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見るのも辛いほどに痩せ衰えていたはずの遺体が元気だった頃の写真と変わらない程に整えられていて、思わずぽかんとしてしまった経験があります。
あの姿は納棺師さんの努力と技術の上に成り立っているものだったのですね。頭の下がる思いです。
実録ものなのもあり、激しい悲壮感の漂うお別れの場面や状態の良くない遺体との出会いも当然訪れますが、デフォルメが強い絵柄のおかげで目を背けずに読み進められました。
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新米納棺師しおりの最後のはじめまして