げんないさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全41件
  1. 評価:5.000 5.0

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    短編ならではの良さを生かしたサクサク読める素敵な作品。
    この作品での悪者は皇帝の継母である皇太后と宰相の2人だけでしたが、あんなに可愛くて純粋な異母弟は実はこの2人の隠し子だったというのは驚きました。そして兄である皇帝を慕っているこの子が一番可哀そうに思えました。

    皇宮に入って酷い目に遭わされましたが、ヒロインは身内のいない孤独な女性だったので最後は2人の子供と皇帝の4人家族幸せな時を一緒に過ごせて、とても心が温かな気持ちになりました。

    • 0
  2. 評価:2.000 2.0

    一話分が短いなら、なおさら読者を惹きつけるだけの内容じゃないと最後まで読む気にはなれない。

    ヒロインの元婚約者と従妹に復讐してスカッとする話でもなく、フィルさんとの身分差の恋にも甘くて切ない感じもしなかった。
    何よりヒロインの兄はフィルさんが陛下の実弟だと知っているのに不敬極まりない態度に唖然としてしまう。
    設定も画力も少し稚拙なのが残念です。

    • 0
  3. 評価:3.000 3.0

    最初は古風な画風に惹かれて読み始めましたが、、、
    ストーリーや主人公二人の気持ちがまどろっこしくて疲れてきました。

    ハディウスは毒母との権力争いや平民のエミリアを毒母から守り手に入れるために、彼女には恨まれながらも熟考して行動しているのは理解出来ます。
    一方エミリアは幼くして彼と婚約させられてから自由を失ったものの、私は彼女の気が強く拗ねた態度が好きにはなれず高評価は付けられませんでした。

    一番理解しがたいのはエミリアはハディウスと婚約破棄して自由になりたいと思っているにも関わらず、酔った勢いで彼とキスしたり結婚もしてないのに体の関係をもったりで貞操観念の低い女性にしか思えませんでした。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

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    皇帝と芭陽は古の時代から繋がっていた神の子とその主であるものの、真実の揺るぎない愛で結ばれた二人。

    しかし、これが始まりの終わりになるのではと読み進めて二人の仲睦まじさを毎回確認しても不安が拭えず。
    そしてついに陛下の狂気が発症して芭陽が犠牲となって亡くなり……。
    芭陽の血を吸ったおかげで皇帝は正気に戻りましたが、芭陽が亡くなった事を知った時の皇帝の底なしの悲しみには読んでる側にも胸が詰まる思いがしました。

    芭陽は生前の母からもらった神珠を皇帝に渡していましたが、それを皇帝が飲み込み皇帝と芭陽は魂が繋がり生き返りましたが、それを飲み込んだ事によって相手と痛みも死も繋がってしまうとは素敵な夢の様なお話です。
    もしその様な神珠がこの世にあったとしても、自分にはそれを飲み込める程愛していた人はいなかったなと振り返ると寂しい限りです。

    皇帝は芭陽の出産の痛みも同じように感じて耐え、人生を終えるのもまた同時に。
    自分の来世の人生、こんな伴侶が見つかればと願ってしまいました。

    • 10
  5. 評価:5.000 5.0

    タイトルで期待はしていなかったのですが、素晴らしく感動する内容でした。
    クロエの壮絶人生には絶句しましたが、アッシュの過去が段々判明するにつれクロエの人生と同様に驚愕しました。
    意志もなく自分自身を失った人形状態のクロエをアッシュは優しく見守りながら彼女自身に考えさえ、意志を尊重して本来の明るく前向きな彼女に取り戻させる術は、宗教に洗脳された人を解く方法と似ていて作者の手腕に感服しました。
    そしてゆっくり一つずつ過去を振り返って考え、彼女を苦しめた人達に正当な方法で罪を償わせていくのもスカッとして気持ちが良かったです。

    • 0
  6. 評価:3.000 3.0

    アメリアがノアムに嫁いで魔法の世界になってから退屈に感じましたが、ブリュノの存在や復讐で義兄や義姉が壊れていく様は面白かった。
    ですが、本当の復讐相手はアメリアの実父の前国王では?息子にすでに殺されてはいますが。
    義兄のクレイグはアメリアを嫁がせる前に犯した残酷な王ですが、前国王を殺したのも、アメリアとノアムが結婚
    できたのもクレイグのおかげではあるので、最後は立派な人間に更生した姿に描いてほしかったです。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    転生、魔力、神聖力と言った話は好きではなかったけど、このストーリーは壮大で深みがあり引き込まれました。
    絵も素敵です。
    最後まで読まないと理解しにくい所はありますが、カロット病の正体や皇帝の不気味さ、なぜ皇帝は皇太子よりも大公を一番寵愛するのかが興味深かったです。
    アデルに想いを告げる事はなく彼女のために戦い、彼女の幸せが自分の幸せであるかのような硬派なジンが一番カッコ良くて好きでした。
    ヘクシオンとアデルは神聖力を手に入れた分、普通の人間界とは違う時間軸になってしまいますが、2人が一緒の時間軸で共に幸せならハッピーエンドです。

    • 0
  8. 評価:4.000 4.0

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    最初からエリシアとジルは結婚するんだろうなと想像出来るストーリーたけど温かみがあって面白かったです。
    最後、私生児で素行の悪いジルが王にまでなるのは無理やり感はありましたが父親になったのは嬉しく思えた。
    主人公2人の成長を見守る気分で読んでいましたが、絵があまり魅力的ではなかったのが残念です。
    ジルの歯が吸血鬼みたいでもう少しカッコ良く描いてほしかったです。

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  9. 評価:3.000 3.0

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    何度も死んでは同じ人間に転生するなら、タイトル「七転び八起き」にしたらいいのに。
    ルイモンドとルビアーナが結婚するまでのストーリーは面白かったですが、結婚後ルイモンドは立派な公爵夫になろうと
    色々手を出し始めてから、話が茶番で読むのがしんどくなってきた。
    ルイモンドは忠誠心の強い高貴な犬みたいで可愛いが、ルビアーナの足手まといになっていてカッコ悪い。
    今では彼女は自分の命よりも大切な存在ではあるが、元々彼女に近づいた動機は彼女と結婚すれば8度目の人生は殺されずにすむのではと考えたからなので、、、それなら彼女に片目を傷つけられてまでも愛してくれているフェルトバーク公爵の方が個人的に好きです。
    でもルビアーナはフェルトバーク公爵の気持ちに全く気付いてなくて、彼が不憫で可哀そうです。
    不意に落ちないのは、ルビアーナの妹カリーナはなぜあんなに姉に対して命令出来るのか、なぜ皇帝になれたのかが不思議です。

    • 2
  10. 評価:5.000 5.0

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    最初読んだときクラリスのバカっぽい顔が好きではなかったのですが、
    第二皇子のウィルバートの子供の姿があまりにも可愛すぎて虜になってしまいました。
    中身は凛として生意気な大人の皇子のままなので、そのギャップがたまらないです。
    ストーリーも展開がテンポ良くて、サクサクと飽きる事なく最後まで読めました。
    クラリスの顔も癒し系に思えてきて、呪いが解けたカッコいいウィルバート様とお似合いだと祝福の気持ちでしたが……
    ラストは両賛否あるかと思いますが無理やりくっつけるわけではない、ナチュラルで印象的な2人の姿で終わり清々しい気持ちになりました。

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