色は匂えどさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全122件
  1. 評価:5.000 5.0

    NEW
    第一部完結おめでとうございます!

    某所で連載追ってます。
    数冊は紙で単行本購入しました。

    累計1750万部超え、アニメ制作が5期+劇場版。押しも押されもせぬヒット作ながら評価が分かれる理由は、文豪の名前と作品タイトルだけもらってキャラクターを再構築しているからでしょう。
    近代文学を心底愛する方が読んだら、推し作品が2次創作で魔改造されているような嫌悪感があると思います。
    パロディ好きには癖になるんですけどね。

    再読に堪える凝ったシナリオ、奇抜で遊び心いっぱいの人物デザイン&台詞回し。主人公だけ王道を歩かせ、他は奇人変人で固めた配役のバランス。
    青年マンガというフィールドと相性抜群の要素がいくつもあって、予定調和に飽きた目には楽しい。
    「万人受けを捨てたらヒットした」の好例です。

    教科書で見た名前のキャラクターらが、代表作関連の異能で戦います。実像を知らずに読んで、興味を持った人物を掘り下げると楽しいかも。
    何せ登場人物が多いので、元ネタの方がキャラが濃い人も、関係性が逆転してる人間関係もあるよう。
    間違い探し感覚で読んでみるのも一興です。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    お部屋にこだわりある方は必見!

    別途で単行本購入、プラス連載追ってます。

    ふふ、来ましたか来ましたねこれが!
    リクエストに応じてもらえて嬉しいです。
    運営さまありがとうございます。

    あらすじにある通り、裕福とは言えない生活の中落命した女性が、異世界の令嬢「シェリー」として転生し、夢だった素敵なお部屋での生活を叶えるお話。作画の重心までも人物<<<調度なので、漫画くらい美男美女はマスト、という方には響かない作品かも。
    (あ、デザインはちゃんと書き分けされています)

    程よく健気で機知もある、部屋オタクのヒロインがかわいらしい。お話を転がす人間関係のバランス、エピソードの起伏も程よいです。時代や貴族社会についても設定がしっかりめで、安心して読める。何より調度類のバリエーションが広くて楽しい。夢があります。
    「宝くじに当たったら、旅行に行くより自室丸ごとFran◯francで揃えたい」「リカちゃん人形のおうちに自分が住んでみたい」「シルバニアファミリーのお家、ドールハウスなどを自室の目立つところに飾っている」…そんな向きにはぜひ読んで欲しいです。

    単行本だけポンと見るとお高い印象がありますが、一巻では片面1pで一区切りつくマンガ×約140p。
    某所の更新回数で言えば28回分プラス番外編と、数字以上の読み応えがある感じ。
    試読でピンときた方は、読んで後悔はないと思います。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    「好きな自分」を追う女の子たちの奮戦記

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    別途で追ってます。

    理想の自分を現実にする為、整形手術で顔を変え、ファッションもメイクもセルフケアも日々やり抜く希。
    素材は極上ながら、周囲の求める「王子様」像に殉じ、なりたい自分と求められる自分の狭間で苦しむルカ。
    この二人の女の子が大学で出会い、物語が始まります。

    テーマがルッキズムなのは謳われている通り。ただ、このお話は単なる美醜に留まりません。外見を通して「どうありたい」「どう生きたい」にも踏み込んで深掘りしているのが見どころ。
    プラス、基本的なメイクの配色や服のバランスの取り方など、実践テクも満載。
    「自分の何かを変えたい、でも何から手をつけたらわからない」「私は何が似合うんだろう、どうなりたいんだっけ?」と悩む女の子たちにはヒントをくれる一作ではないでしょうか。

    これを書いている時点では、試読が短くて、作品の魅力が伝わりづらいように思います。気になる方は、無料公開などの機会に、せめて一話読んでみて欲しいです。

    • 0
  4. 評価:4.000 4.0

    世代の違う女性7人の日常譚(ごはん付き)

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    別途電子単行本で1巻まで、こちらではその続きにあたる15話から17話を読んだ感想です。

    年齢も仕事も状況もバラバラの女性たちが住むシェアハウスのお話。週一の夕食を通して、ちょっとした悩み相談をしたり苦い思い出を整理したり。
    「できる限りで金曜夜に集まる」いいローカルルールですね、共同生活に相互理解は必須だもの。
    ごはんも美味しそうだし参考になります。

    落ち着き過ぎてて10代20代の読者にはどうかな、と思ったらレーベルがエレガンスイブでしたか。ドラマにもなったヒット作「凪のお暇」でお馴染みのところですね。
    脂っ気のない作風が読みやすい。大袈裟なヒキや、読者ウケ命の強引な展開に疲れた目にはひたすら優しいお話が続きます。ちゃんと作者が話の手綱を握った上で、人物が生きて動いてる。(当たり前のようですが最近はヒット作でも当たり前じゃない涙)

    ここから具体的なネタバレです。

    2話目の「無料で読んだ作品を貶すな」論、正直引っかかりました。
    んー、そこを突き詰めると「プラットフォームの仕様を課金しないと感想書けないようにするべき」
    論になって、各サイトの特色を減らすことにもなるし、
    価値観や好みや読解力は本当に読者それぞれだし、
    基本どこも通報機能はあるのにレビュー残ってるってことはそういう事では?
    と思ったところで「ああ、このキャラ達が毎日数時間読んでるマンガオタな訳ないんだった…」と自己解決。大して読まない常識人が、顔見知りが苦しんでるのを見た反応としては自然かも。
    引き込んでくれる作品です。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    料理できてもできなくても面白い!

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    無料分のみ、しかも途中までですが黙ってられないのでレビューします。

    誰しもが一度はする料理の失敗。
    見聞きしたところでは、
    「パスタの一人前がわからなくて量を茹で過ぎた」
    「3連の計量スプーンの一番小さいやつ=小さじだと思ってた」
    などありました。今思えば、茹でたパスタは冷蔵できるし塩分は後から足せるんですよね。
    (かく言う私もお砂糖と塩を間違えるというベタなやつを履修済み…)
    お料理って、他ではあまり使わない用語がたくさんで、他の家事に比べて経験値が出やすい。そして調理器具や材料など、前提を整えるだけでも結構大変なんですよね…もちろん後始末も…
    レシピと調理のギャップを、人間関係やレッテルの功罪を絡めて、安定感抜群なコメディに仕立ててあります。

    苦手なお料理に、果敢に向き合うすみれ先生。単に健気なだけでなく、素人の本音(悲鳴?)がしっかり言語化されてるのでカタルシスがある。更に、彼女の女性としての意地や向上心、「自分を変えたい!」という意気込みに元気をもらえます。
    ああ、隣に住んでたら、全部手取り足取り教えてあげるのに!
    そして独創性溢れる即興曲を聴かせてもらうのに!笑

    程度の差はあれ毎度面白いことになるので、
    同じく料理が苦手な読者には共感を、
    通った道を振り返る読者には笑いをくれるマンガです。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    滋味深い年の差婚姻譚

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    こちらでいう35話まで、別途電子単行本で読んだ感想です。

    地方の富農の末娘、田中花ちゃんと、東京の名家の訳あり長男で職業軍人、立花誉さんのお話。時代は明治大正の頃でしょうか。
    「日本の原風景」と枕詞がつくような農村と賑々しく栄える都市部の描写、
    のびのびすくすく育ったヒロインと厳格な家で教養を詰め込まれたヒーロー。
    二人それぞれが生まれ育ち暮らす世界の対比が明確でテンポも良い。目が飽きず、延々読んでしまいます。
    エピソードの見せ方も安定感があって、引っかかるところがない。描写の奥行きが深く、完全に大人の読解力前提で描いておられる。
    マンガのセンスや技量はもちろん、作品世界が作者の中にあるのをひしひしと感じます。一体どれだけ取材されたのかと思うと、少し気が遠くなりそう。

    軍人婿さんこと誉さんが、親の決めた結婚相手の花ちゃんに出会い、思いがけず安らぎを得る様がただただ胸熱。
    人生の醍醐味を真正面から捉えた作品です。

    横読みでは4コマの使い方が(所謂4コマ漫画と違うので)面白く、こちらの縦読みだと1コマが大きくて間の印象も変わります。
    お好みの媒体でお楽しみください。

    • 0
  7. 評価:3.000 3.0

    設定と話に齟齬がありませんか

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    無料分数話のみ読んだ感想です。

    うーーん、大事なピースがないまま、何故ないかの説明もなく話が進む感じですね。
    キレイな絵に甘え過ぎです。

    公爵家の令嬢で、家にふさわしくあれと育てられた(一人っ子らしき)ヒロインと成り上がり系の伯爵ヒーロー。ここまではなくもない…と言いたいところですが、、ざっくり下記疑問が浮かびます。

    ・モラハラ臭する父親はいるけど母親は?回想どころか「お母様がいれば可愛がってもらえたのかな」的な仮定もないのはどうして?

    ・兄弟姉妹がいない様子なのに、婿を取るのではなく嫁入り?お家大事と育てられたみたいなのに?

    ・100歩譲って父の愛人に叩き出された結婚として、侍女の一人もつかないの?

    ・父親や王族が、候補者を集めた時、夜の話を条件に組み込むことをしなかった理由は?

    ・公爵令嬢なら王族や上位貴族に、友達なり近親なり同性の頼れる人はいないの?

    ・自我がなさすぎなのは何故?優秀だったなら父親がダメでも家庭教師とかに褒められたりしなかった?

    ・彼側は軍略や交渉術、彼女側は社交術の教育を受けているでしょうに、自己開示も話し合いもすり合わせもしないの?

    これら「?」の理由が後から出てくる気配が皆無、というか作者側は気づいてもいない感じが辛い。正直、話を楽しめるところまで行ける気がしない…
    続きが無料公開されても、読むかはちょっとわからないです。

    • 11
  8. 評価:5.000 5.0

    それら全て、いつか過去と経験値に

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    序盤を読んでの感想です。

    関係性が微妙な好きな人と、だいぶ年下の幼馴染の間で揺れるヒロインのお話。
    二次元にありがちのようで、リアルでも全然あります。異性であれ物であれ、一人が好きな対象には他にも目をつける人が必ずいるのが世間なんですよね。

    横恋慕を承知で掠奪ムーブ(笑)をかます後輩。写真一枚で身を引いてしまうヒロイン。はっきり気持ちを伝えられずタイミングを逃した元?カレ。そこに全力でつけ込むイケメン幼馴染。みんなちょっとずつ恋に不器用で面白いです。
    絵が大丈夫なら楽しく読めそう。

    いい年して大事な局面で本音を出せない同士が長持ちする訳ない。気持ちはあっても相性が悪い典型なので、どちらかが変わらないと未来はない。
    始まりが強引過ぎる恋も同じで、後々対等な関係を築くのは難しい。どっちか、あるいは双方にしこりが残るもの。
    そういう色恋沙汰の妙を、わかって描いてくれている気がします。

    年下であることをちょいちょい逆手に取るヒロインの幼馴染、律くんがなかなかに戦略家で面白い。
    彼が9歳差を利用しながら猛追するのを楽しみに読ませてもらいます。

    • 4
  9. 評価:5.000 5.0

    唯一無二のダークファンタジー

    別途アプリで17巻相当、180話くらいまで読んだ感想です。

    愛嬌満点だけど地味めのヒロイン。
    描写もエピソードも細かい割に、肝心な情報は出てこない。
    何より、一巻表紙の真っ黒な少女は何者?

    背景の説明は最小限、初手から読者を「???」の坩堝に放り込み、じわじわと世界観に慣らしてから怒涛の展開という構成です。ディープな層に深く愛されたい、何となく読む読者は要らないと言わんばかり。
    ええ、不親切ですね読みにくいですね。
    胸が空くようなアクションはたまーーにしか出てこないし、悪の権化のようなラスボスは(いることはいますが)人格も容姿もチラ見せ。
    マンガを読むならスカッとしたい、という読者には不向きの作品です。
    縦読みならばなおのこと。

    でもね、
    親の顔より見た量産形ファンタジーやザマァ劇に、まだ脳味噌の本棚割いていいんですか?
    たまには本当に読めない展開に、心の底からハラハラドキドキしたくないですか?
    この国でも現代でもない、その作品にしかない世界に行ってみたいと思いませんか?

    少し言ってしまいました。はい、このマンガに電子レンジやインターネットは出てきません。代わりに少し不思議な存在がちらほら。
    竜やら魔法使いやら、お馴染みのあれこれにはほぼ無縁の作品です。本格ファンタジーなのに人間の理屈で回る世界であること、鼻のきく読者は早々に違和感を感じるはず。
    作者の想像力の限界?単にツメが甘い?
    いいえ、全て理由があるのです。

    従順な大人に育てる為に集められた、子どもたちとその主人たち。自分たちが何の為にそこにいるか、自らの未来を知った彼ら彼女らの行動が胸を打つ作品です。
    壮大な現代社会の風刺にも見えて、どこまでも深読みできる物語。短い読書の秋を費やす価値はあります。絵が大丈夫なら45話まで読んでいただきたい。世界観が見えてきます。
    ボリュームとコストのバランスも良心的かと。

    特に勇気が欲しい方は、ぜひとも赤いドレスの黒い少女、ケイト様を知ってください。
    124チャプターを超える頃には、貴方の何かしらが変わっているはずです。

    • 1
  10. 評価:4.000 4.0

    個性豊かなホテルがいっぱい。

    無料分のみ読みました。

    「いつかティファニーで朝食を」でも有名なマキヒロチ先生によるオムニバス作品。いろんなホテルにいろんな人が泊まります。地方の伝統あるホテルらが次々と輝きを失っている昨今、ホテル業界への最大限のエールとして読みました。
    素敵なホテルがたくさん出てきて、でも単なる紹介になってしまわず、読者が自分で良さを見つけられるよう、意図的に情報の余白を作っている。マンガを買って終わりではなく、読者が自発的に気になったホテルを調べ、宿泊して体験するところまで想定して描いているように思います。
    掲載誌が普通のコミック誌?なのは意外でした。
    大人の隠れ家、東京カレンダー他、情報誌の方が世界観が合う気がするので。

    テンプレ通りのキャラクターが出てこないのも作者ならでは。こだわりの為なら他は切り捨て、独善を承知していたりいなかったりしながら自分を貫く人物たちはかなり生々しい。みんな程度の差はあれ庶民で、晴れ模様ばかりではない人生の中、費用と時間を捻出しています。

    ホテルステイ=好きを堪能する時間を最優先させた人々の将来に、「シェアメイトとケンカ別れしてホームレスに」「怪我や病気をしたら入院費が払えなかった」「パートナーとの時間が取れず自然消滅」などなど、非日常を日常使いしたツケを払う展開があれば人間ドラマと言えるでしょうが…この作品の場合ノイズになるでしょうね。

    読者をただただ夢心地にしてくれるのではなく、現実のひと匙を入れてあるのが低評価の一因だとしたら少し残念。誠実なマンガだと思います。

    • 1

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