セルフ・ネグレクト~ゴミ屋敷、ホームレス、ひきこもり
 
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あらすじ
孤独死、ホームレス、引きこもり…現代の闇と絶望はどこまで続くのか?心に傷を抱え、生きづらさ、不安を感じているのは、あなただけではない──現実から逃避し虚飾の世界に溺れた女の末路を描いた「ゴミ屋敷の女」、理想の夫、幸せな家庭を望んだ妻が浪費の果て、借金地獄に陥る「ホームレス主婦」、人生に挫折し世間を断絶した結果、親にパラサイトし続けた娘の悲劇「ひきこもりを30年続けた女」、社会から脱落転落した女たちの壮絶なヒューマンドラマ!!
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みんなのレビュー
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          5.0 美緒17歳。優香15歳。祥吾13歳。ひきこもり全部読みました。ホームレスも全部読みましたが、ひきこもりが強烈過ぎて内容忘れました。皆さんのレビュー通りです。 
 
 
 想像通りの結末です。主人公の美緒は第一志望の高校に落ち、妹の優香が美緒の行きたかった高校に合格したくらいから段々と内向的になります。
 
 美緒17歳。優香15歳。祥吾13歳。最後に撮ったと思われる家族写真です。
 
 高卒からひきこもり。30年も。
 
 その間に妹優香も弟祥吾も独立して、両親は亡くなりました。母が亡くなるのはラスト。その後、実家を売却され妹と弟に面倒見れませんと言われ、荷物と共にアパートに追い払らわれ一人困って話しは終わります。
 
 
 1990年 ひきこもり3年目
 美緒20歳
 優香17歳
 祥吾15歳
 
 という具合に随時テロップが出ます。
 
 時は流れ優香と祥吾は成人して親になっていきますが、美緒は全くかわりませんでした。
 
 22歳でパソコンを買ってもらい、
 
 30歳で包丁を投げましたか。
 
 随時出るテロップがこの話に凄く合う。
 
 
 あらすじはここまで。ここから私の感想です。
 
 ひきこもりは家族だけじゃやはりどうにもならないですね。ひきこもりが身近におる人は分かると思う。
 美緒もそうでしたが、家族にはキレるでしょ。美緒は包丁の件から妹と弟とは疎遠になりました。
 
 かといって、行政や医療が頼りになるか?
 
 医療は無理に連れて行かないといけない。行政は?、行政支援は本当に必要ですが、でもそれだけで自立まではとてもとても長い道のりで、
 
 結局、本人が自覚しないとどうしようもない。でもそれ言うだけでは救いがない。
 
 1年連続でひきこもりしてたら美緒に近い状態になります。
 お金や職歴はいいんですよ。他人とのコミュニケーション力が落ちる。私はそれが怖い。怖くて何もしなくなる。
 
 面接不採用にも慣れなくてはいけない。仕事慣れるにも1年はかかります。
 
 、、、それでもやっぱり働こう。
 
 馬鹿にされてもいいじゃない。働いてるアナタは立派よ。
 
 私の感覚で恐縮ですが、どんな変人でも
 10人に少なくても1人多くて4人は感覚が一緒の人がいるから。価値観でなくて感覚。
 
 職場だから感覚が合えばいいんですよ。
 
 1年続いたら、職場で変人でも立ち位置あるから
 
 もう立派な社会人。
 
 外は楽しいですよ。by あすか時代- 
                  
    
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          4.0 依存と現実逃避の成れの果ての姿セルフネグレクトとはなんぞや? 
 
 自傷行為か?
 
 と思って読み進むと、3話とも角度は違いますけど、全ての主人公において共通して言えるのは依存と現実逃避です。
 
 女が一人で生きていくのは当たり前ですが大変です。でも、家族が居たり、シングルマザーの人たちに比べたら何にも大変な事はないんです。
 
 ある程度は自分の意思でなるようになるんですから。
 
 ですが、この人たちの奥念は、精神の病です。他人と関わることができなくなり、自分の殻に閉じこもってしまった。
 
 どこかで自分と向き合い、打開策を見出さなくてはならなかった。
 
 弱い人間、病気の人間でも、生きて行くことができるのは、日本だからです。
 ですが、助けてと声をあげられる事が出来なかった人は、結果的にこんな風になってしまうんだよ、と、自分も自戒して生きていかなくちゃな、と考えました。
 
 人の不幸は蜜の味、的な話のマンガよりも、重い題材です。by chiku-rin- 
                  
    
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          3.0 引きこもり…他人事とは思えない広告を見て、引きこもりの漫画だけ購入しました。 
 
 私も一歩間違っていたら美緒のようになっていたかもしれない。
 面倒を見てくれる親も引きこもりを許す環境もなかったから、無理やり社会に出て働いていたけれど…。
 もし10代後半から引きこもることが出来ていたら、美緒のように「何も生み出さないバケモノ」になっていたかもしれない。
 
 引きこもりは本人だけでなく、それを許す家庭にも問題があると思う。
 この漫画のような共依存もあるし、家庭内暴力に怯えて奴/隷になっているケースもあるだろう。
 社会に適応できない人間は、どうするのが正解?
 一生他人と関わらせず閉じ込めておく→面倒を見る人がいなくなったら?
 無理やり社会に放り出す→人生が上手くいかない鬱憤を社会に向けて爆発させたら?
 難しい…。by 匿名希望- 
                  
    
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          3.0 社会人ですが、自分を奮い立たせるために引きこもりの話だけ読みました。 
 仕事でストレスがたまって、辞めてしまいたいと思うときも何回もありますが、もし、仕事を辞めてしまったら、美緒のようになるのではないか。
 働くということは失敗して怒られたり、反対に自分は悪くないのに嫌な思いをしたり、本当に精神的にも肉体的にも大変だけれども、だからこそ、やりがいがあるし、プライベートの時間も充実できる。
 美緒は仕事もしなければ、母親に甘えてばかり。母親が美緒の体を思って煮物を作ってあげたのに、「いらない」と母親の優しさにも気づかず、わがままを言う始末。
 今の私は恋人がおらず、仕事もストレスがたまって、なんとなく物足りない毎日を送ってるような気がしていましたが、この漫画を読み、「とりあえず一生懸命頑張って働いて、家族にも優しくしよう。辛くても、引きこもりにだけはなりたくない」と思いました。by 匿名希望- 
                  
    
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          4.0 現実逃避型のジャニーズヲタクゴミ屋敷を読んで、いくつか共通する部分があったのでリアルだなと思いました。私は学生時代に何度か男子にキモいと言われ自身喪失し、長い間、男性恐怖症になりました。でも、敬意を持って接してくれる心根の優しい男の子の隣の席になり、こういう内面が魅力的な人もいるんだなと男性観が変わりました。葉子もイケメンに固執せず、爽やかで人間味あふれる優しい人を探したり、出会えていたら人生変わっていたのかな...多感な学生時代に女性として自信がなくなる経験は、後々人生に大きな影響を与えます。アイドルを追っかけて現実逃避に走ってしまう気持ちも分かります。私も中2から21までジャニーズヲタクでした...今も恋愛に対しては自信がなく、追っかけはしていませんがジャニーズで癒されて、恋愛したいと思わないのでこじらせています。何がどこで人生変わってくるか分からないので、現実としっかり向き合い人生改革をしたいと思えた作品でした。 by rindow- 
                  
    
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