが見どころの作品。「希少」「違う商品でも憧れのブランド」などの情報に揺れながら、「本当に欲しいもの」を見据えて初心を貫くことができるか、というテーマは人生の万事に通じます。

    最終エピソードへの課金については、お財布と自分の心に相談して、然るべき時にと思っています。
    そういう作品ですもの、ちゃんと受け止めるのが礼儀ですよね。

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  5. 評価:5.000 5.0

    アニメ化おめでとうございます!

    別途アプリで本編読了後、書き下ろし番外編(こちらの単話にもあります)目当てで単行本購入しました。

    長く作者の代名詞を担った作品。
    完結後10年を経た今でも機会があれば読み返すファンがいて
    (過去某アプリで無料開放後、一部の巻がまさかの重版と仄聞しました)、
    今年夏クールでアニメ化。作者Xに、時折顔を出す主人公二人の功徳としてもですね…
    男性読者もいることといい、何とまあ幸せな作品でしょう。こんな少女マンガそうないです。

    主役二人の魅力とスリリングな関係性だけでなく、脇役たちの人間性や想いがしっかりある。展開の振り幅が広く、読んでいて飽きない。甘さはあっても単調さとは無縁なのが、長く愛される所以でしょう。

    多少は胸キュンが欲しい、でも濡れ場まではいらない。色恋だけだと飽きてしまうので人間ドラマとしても読めるくらいの内容があるといい。
    そんな読者に向く作品だと思います。

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  6. 評価:5.000 5.0

    既に完結した有名作品がずらり

    無料につけこみありがたく完読。
    試し読みパックと言っても、中身は福袋でなくオールスター寄り。充分楽しいです。

    マンガ好きの話題を攫ってメディア化を果たした「累」「1122」、濃いラインナップの中清涼剤のような「あせとせっけん」、構成の妙が光る「波よ聞いてくれ」…打率高めです。
    完結済みの作品も多いようなので、気になった作品は一気に読めますね。
    今更と言わず読む価値があります。

    女子の業、というタイトルがハマるものもハマらないものも。
    AIに売れるマンガを作って、と指示したら出力されるような上っ面だけの作品はなかったのがさすが。
    チェック済みの作品ばかりの方は、これを今自分が作るならどう構成しようかな、などと考えながら読んでも楽しいと思います。

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  7. 評価:5.000 5.0

    カウンター奥を覗けるスピンオフ

    無料分を拝読しました。

    酒と肴を愛する社会人女性目線の「ワカコ酒」。
    そこに登場する、数ある居酒屋の一店から客席を定点観測したお話。たまにワカコさんも登場し、お店から彼女がどう見えているかも表現されています。
    同じ時空として違和感ない、あっさりめの作画が親切。

    大元のワカコ酒でも季節は大きなテーマの一つでしたが、こちらではよりはっきりと作る側の思いが言葉になっています。お馴染みのひと品の、ちょっとしたコツとその意図が蘊蓄好きには嬉しい。
    ああ、こういうお店の仕込み分全て、お客さんの口に入るといいなあ…と思わずにはいられません。

    下戸の店主なので、お酒よりお料理に重点がある構成も、本家より好きという方がいるでしょうね。
    やや強面な主人公の実直さだけで、つまみになりそうな一作です。

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  8. 評価:5.000 5.0

    コスパも美味しいモノクロ版

    ワカコ酒モノクロ版、カラー版を読み比べた感想です。

    社会人女性ワカコさんがお気に入りの酒と肴を楽しむ、オムニバス作品。実写ドラマ、アニメ化もしてた気がする人気作です。
    こちらの版が元祖のようですね。カラー版と比べると、コマの重複や画質の粗さがたまに見受けられます。が…2話が1チャプターで見られるお得感、無料チャプターの多さ、有料チャプターのポイントなど、どこから見ても良心的。
    個人的には、先にこちらで読んで「ああ、このメニューに色がついたのをみたいなあ」と思った回をカラーでチェックする読み方をおすすめします。

    女性にお酒といえば、シャンパンに色鮮やかなデリメニュー、なんて先入観を持つ方もおられるかもしれませんがワカコさんは違います。おじさま方に混じって彼女が飲み食いするのは、ビールに焼酎各種に日本酒、おつまみは渋いあの品この品。
    日本酒に至っては、気分に合わせて温度指定を使い分ける(そのくせ銘柄指定はしない)黒帯呑助なヒロインにぐっときます。

    食欲が落ちる季節、「お腹が空いているのに、食べたいものがわからない…」と感じる方は多いはず。
    このマンガの目次を眺めて、目が止まる組み合わせを探すのも一興です。

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  9. 評価:5.000 5.0

    一話一話を楽しみたいならフルカラー

    ワカコ酒モノクロ版、カラー版を見比べた感想です。

    社会人女性が、お気に入りの酒と肴を楽しむ、言わずと知れたオムニバス。実写ドラマ化もしてたかな?夜景も映えもおしゃべりもなく、主人公が一人酒をマイペースで楽しむまったり感が癖になる作品です。
    カラー版は一品一品が本当に美味しそうで、コマが大きめで見やすいのがいい。
    女子会などのイレギュラーを除けば設定が変わらないので、気になる回だけつまみ食いする読み方でも充分楽しめる作品です。

    ざっくりした家族構成や職場の立ち位置は設定が垣間見えますが、より練ってあるのはどう見ても「酒飲み」としてのワカコさん。一体何種類あるんだ、と数えたくなるくらいのお酒&おつまみがどれもこれも美味しそう!ラインナップには誰もが知るあの味この味が並び、彼女の感性と気分でお酒が決まっている。ビールに焼酎に清酒にワイン、何でもいけるヒロインが頼もしい。

    美味しく味わったらいいところでさっと立つ、呑兵衛なりの振る舞いも快い作品です。

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  10. 評価:4.000 4.0

    ヒロインのキャラクターが光る作品

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    全話無料キャンペーンありがとうございます。楽しく拝読しました。

    侯爵家の令嬢でありながら、所謂下働きもこなす働き者テレーゼ。大公妃選びに召集されるも、実家の金銭的余裕を確保するため職を得ようと目論みます。

    何よりもキャラクターらが魅力的な作品です。
    明るく賢く前向きで、タフなヒロイン。
    立ち位置を守ってヒロインを支える侍従たち。
    思慮深くルックスも抜群な大公。
    視野が広く懐深い騎士。
    優しい家族、そしてヒロインと交流を深める女性たち。
    それぞれがはっきりと個性を持っていて、デザインの違和感がない。かつ幅が広く、キャラクターの見目が被らないのも読みやすい。動きの表現がキレイで見せ方が上手い。
    唯一ヒロインの母親がヒロインとほぼ一緒なのは気になりましたが、作画者とキャラクター原案の担当を分けた効果がよく現れていると思います。

    ストーリー展開が王道から外れる点に違和感を持った方が多いようですね。改めてあらすじと一巻表紙を見かえすと…確かに誤解を招くかも。
    読者の立場だとプロモーションの問題に見えてしまうのですが、、一番ビジュがいい大公を引っ込めるのは悪手だし、あらすじを下手に書くと即ネタバレ化するこのマンガをどうアピールするか?は考えただけで禿げそう!
    良かったんじゃないかなこれで(逃

    個人的には、展開より深掘りの物足りなさがありました。王家に予算が集まっている国で実家を建て直すなら、組織の枠でしか動けない公務員になるより、投資を引っ張るか需給や土壌を見直すか、政治家(が無理ならその妻)になるのが確実な気がします。ヒロインの行動力も、起業や政治家向きだと思うのですが…
    「ああ、この為の女官だったのか」と思わせてくれる展開が待たれます。

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