2.0
作者の知識不足感とガバガバ設定
時代背景関係なく、単純に奥手な和装&軍服男子フェチってだけの人なら楽しめるかも。
しっかりとした知識や設定の元に建てられたストーリーを好む読者には厳しいかもしれません。
まずコメにも多いけど、自分たちやお国の為に戦った軍人さんに対して人〇しと揶揄したり蔑む描写に違和感。
シンプルに戦争で戦った方々に失礼で不快な描写だと感じた。
そして墓石を家族1人1人立てなくちゃいけない的な描写を見た時に作者の知識レベルを悟った。
読み進めるほど、全くと言っていい程時代を感じさせる情景描写が無い。
ただ建物と服装が昔の物ってだけ。明治時代にそぐわない物もちょいちょい描かれていて設定のブレが目立つ。
かと言って、生贄や山神にまつわる神秘的な展開等は薄く、取ってつけたような盛り上げ要素な印象。
特にヒロインは令和臭が強く、所作もだけどその時代ならではの気品や奥ゆかしさ慎ましさが見受けられず
普通の現代漫画みたいな感情モロだしで非力な私だけど頑張ってますハート❤感。
生贄の割にあまりにもお目めきゅるきゅるさせて旦那見過ぎで変に色目使ってるように見えてしまう。
(内助の功とか一歩下がってとか知らないんだろうなぁ…)
旦那も旦那でいちいちデレてて、芯のある男らしさや寡黙さも無くただの恋愛経験ない情けない奥手男子。
和装した現代っ子のいちゃいちゃ見せられてるだけで内容が薄くつまらなかった。
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千鶴の夜明け~わたしに一途な旦那さま~