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主人公は明るく元気、素直!という女の子に好かれる感じの女の子とは違うタイプで、どちらかと言うと女の子に敵ができやすいタイプです。
読み手に嫌われちゃうかもしれない子を中心において創り上げてゆく、いくえみ先生は流石です。
皆あえて言わないけど、恋したらこんなものかも。ズルいなんて当たり前かも。これがリアルかもなと思わされました。
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8708位 ?
主人公は明るく元気、素直!という女の子に好かれる感じの女の子とは違うタイプで、どちらかと言うと女の子に敵ができやすいタイプです。
読み手に嫌われちゃうかもしれない子を中心において創り上げてゆく、いくえみ先生は流石です。
皆あえて言わないけど、恋したらこんなものかも。ズルいなんて当たり前かも。これがリアルかもなと思わされました。
いくえみ先生は怖かったり、醜いと見えるような感情も最後には救いが持てるように描かれているのが凄いです。
思春期の薄曇りのような心の中を見ているようでした。
家族みんな個性的で魅力的。
こんな騒がしいけど楽しい家族良いなぁ。と読みました。笑
兄妹3人にもしっかりストーリーがあって、1人1人細かく描かれています。ホロリとしたり、ほっこりしたり、あったかい家族の物語でした。
ちょっとぽっちゃりのぼんちゃんの頑張りを応援し。
恋愛初心者な勘違いや早とちりをするぼんちゃんに口出し。一緒に片想いしてる気分で読みました。
あえてハッキリ描写しない、セリフとして残さない。
読み手の私たちに想像させる余白をのこしつつ、この面白いお話を描けるいくえみ先生は本当に凄いです!
いくえみ作品は恋愛系を中心に読んでいましたが、今回は珍しいストーリーの切ないお話しでした。
心に残してしまうことができるだけ少なくなるように、もう少し丁寧に生きなくちゃいかないな。と改めて考えさせられました。
いくえみ先生は読んだ後いつも何か1つ心に残してくれる素敵な作家さんです。
学生時代、目立たなかった女の子が女優になり、人気者だった彼は地味なADになっての再会のお話し。
あの頃の本当の自分を知っててくれるだけで、どれほど救われたか、心がぎゅっとなりました。
こんな事で?と思われるかも知れないけど、どんなに小さな事でも頑張れるキッカケになるんだよなぁって思いました。
相変わらずの画力で女の子も可愛いのですが、男の子がかっこいい!
こんな事もあったなぁ、そうそう!だよねぇ。
なんて引き込まれて心の中で会話してしまうほど、学生の頃を思い出しました。
好きな小説作家さんと大好きな漫画家さんが…夢のような共演でした。
さすがいくえみ先生、小説の世界観を壊す事なくむしろよりリアルに創り上げておられます。
変わらずの画力で登場人物もさらに魅力的に感じます。小説読んだ方も新たな視点で楽しめると思います!
自分の事を忘れられてても、それでも生きていてくれるなら。生きているおばあちゃんに会いたい。
そんな主人公に胸が熱くなりました。
私の祖母もそうなりかけてるし、なっても私も会いに行くと思うから。
家族のこと、恋愛のこと、色んな事を考えるキッカケをくれる作品でした。
中学生ならではの子供でもない、だけど大人でもない狭い境界線の中でイライラ、モヤモヤ、その理由も説明できない。
そんな不安定で色々なことに過敏になっていた頃を思い出しました。
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