4.0
素敵なお話しでした
ラストまで読ませてもらいました。
ツッコミたい部分もありますが、綺麗な絵で、ラストも幸せいっぱいで良かったです。
ヒロインのユーフェミアは、婚約者の王太子を炎の聖女の妹に奪われ、婚約破棄されてしまう。
その代わりに、悪名名高い北部の領主ジークフリートへ嫁ぐことに。
クズ王太子パトリックから密偵の役割を任され、北部とジークフリートの情報を流す役目を負う。
出会いは最悪だったジークフリートですが、領民思いの素顔を知るうちに、ユーフェミアは惹かれていく。
このジークフリートですが、登場からこれほど読者の反感を買うヒーローもなかなかいないかと…。
偽者のユーフェミアだと勘違いしていた事もありますが、言葉使いも悪く、ユーフェミアに対する乱暴な言動にはイラつきます。子供の頃からずっと想い続けていた、ユーフェミアの偽者が許せないかったのでしょうね。
最後の方ではすっかりカカア天下になっていますけど。
ユーフェミアが、業火の聖女として覚醒していくうちに、パトリックの再接近、ジークフリートの冤罪、悪行がバレて牢に入れられた妹の復讐などの展開が続きます。
魔獣と契約した妹との戦いは、引き延ばした割には最後は呆気なく終わった感じがします。
あと、ユーフェミアの亡き父親が幽霊として、導いたり訴えかけたりしましたが、もう少し出番が欲しいかな。
解決して唐突に終わる作品も見られる中、ラストはその後の幸せな様子が描かれていて満足しました。
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捨てられ令嬢ですが、氷の貴公子に溺愛されています